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旅のはじめ、那覇

台風の影響受け、計画狂う。けど、竹富島は素晴らしかった!
ジャングル・クルーズ?西表島
さいこうな宿、「アジアン」
八重山に残る美しい島、波照間島
那覇へ戻る

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旅のはじめ、那覇

もう10月も後半だというのに台風23号が来ると言う。その時はちょうど大阪から那覇へ飛ぶ予定の日だった。半ば諦めた気持ちで伊丹空港へ向かった。案の定、沖縄行きの便は全便欠航とのこと。泣き泣き大阪市内へ戻り、その日一日はタコ焼き屋巡りをしたり、映画を観たり(モーターサイクル・ダイアリー)して過ごす。

翌日、台風は九州・四国を上陸中で関西はまだ静か。予約していた便は問題なく那覇空港へと向かった。これでようやく沖縄の旅のスタートを迎えられた。
機内では台風の揺れのため、飛行中はずっとシートベルトを着用とのこと。私は離陸した途端、寝てしまったので詳細は分からないけど大した揺れはなかったらしい。那覇空港に近づくにつれ、だんだん熱帯の暑い陽射しが出迎えてくれた。天気予報では雨だったけど、快晴!風がまだ強かったけど、暑さをしのいでくれるのでちょうど良い。

午後はバスでゴザへ向かった。
着いた時間が6時と中途半端なせいか、店のシャッターの大部分が閉められている。とは思ってみたものの、この寂れた雰囲気。終ったお店も多いけどつぶれてる店も多い。街全体は大きいけど、ビルの大半はボロでほんと、終ってる感じ。あるのはコ洒落たバーやHipHop系の服屋、スナックやパブ、ミリタニーグッズ屋さん。雑貨屋は特におもしろくて、忍者の服や日本刀を売ってたりする。服屋のマネキンもこれは一体いつの時代?昭和初期?と思うようなデザインのものばかり。
歩いている人はほぼアメリカ人。日本人はあまり歩いておらず、なんかちょっと治安の悪い感じ。日本なのに”何語で話せばいいんだろ・・・”と悩んでしまう。日本の中のアメリカと言うべきなんだろうけど、それに+@東南アジアの雰囲気、インド人のセンス、いろんな要素をごちゃ混ぜにした街。そして全く沖縄の雰囲気はゼロ・・・。それがゴザ。

「ミッキー」という食堂に入った。ここもオンボロな店。名前の通り、古ぼけたミッキーが壁に貼り付けられている。この店に入ったのは挑戦でもあった。アメリカンサイズでバカでかいのに500〜700円とかなり安い。客もほとんどアメリカ人。でも一番の理由はメニューに「おかず」というものがあったから!実際それは豚と野菜の炒めもののようなものだったんだけど、”おかず”って大胆すぎる!!結局私はタコライスを頼んだけど、食べきれず終った。でもなかなか美味しい!
量や味は別としても味のある、おもしろいお店だった。

 世界遺産

 万座毛

 世界遺産 *オススメ

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台風の影響受け、計画狂う。けど、竹富島は素晴らしかった!

最初の計画は那覇〜石垣〜竹富島日帰り〜石垣〜那覇の予定だった。
急遽、竹富島に一泊することになった。と言うのも、那覇から石垣に週一便しかない船に乗ろうとしていたところ、台風24号のため欠航になってしまい、石垣まで飛行機で一気に飛んでしまったので一日目の宿がなくなってしまったから。
飛行機で石垣島へ。石垣とはもっと自然が広大に広がっているのを想像していたのに、残念ながら結構な都会!2人でなんか残念だね・・・、なんて話しながら。

それに引き換え、竹富島は雰囲気がもう全然違かった。
竹富に着いた途端、な〜んにもない風景が広がった。沖縄について詳しいわけではないけど”あ〜これが元来の沖縄だ〜”と思えるような街。そこには昔変わらずの集落があり、赤と白の瓦屋根、当たり前のように家を守るシーサーが構え、立派な石垣と門構え。そして白い路地、のほほんと歩く牛。まるで時間が止まっているような島だった。
”星の砂ビーチ”へ行った。けど探しても探しても見つからず。けれども本当に真っ白な砂や珊瑚に感動。(それからも八重山のビーチは見たけど、ここが一番白かった。)

