![]() |
旅の日記*一覧 > 旅の日記*地図 |
| 【南極では・・・】 南極半島と付近の島々を巡った。南極クルーズに参加。上陸時以外は全て自由時間。船内でものんびり。 【感じること】 南極は広い。北極圏はヨーロッパなどで簡単に訪れられるが、南極は人の住む世界から遠い。 【お気に入り】 ルーメア海峡付近の流氷群は、晴れていたこともあり、薄い青色が幻想的だった。 【お勧めは〜】 南極クルーズは高いが、満足感を得られるかもしれない。 |
|
![]() 【南極について】 南極と言うと一般には、南極大陸を指すのだろう。 南極大陸は、南極点を中心におよそ南緯66度30分以南の南極圏内に広がる大陸である。ほぼ円形をなしているが、南極半島のみが南アメリカ大陸にむかって長くのびている。 夏季の総面積は1400万km2で、冬には2倍の大きさになるが、これは周辺に巨大な海氷が広がるためである。 南極大陸の境界は海岸線ではなく、南緯約48度と60度の間にある南極収束線をもって境界される。 クルーズで訪れるのは、南極大陸とその周辺の南極海である。南氷洋とも呼ばれるが、地球上でもっとも暴風の多いところで、寒さもきびしい。大陸から押し出され、流された棚氷や、それがくだけた無数の氷山が見られる。ペンギン、アザラシ、クジラなどが生息している。 南極圏(南緯66度33分の緯線。また、その緯線より高緯度の地域)に入るので、白夜も見られる。 クルーズの目的地となるのは、南極半島。西経65〜70度、南緯73〜63度の間を南極大陸から北にのびる半島である。半島の先端は南極大陸の最北点で、ドレーク海峡をへだてて南アメリカ大陸南端のホーン岬に対する。長さは約1300km、ほぼ全体が氷河におおわれているが、沿岸部には顕花植物の自生している所もある。標高は約2000m。アンデス山脈からイギリス領のサウス・ジョージア島、サウスサンドウィッチ諸島をへて南極大陸につづく造山帯の一部をなし、中生代末期に形成された。 南極大陸は95%以上が氷床とよばれる氷でおおわれており、この氷床は世界の淡水の約70%に相当する。氷床はきわめて厚く、平均標高は約2300mと全大陸中もっとも高い。最高峰はビンソン山(4897m)。最深点は、南極大陸西にあるベントレー氷河下海溝(水深2500m)で、3000m以上の雪と氷におおわれている。氷の下にさらに低い地点が存在する可能性もあるが、まだ発見されていない。 【南極クルーズ準備】 ・長靴(かなり重要!!) ・防水のズボン(かなり重要!!) ・防水のジャケット(重要だが、そこそこの品質で問題なし。) ・耳も隠せる帽子(あれば嬉しい。←風が強いと本当に寒い。) ・手袋(あった方が良い。) ・日焼け防止(気になる方は必須。) ・カメラ(望遠レンズがあると本当に嬉しい!!一眼レフがクルーズ標準かも。) ・暇つぶしグッズ(個人毎。) ・カタコトでも良いので英語力。 ・お金。 10泊11日のクルーズ日程は下記の通り。
南極クルーズのために、暖かい洋服が必要だ。 防寒・防水の上下を借りる。 実際にはとても新しく、カッコ良いデザイン。 長靴も借りる。 果たして、11日間のレンタルとしては安いのだろうか、高いのだろうか。
手袋を買う。20ペソ。 靴下を買う。4.5ペソ。 南極から出す絵葉書を8枚。14ペソ。 これで準備は万端なはず。
スコッチ Green Label 1litre 115ペソ(約4,300円)。
※考えてみると、もっと高いお酒は買ったことがあるけど・・・。
南極で Green Label を飲む。 とことんまで贅沢を楽しむのだ!!笑 ●雪降る中、ついに出航。(ビーグル水道)
「ついにだね。」 2007年12月9日
部屋に案内され、荷物をほどく。
今までに比較的大きな客船に乗っても、脱出用ボートの説明を受けたことはなかった。 それだけ危ないということだろうか。
南極を見るまでは、そんな事故は起こって欲しくない。
ディナーはコース料理。
●揺れる船、踊る視界。(ドレーク海峡)
「いてっ!」 朝食を食べに行く。 船酔いの人は船室で動けないだろう。 (こんな中で食事を取るの??) 年配の人はフラフラと歩き、今にも転びそう。 グラスの中の水面も揺れ動いている。表面張力どころで収まるものではない。 船のスタッフたちは慣れた様子で当たり前に歩き回る。 こんな大きな揺れの中で料理をし、片づけをしてくれて、本当にありがたい。 そのまま、昼も夜も揺れ続けた。 ●南極。ついに見る。(南極)
一様に声を上げる。 キーボーは興奮で写真を撮りまくっているし、私も興奮を隠せない。 南極の姿は想像とは違っていた。 ペンギンがトビウオのように飛び回る。 「南極だよ〜。」 写真を撮りまくる。 本当に残念。ああぁ〜〜〜!!!! 兄が一眼レフをくれると言っていたのに、貰ってこなかったことが悔やまれる・・・。 |
|
| ●コンペティション!!キーボーが!?(南極)
突然に前方の方で、名前が呼ばれる。
何日の何時に船が南極海域に入るか。 さて何時だろう? 既に通った航路については南極海域の地図上に描かれている。
さて、計算結果を見ると既に記載済みの人たちとは随分と違う。 そのまま記載し、予定より早まれば私、予定より遅くなればキーボーが勝者になるという目論見だ。まさか何十人もが予測する中で、いい加減な計算で当たるとは!? ビックリ。 あっという間に飲んでしまったが、もしかしたら高価なシャンパンだったのかな!?
