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ブリスベンにはコアラがいない?

ゴールドコーストから約3時間でブリスベンに到着。
ゴールドコーストは年に300日は晴れている地域らしい。たった3時間しか離れていないブリスベンも同じように晴れていることを願ったが、ゴールドコーストと変わらず曇り模様だった。残念!

ブリスベンは大都会だ。高いビルディングス、お洒落なカフェやブティックが並ぶアーケード街。まるでシドニーのような華やかさだ。昔、ブリスベン近郊に留学していた友達が、
「ブリスベンはその辺を見上げればコアラがいる。」
と言っていたような気がしていたので、少しのんびりした場所をイメージしてしまったが大間違い。ここにコアラがいるわけない。いるとしたら郊外だろう・・・。

●近くて安い宿は空いてない!(ブリスベン)

つい先日にイースターを迎えたばかりのオーストラリア。
オーストラリアン(学生)はその後1週間の休暇ということもあり、ブリスベンの安いバックパッカーは満室だらけ!

自分の足で探しても紹介所から電話をしてもらっても、返ってくる返事は「FULL」と空しいものばかり。最初は安い宿にこだわっていたが、高い宿も遠い宿も空いていないことが判明して焦ってきた!
ブリスベンに到着したのは夕方。混んでいる時期に、夕方から宿を探すのは無謀だったらしい。

トランジットセンターの目の前にある、きれいで値段が高いバックパッカーには空室があった。近くてきれいでも値段が高いからか、ここだけは満室ではなかったのだ。
翌日、早めに起きて近場の宿を探しに出掛けた。やはり午前中(チェックアウト後)はベッドが空いている。悩むことなく、高い宿から安い宿に引越し。1人9ドルの節約となった!

●きれい。そしてのんびり過ごした数日。(ブリスベン)

最初の印象こそ良くなかったが、数日過ごしてブリスベンの印象はぐっと良くなった。

まず、都会のわりには自然が多い。公園も充実していてのんびり過ごすことができる。サウスバンクというエリアには無料の博物館、美術館、海を再現した広〜いプールもある。もともとオーストラリアには設備の整った公園が多いけど、ここはまことにそれらの良い代表のように感じる。

また、モールを歩いていれば平日でも大道芸を見ることが出来る。ディジュリジュの演奏、スプレーで絵を描く芸術家、道具を使った芸など、かなり盛んに行われている。

それと、宿が良かったのもブリスベンの印象を上げている。
宿の屋上は360度パノラマで都会のネオンを眺めることができるし、お酒も飲める。部屋も清潔できれい。新しい。隣あわせだった日本人とおしゃべりしたり、一緒に「ハウルの動く城」のDVDを一緒に見たりして楽しい数日を過ごした・・・。



ブリスベンの街角には不思議な箱が!?

なんだろう、この幾何学的な模様の箱は!?

そう思う箱が街角のいたるところにある。電気か電話だかの街角の設備には、様々な絵が描かれているのだ。それも、落書きではなく、ちゃんと決められた人が決められた場所に絵を描いているようだ。
そんなわけで、いろんな場所で楽しい絵が見れるのは楽しい気分になる。

他には鉄のガラクタで作られたカンガルーなども道端に普通にオブジェとして置かれている。ブリスベンはそういった芸術と言うほどではないかもしれないけれど、そういうことを暖かく見守って育てていこうと言うような心意気を感じてしまった(本当にそうかは分からないけれど)。

そうそう、川沿いの公園にあるビーチ風のプールはとても雰囲気が良い。本当のビーチのように砂浜があり、泳ぐ人や水着姿で日光浴をする人々でにぎわっている。しかも、ライフセーバーまで毎日数人が常駐してくれているのだ。こういう環境であれば、安心していつでも子供と遊びにこれるだろうし、優しい町だな〜と思う。
ちなみに、海の家ではないけれど、近くにはそういったお店もたくさんありビールも飲める。木陰でビーチ(プール)を見ながら飲む冷えたビールもおいしいのであった。


●博物館や美術館。(ブリスベン)

ブリスベンには無料の博物館や美術館がある。さらに、その地域では連日のように様々なイベントが催されている。私たちが訪れた時は、夜の野外映画鑑賞会(無料)やマーケット(毎週末)などだった。