先月、竹富に訪れた友人に”夕方が良い、是非日帰りでなく一泊してみて”と言われていた。
結局一泊したのだけど、本当その通りだった。昼は昼で良いのだが、観光客の大部分は日帰りで帰ってしまうので、夕方以降はひっそりとして、厳粛な雰囲気が漂う。
夕日も綺麗だし、普通に蛍をたくさん見た。本当に時間が止まるのは夕方以降かもしれない。

*西桟橋:夕日がきれいなビーチ。ここを行く途中に蛍を見た。
*食材:スーパーはないけど商店で野菜を買える。できれば石垣で買出ししておくと便利かも。


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++ドミトリー++
ドミトリーは「ジュテーム」に泊まった。竹富にあるドミはここのみ。
談話室は開放的な雰囲気でハンモックに揺られるのも良し、マンガを読むのも良し(ドミの中では一番本の量が多かった)。竹富の雰囲気にふさわしく、のんびりまったり過ごせる宿。特に長居をしたらとっても良い宿と思う。
1泊1人1800円。長期割引あり。女子ドミあり。自炊可能。
余談だが、竹富に宿を作るには島に住民票がないとできないらしい。安宿もなかなか増えることはないだろう。

ジャングル・クルーズ?西表島

着いた途端、曇った空、軽く濁った海、強い風。台風24号が近づいていたせいで残念ながら印象はこうだった。
石垣からのフェリーは上原港に行く便は欠航。大原港への便に乗り、大原からはフェリー会社が出すバスに乗り上原港に向かった。(上原港は南部、大原港は北部にある。両方とも小さな街でどちらも同じくらいレベル。人から聞いた情報で西部が良いと聞いていたので北部の上原港に向かった。島の西南部は道路がないのだ。)

ドミトリーは島に2軒。1軒は大原港、2軒目は上原港に近い。それで必然的に「自然学校」というドミに決まり。この宿はカヌー教室をメインにやっていてドミはその生徒用に作られた小さな宿。残念ながら談話室がなく、タバコも禁煙、消灯も11時。しかも次の日から台風がやってくるとのことで気分はちょっと落ち込み気味だった。3日くらい西表にいる予定だったけど、このドミに閉じ込められるのは正直つらいな〜と思ってた。けどスーパーが目の前、隣にあるレストランではビールが宿泊客専門の値段(発泡酒を150円)で飲ませてもらえてラッキー、同室の女の子と普通に仲良くなれてきたりしてそんな気分も吹き飛んできた。

翌日は早起きをし、まずは星の砂ビーチを目指す。噂ではこのビーチの砂は先日行った竹富の星の砂ビーチにばら撒いていると言う。その通りこのビーチには探せばたくさんの星型の砂を見つけられたけど、竹富では全く見つけられなかった。(星の砂とはある種の貝の死骸で、それが星に近い形をしている)。本当にきれいな星型をしていてなんだかロマンチックな気分になったり(笑)。

それから2人で歩きに歩き、気が付いたら島の1割は歩いてた。目的地は滝を見る遊覧船。ちょうど辿り着いた時に遊覧船の出発だった。コースは1時間でまわるコース、その後徒歩で滝を見る3時間コースがあり、その場で急遽、1時間コースに決めて船に乗り込む。その遊覧船は西表の印象がぐっと上がるような楽しいものだった。マングローブ林を両脇に見、西表の雄大なジャングルの風情を味わえる。そこにしかない植物があったりと見ごたえがあった。
翌日から台風が来るし、このクルーズで西表はふたりとも満喫できたので早くも「そろそろ帰ろうか?台風時は石垣とか都会に居た方が安心だし楽しいよね。」と意見は一致し、その日の最終便で石垣に戻ることに。
西表の天気はあいにく悪かったけど、西表独特の自然も見たし、ある程度歩いて雰囲気は味わえた。また来るかどうかと言ったら?クエスチョンマークだけど、ま、楽しめたかな。

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++ドミトリー++
ドミトリーは「自然学校」に泊まった。共通経営でカヌー学校、喫茶レストランを持つ。ベッドは6つとやや狭めで談話室がない。
1泊1人1800円。長期割引あり。自炊はできないがポットのみある。