乗り込んだのは10人。キーボーも一緒だ。 巨大な氷河が、海に削られている。 小型ボートから見る氷河が、どんどん大きくなる。
波が引いたタイミングで、サァッ!! 濡れないように急いでボートから離れる。 (南極に着いた〜!!) 「南極だよ〜!!」
緑がある。 雪がやわらかい。 ペンギンがよちよちと歩いている。
丘に登り、遠くの氷河まで眺める。
3時間ほど過ごして、船に戻る。 前菜にマグロやサーモンなどのサラダを選ぶ。 さっきまで上陸していたんだ。 ●南極レクチャー。
各種のレクチャーが英語とスペイン語で行われる。 英語なので理解するのは難しい。 ずうずうしい私は最後尾のソファで楽な体制を取って聞く。 レクチャーが終わり部屋に戻ると、エンカルタにて講義内容を再確認する。 |
|
|
クーバービル島は南極半島の内湾に浮かんでいる。そして、いくつかの小さな島々にふさがれ、まるで小さな海に浮かぶ島のようだ。 今まで見られなかった水面上だけで20mはある巨大な流氷や、流氷の上に乗ったまま流されるペンギンなども増えてくる。 クーバービル島以外は、ほとんど氷河の崖に覆われている。
上陸前の説明で聞いていたが、丘の上に登る。丘まで登ると360度のパノラマで、周囲の氷河が全て見渡せる素晴らしい場所があるらしい。
キーボーとはしゃいで写真を撮りまくる。
チリの基地を訪れる。 「準備は良い?」 上陸用小型ボートで基地を目指す。 「あれっ?おっ・・・?」
「そろそろ行こうか?」 ちょっとからかってしまったので、キーボーがまた悲しげな表情をしている。 ポケットをまさぐるキーボー・・・。
その後、パラダイス・ベイを堪能し、写真を撮りまくった。
お祝いをしないと!! 片手にスコッチ(Green Label)を持って、夕食後にダイニング・ルームに登る。 船内は暖かい。 キーボーはTシャツに半ズボンだ。 グラスにスコッチを注ぐ。
酔っ払ったエクスペディション・リーダーがやって来る。 キーボーも私も気持ちよくなる。 部屋に帰って、音楽をかけ、踊って寝た。 |
|
|
狭い水路が近づいてくる。 雪が降っているため、視界が悪いのが残念。 この狭い水路は、南極クルーズ船などしか通ることが出来ない。 雪が降る中、1時間もかからずに水路を通過した。 ●雪の中の上陸。(南極)
起伏のない島に、ペンギンがたくさんいる。 卵を温めているペンギンが多く、動きが少ない。 新雪が多いためかアデリーペンギンの特徴なのか、歩くのではなく、お腹で滑って移動している。その姿もとてもかわいい。 ペンギンの遺骸に群がる鳥たちがいる。 深い雪に足が沈む。 一歩一歩と足を進めるたびに、深く足が沈みこむ。 足跡のない、近道を歩きだす。 ●幻想の世界。自然の芸術は・・・。(南極)
上陸ではないので期待はしていなかった。 左右に広がる白銀と水色の世界。 自然の形成する美しさは、想像することもできない美しさで迫ってくる。 こんな幻想的な世界があるのか!?
流氷にはいろいろな表情がある。 高く塔のようにそそり立つ流氷は、氷河から崩れ落ちたままの姿なのだろう。 海の近くで氷となった流氷は、薄く広がっている。 いろいろな流氷が混じりあい、水面下にも薄い水色を広げている。
(んっ?) すぐに走って戻ってきた。
無事にキーボーも乗せ、流氷群に再突入する。 「上陸しよう。」 ボートが流氷に寄せられる。 飛び移る!! 流氷に乗った〜!! さいこう!! |
|
|
2度目の南極大陸。 南極での上陸にも慣れてきた。 ペンギンの日常生活がかわいらしい。 氷河をバックに、ペンギンたちの姿をのんびり眺める。
突然のアナウンスに反応して、前方デッキに出る。 数匹の鯨の背が見える!! アナウンスを聞いて、続々と人が集まってくる。 6匹ほどの群れだろうか。 大きい!!
鯨が去るまでしばらく船は待機する。 南極クルーズでは鯨が頻繁に見られるらしい。
「Turning!!」 窓際に座っていた私も視線を走らせる。 直径20m以上はある巨大な流氷が、回転し始める。 水面は荒れ、波立ち、回転したばかりの流氷も動き回っている。 人だかりができても、まだ惰性でも回転運動を繰り返している。 ●雪の堆積層を見る。(南極)
昨日の流氷群があまりにも凄かったので、同様に期待する。 昨日よりも巨大な流氷群に入っていく。 流氷群を離れ、島を見に行く。 鳥を見て、層を眺め、船に戻った。 |
|
| ●キーボーがうるさい。(南極)
キーボーに声を掛けられたので、返事をする。 時間は夜1時半だ。 なんで、朝の挨拶をされたのかも分からない。 ガタガタ、ガターッ!! 片目を開けて様子を見る。 船の揺れが激しい。 キーボーはすでに寝息を立てて寝ている。 全く迷惑だ。
●氷を砕いて温泉へ。(南極)
外縁の一部だけが水没し、船がクレーター内部に入ることができる。 まるで門のように開いた島を通り、内部に入っていく。 内海の表面は一部が凍っている。 他の船が割って進んだことがあるのだろう。一部は既に薄い氷になっている。 ●クレーターを見に。(南極)
島には噴火の時に出てきたであろう軽石ばかりが産卵している。 氷と細かな石の層が積み重なって出来たためだろうか。 外縁上部まで登り、クレーターを見る。 |