博物館は雑多な展示があり、暇な1日を送るのにちょうどいい。美術館は落ち着いた雰囲気で静かに過ごすのにちょうど良い。アボリジニアートや、様々な展示があるので1日いても大丈夫だ。
また、冷房が効いているので寒くなっても外には広々とした公園が広がっている。そこにはプールもあるし、日本の博物館や美術館とは雰囲気が違うかもしれない。・・・上野公園にもっと無料の施設や遊びを足した感じだろうか。

ブリスベンの街は、大道芸などにうるさいらしい(オーストラリアではライセンスが必要)が、あちこちで様々な大道芸も見れる。なかでも、楽器の演奏類は素人でも分かりやすいしとても楽しく時間を過ごせる。

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ミニコラム

++高い!++

大手スーパー「COLES」「WOOLWORTHS」などではコーラ(本物でないコカ・コーラの類似品)は90セントで買えるが、街中のコンビニやスーパー、キオスクで買うとべらぼうに高い。500mlで3ドルしてしまうこともある。そう、日本の観光地よりも割高だ。日本はコンビニがたくさんあるが、オーストラリアにはごく少なく都市部に限られる。日本の便利さを思い出す今日この頃であった・・・。












窮屈なバスで一生懸命足を伸ばす。(ブリスベン−ロックハンプトン)

ブリスベンからケアンズに向かっての北への移動は、とても長い道のりとなる。ケアンズまでは約30時間もかかるのだ。
マレーシアやタイのバスは結構座席の幅や前後間が大きく、とてもゆとりがあるが、オーストラリアのバスは窮屈でつらい。30時間も乗っているなんて考えられない。私たちは、ちょうど中間辺りに位置する南回帰線の通る街、ロックハンプトンに1泊することにした。

ロックハンプトンまでは約半日かかる。寝た方が楽なので、夜発朝着の便にした。
バスに乗り込み、1人で2席分を確保する。そして、いかに楽に寝られるかいろいろ試行錯誤する。方法としてはだいたい3つぐらいが考えられる。
・頭をシートに倒し、そのまま横になる。足は曲げる。
・2席分を使い、斜めになって座る。
・足を斜めに伸ばし、頭は窓にくっつけて寝る。

だけれども、どうあがいてもむなしくも熟睡には至らない。
そんなわけで、最終的には1席を使って普通に寝る体勢が一番落ち着くことに気が付いた・・・。それはタカもマユとも同じだった。
とはいえ、タカは座席に余裕がある時は、横の4席を全て使って寝ている。ただし、運転手や後部座席にあるトイレに行く人に起こされることもあるようだ。

もっと楽なバスに乗りたい・・・。

●南回帰線上にやってきた。(ロックハンプトン)

ロックハンプトンは、はっきり言って何もない。
観光地というわけでもないし、街という感じでもない。
町中の人々はみんな知り合い同士で、会うと必ず挨拶しあう。そんなほのぼのした町でもある。



印象に残ったのは、広い道路とドライブスルーが多くあることだろうか。
オーストラリア自体、このドライブスルーは多いが、ロックハンプトンは更に多い気がするのだ。田舎で土地が広いということと、オージーの歩きたがらない性格が出ているのではないかと思ってしまう。
歩いている人は私たち以外は、ほとんど見当たらない。もっと歩いて運動せよ、オーストラリア人・・・(笑)!

ロックハンプトンの見どころは南回帰線だろうか。
宿からはかなりの距離があって、歩いて1時間くらい掛かってしまった。最近はことによく歩く。少し遠いなぁと思う距離も歩いてしまう、貧乏くさいような健康的なような生活をしている。
南回帰線の碑は、ひっそりと公園内にある。赤道を越え、南半球に入ってから約2ヶ月。そして北上し南回帰線にいるんだなぁという実感はあるが、実際、線上にいるというインパクトみたいなものは感じない。それはそうか・・・。

●アコガレのキャンプ・・・。まずはテント購入。(ロックハンプトン)

「クレイジー・クラークス」の前でウロウロし、悩む風のふたり組がいた。
クレイジー・クラークスとはオーストラリア全土にチェーン店を持つ、いわゆるディスカウントストアだ。食料品から日用品、衣類、車用品、電化製品など様々なものを安い値段で売る、とてもありがたい店だ。

ブリスベンでベッドを隣にした某日本人によると、クレイジー・クラークスではテントが10ドル(900円弱)で買えると言う。
テントは何種類かあり、10ドルから50ドル程度まで5種類程度ある。10ドルのテントは、2人用でフライ(テントのカバー、雨よけ)がない、いかにも”安物”という感じ。

買うか買わないか、10ドル製品か25ドル製品(フライ有り)かとかなり悩んだが、思い切って10ドル製品を買うことに決定!
安物だからオーストラリアか東南アジアで捨ててしまうか、売ってしまうかという魂胆だ。
というのも、重いテントを背負って世界を歩くつもりはないという理由からだ。

10ドルのテントと、3ドルでフライの代わりにブルーシートを購入。
安物ではあるけれど、生地もそれなりにしっかりしていている。
良い買い物ができた!と、ふたりで満足気味!