さいこうな宿、「アジアン」

最初は事前に予約していた「コスタ・デル・ソル」という宿に行ってみた。あいにく男性用ベッドの空きがなく、またスーパーが近くにない不便な場所だったのでそこはやめた。それから宿探しをしたが、前に通りかかった宿が気になり、そこへ行ってみた。外見はレゲエカラーで名の通りアジア的な雰囲気。部屋を見せてもらい、即決定。綺麗だし、洗濯機などの追加料金も全くない。お茶やコーヒー、ミネラルウォーターは飲み放題、しかも電化製品が充実しており大画面のテレビ(音声はステレオ)、DVD、空気清浄機が各部屋に揃っている。また便利な立地で大きい商店街を抜けたところにあり、台風が来ても何も困ることもない。食材を買う市場もあり、本屋やお土産屋、ネットのできる図書館もありかなり充実している。そんな感じで居心地が良さそうだな〜と思っていたら、それ以上のことが起きた。

宿に泊まっている方はいつもと違って話しやすい。(沖縄全体若い旅行者が多い)ご飯を作って食べたり、軽く飲んだりしていたりしていると、宿のオーナーが泡盛の一升瓶をでん!と持ってきたのだ。そこから名物「お通り」の始まり!お通りとは地域、年齢によってルールが変わるが、基本は泡盛をみんなで回し飲みすること。オーナーは宮古島の出身。宮古島は八重山地方の中でも最もお通りが多く、ルールも厳しいらしい。かと言って特別キツイ訳ではなく、7:3で割った泡盛を自己紹介やトークをしたあとに一気飲みしていくという、軽い社交の場。さすがに安宿に泊まっている長期滞在者は理由があり、退職してここまで訪れた人、もしくは休みを利用した大学院生など。出身地もみんなそれぞれだけど、オーナーの持ってきてくれた泡盛のお陰と、宿の良さ、人の良さの嬉しさがありお酒は進みに進み、オーナー夫婦が帰ったあとも宴会は続き、気が付けば4時!翌日は案の定みんなダラダラ。それの延長で夜もまた宴会で2時まで続いた。この日はオーナーの長男とその婚約者も加わり八重山の情報や裏情報を聞いたり楽しんだ。3日目はさすがに・・・と思っていたらこれまた宴会。実は私の誕生日前夜だったのだけど、翌日はこの宿を出て波照間島へ行く予定だったので、オーナーの奥さん(店長)が気を遣って下さってケーキを買ってきてくれた!とても意外な展開だったのですごく嬉しかった。店長はこの前の日は泡盛も少ししか飲めなかったのに、この日だけはビールを一気していて、何だかとても温かい気持ちになった。この夫婦は本当に親切で、まるで家族の一員のように気を遣ってくださり、楽しい時間を作ってくれた。サービス面でもピカ一だけど、その心あったまる経営方針に心打たれ、また石垣に来るときは必ずこの宿に!と決心したのだった。

「素泊まりの宿 アジアン」
石垣港から10分ほど。2004年秋OPEN。
ドミ1500円。長期割引あり、女子ドミあり。
サービス充実、立地条件良し、清潔。

 石垣島の北部

 鍾乳洞

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+石垣ドライブ+
 レンタカーは「一番星」が安い。業務はかなりいい加減な感じだけど安さは一番!12時間は3150円、24時間は3650円。
 楽しかった名所は中部にある鍾乳洞。"石垣島鍾乳洞"に比べ、人も少なくしっとりした厳粛な雰囲気がある。中には何百年も前の遺骨を入れるお墓や実際使われていた壷が展示されている。また、鍾乳洞にしては珍しく、洞窟が海につながっている。
 北部は観光客以外人が来なそうな静かな場所だけど、海を見渡せる展望台が何箇所かある。北部の海はさすが美しい!

八重山に残る美しい島、波照間島

西表も竹富も1泊とハードな旅だったので離島はもう行く予定ではなかったけど、この日は私の誕生日とあって、私のわがままを聞いてもらうことになった。来る前はキャンプをしたかったのだけど、こちらもあいにく台風の影響で泣く泣く断念。でもそれより行きたい島があった。それが波照間島。

石垣島からフェリーで1時間。アジアンのスタッフの話のよるとこの海路は外海に出るため、かなりの揺れがあるとのこと。覚悟を決め乗り込んだが、台風の影響はほとんどなくなっていたものの、ずっと続く揺れと波照間島に近づくにつれ激しく揺れる船体。目を閉じて気を休めていないと気持ち悪くなること間違いなし。でもあとから聞いた話によると、波照間島はまだ1時間だから大丈夫だけど、4時間掛かる与那国島(最西端の島)はほんと、つらいらしい。ほとんでゲロ船状態。確かに4時間はつらい〜!

波照間島は日本最南端の島。ここは本当にな〜んにもない島。一部集落になっているけど、それ以外はさとうきび畑と肥えない畑のみ。だけど、海は本当に美しい!八重山の何箇所か見たけど、その中でも最高なきれいさだった!唯一海に入ったのがこの島の"西原ビーチ"。ちょっと見るだけど色とりどりの魚やヒトデを見つけることができる。ダイビングにはもってこいのビーチだ。港の海は石垣の港もエメラルドな色をしていたが、ここは熱帯魚さえ見ることができる!本当に汚れていない、隠された島という気さえする。

集落は竹富島ほどではないけど、昔ながらの家並を見ることができる。石垣は竹富島にあるようなきっちりしたものではなく、ただただ石を積み重ねたようなもの。家もそれぞれ白と赤の煉瓦と家を守り続けるシーサーの姿。地元の人はどちらかというと老人が多いかもしれない。会うのは農家のおじいさんやおばあさんばかり。

名所はやっぱり最南端の碑。険しい絶壁と青い青い海。
ああ、私たちもこれから日本を離れ、世界を旅立つんだ〜って感慨に浸りながら・・・。

食材:「西浜荘」以外は民宿でほとんどが食事を出しているので、探すのはちょっと大変かもしれない。
移動:歩こうと思えば最南端まで行くことができたけど、宿などでレンタサイクルをすると便利かも。

 波照間の石垣

 見よ!この青さ

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++安宿++
泊まったのは「西浜荘」。港から1分という便利な立地。ドミではないけど、相部屋か個室で2000円と島の中で一番安い。
宿はオーナー自ら作っていて現在増築中。普通に清潔で過ごしやすい。夜は月の影と南十字星、蛍の光に和める。
自炊可能、米とヘチマが食べ放題!談話室あり。

那覇へ戻る

そして石垣に戻ってきた。
石垣から那覇まで船で帰ることになっていたが、この船というのは鹿児島〜那覇〜石垣〜台湾の長距離を約1週間かけて移動していくので、何日か前にあった台風での欠航があとあとまで響く。那覇までのその船は夜の7時に出発の予定だったけど、そんな理由で夜12時過ぎに大幅に遅れ出発とのこと。宿がない私たちは港近くのモスバーガーで時間を潰していたけどそれにも飽き、お土産を渡す用事で「アジアン」へ戻ることに。

オーナーはあたたかく迎えてくれた。泊まってもいない私たちにビールの差出。しかも宿泊客がいる談話室に乱入?させてもらい、みんなで飲むことになった。ほんと有難や・・・;;4回目の飲みの席となってしまった。ほんと、すみません中曽根さん!感謝してます!それに加え、港まで送ってもらっちゃいました。

出航は12時の予定だったけど、みごとにそれは延びた。なんと朝方という!ロビーで待ち、船中で待ち、待ちに待ちようやく朝の4時に出航した。それまで私はビールやらを飲んでいたが、出航するまでにはベッドに横になってすやすや入りそうだった、が、船が動き出した途端「う・・・。気持ち悪。何?この揺れは」 何度か離島に行くのに高速船に乗ったけど、この揺れは本当にきつかった。ゆるい揺れと中くらいの揺れが交互に永遠に続くのだ。私はすやすやどころでなく、1人しりとりをしても眠れなく、4、5時間悪魔と戦ったのだった。それに比べ、タカは元気で何よりだが・・・。
那覇までは13時間!那覇港が見える頃に目を覚まし、ご飯をようやく口にした。大型船のこの長い旅・・・。私はこれから続く海外の旅に不安を感じた。が、タカいわく「船は乗ることは乗るけど、乗らないで済む移動方法はいくらでもあるから」とのことだった。ちょっと一安心ではあるけど、船には慣れたいもんである。

那覇はとっても都会に感じた。
お土産屋と若いエネルギー。2人してまとめて八重山に戻りたくなってしまった。
けどま、次回は那覇は飛ばすってコトで今回は大人しく夜の街や首里城のお祭りを見に行くことになった。

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++ドミトリー++

ドミトリーは「シェル・ハウス」に泊まった。那覇メインの国際通りからすぐ近く、スーパーもバス停も近い。長期滞在者が多く人気がある宿。
1泊1人1500円。長期割引あり。女子ドミあり。自炊可能。米計り売りあり。

香港へ