●フリーでローカルエリア接続!(ロックハンプトン)

この話は内緒にして頂きたい・・・。

泊まった宿は昼間は誰もいない。そしてパソコンが2台。そして有線LANが数本「使ってね!」と言わんばかりに転がっている。
これを逃す手はない。隙を狙って、自分のPCにいざ接続!少し速度は遅いものの、快調快調!無料だし(本当は違うけど)、自分のPCからインターネットに接続するのでソフトのアップデートもできた。

マレーシアのペナン島やシンガポールの住宅街では普通に無線LANが入った。
だからオーストラリアでも入ることを期待していたが、今現在で入ったためしがない。残念だったけれど、この有線LANで取り返せたのだ。(何をだ・・・;;)

●ロックハンプトンからミッションビーチへ。

大移動の第2段は15時間だ。
今回は少し勉強し、ちょっとやり方を変えてみた。それは「枕」を用意することだ。

オーストラリア人がするように本物の枕を持ち歩くのは遠慮(困難)なので、その場限りの「手作り枕」を用意した。それはガルーダ・インドネシアの機内にあった使い捨ての枕カバーの中に、洋服を詰めこむという簡単なものだ。

前回のバスの時のように下手な体勢を取らず、素直にリクライニングしたシートに思いっきり足を伸ばし、身体をなるべく真っ直ぐになるように調整する。頭には枕、腰の後ろにも洋服を詰め込んだ袋をクッション替わりに使用する。頭がちょっと浮いてしまうものの、今までで一番極楽な体勢を作ることができた。企みは成功、夢の世界へ入って行けたのである。

シドニーなどから比べるとさらに北に進んだこともあり、かなり気温が上昇してきた。
太陽が昇り昼に近づくにつれ、エアコンの中でも暑く感じるようにさえなった。
ミッションビーチも近づくにつれ、開放的なリゾート風な風景になってきた。

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ミニコラム

++行きたかった場所++

西海岸は東海岸よりきれいだそうだ。観光地化もされていないし、住んでいる人も少ない。スノーケルして見る水中はかなり美しいらしい。
また、西海岸の北にある「ブルーム」も人気があるスポットのようだ。ここでは満月の夜、月の光が海の水面を照らし「月への階段」のように見えるらしいのだ。
次来たら西も良いな〜と思う私たちであった!

初めてのキャンプは試練?(ミッションビーチ)

ミッションビーチのYHA(ユースホステル)には、キャンプ場が併設されていると聞いていた。テントを購入したばかりの私たちは、喜々としてその宿をチョイス。テントの具合を見るためにも、そして節約にもなる良い機会だ。

宿はスバラシイ。(YHAは値段が高めなので、いつもは泊まることがなかった。)
自然に親しもうとのオーナーの方針で、テレビはないが設備が整っている。自然に囲まれた庭をどこからも眺めることができるし、ハンモックや低く作られたソファーでちょっとお洒落に優雅に時を過ごすことができる。プールもある。かなり太った猫が2匹もいた(笑)。

建物のすぐ隣に芝生の広場があり、そこでキャンプができるようになっている。その日は、私たち以外に3組の人たちがキャンプをしていた。
まずはテントを張り、その上に斜めにビニールシートを張る。暑いので日陰にもなるし、雨が降っても防げるようにした。思ったより極楽なテントライフを送れそうな予感・・・。

雨・・・。
夕方近くになって雨が降り出したのだ。初のキャンプに雨とは、何だかがっかり!
もちろん、テントではなく建物内で雨宿りをする。(キャンパーも宿のファシリティーは全部使えるし、談話室にもいたいだけいられる。)
途中で止むことを期待したが、全く止む様子はない。残念ながら、どちらかというと強くなる一方だ。

10ドルテントに、雨が染み込むことはなかった。フライはないが、青いビニールシートがかな〜り役に立っていたようだ。
合わせてタカが、テントの周りに水が流れるよう溝を作り、下に雨が溜まらないように工夫をしてくれた。

ちなみに翌日も雨。しかも昼から夜まで降ったり止んだりの繰り返し。
それでも10ドルテントは水が染みることはなかった。私たち自身も荷物をも、雨から防いでくれた。
偉いぞ!10ドルテント!

●ぐーたらミッションビーチ。

ケアンズは海が汚いと聞いていたので、ミッションビーチにやって来たのに・・・。
残念ながら宿に向かう送迎のバスから見る海の色は、かなり土色だ。

雨や風の影響で数日の間だけこうなっているだけかもしれないが、何だか海に入る気力が失せてしまうような光景だ。
そんなわけで、雨の影響もあるが海には行かず、宿のプールだけに入ったのである。

泊まった宿は、街から車で10分と遠い。街から離れてしまうと、な〜んにもない。だからか、宿にはゲームを始め「暇つぶしグッズ」みたいなものが充実している。

海がもっと近ければ(宿からは2kmほど距離がある。)楽しいのだろうが、私たちは結局”お酒飲んではダラダラ”な数日で終ってしまった・・・。

着いて早々プールで遊び、街へ買出しに行きビールをあおる。夜は食事してワイン。翌日は雨で行くところがなく、チェスで遊びながらワインをあおる。さらに、やることもないのでテントで居眠りをする。夜も食事にワイン・・・。
雨は言い訳になってしまうかもしれないが、結局ぐーたらなミッションビーチであった。

本当はサウスミッションビーチの方が。(ミッションビーチ)

ミッションビーチの南側にあるウォンガリンビーチの方が、多くのバックパッカーが行くらしい。安宿が多いとか、そういう違いのようだ。

私たちは、ウォンガリンビーチはバスから覗いただけだ。さらにミッションビーチですら、バスの乗降時と買い物に訪れただけ。というわけで、どのビーチがどうとか分からないのだけれど、多くの人が行くならウォンガリンビーチの方が良かったのかな〜と思ってしまう。

私たちは、特に深いことも考えずに、バスの予約をミッションビーチ行きにした。しかし、見落としていたのだが、時刻表には「ウォンガリンビーチ −サウス・ミッションビーチ」というようなバス停もあった。
バスに乗っていて、運転手の説明でようやく南にもバス停があったと気づいたのだ。

私たちはキャンプがしたかったので、ミッションビーチで良かったのだが、他の人には南のビーチの方がお勧めなのではないかと思う。
もうちょっと下調べしておけば、バイロンベイも通過しなかったかもしれない。もっと狭い国ではすぐに戻ることもできるけれど、オーストラリアはとにかく広い!注意深く見ておくことの大切さを、また感じてしまった。

ワーホリ軍団を羨ましく思う。(オーストラリア)

会う人会う人が、ワーキングホリデーで来ている人ばかり・・・。
日本人と会うたび、ほとんどはワーホリの人たちだ。

ブリスベンでも感じていたが、ワーホリの人たちはいくつかの種類(グループ)に分かれるようだ。お土産屋などで地道に働く、どちらかと言うと若い子たち。そして、ピッキング(果物や野菜の収穫を手伝う仕事)をたまにしながら、大陸一周(ラウンド)したりして半分は遊んで暮らしているような子。

私たちは2ヶ月の滞在予定だけれど、ワーホリの人たちをちょっと羨ましくも感じてしまう。1年も居られるし、仕事をしたければ仕事もできる。また、その働いたお金で他の国へも遊びに行ける。給料は、基本的には安いらしいがピッキングの仕事の中では、1日に約2万円くらいになる仕事もあるらしい。
・・・と言っても後のお祭り。旅が終わる頃には30歳を過ぎ、年齢制限オーバーとなってしまうのだけれど。タカは既にオーバーだけれど(笑)。

●ミッションビーチからケアンズへ。

この移動は2時間と、楽々な移動だ。
宿を10時にチェックアウトし、(オーストラリアの大部分のバックパッカーは10時のチェックアウトだ。)トランジットセンターまで車で送ってもらう。

バスは遅れてやって来た。
最近、バスが遅れることがよくある。ミッションビーチやケアンズは、終点に近いという理由もあるのだろうけど。

バスの中ではいつものように爆睡(mayuだけ)し、あっという間にケアンズへ到着。
いつも到着間際には、街の風景を見よう!と考えはするのだけれど、何だか実行に移せないのである。

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ミニコラム

++バリ風++

シドニー近郊の町でたまに見かけたのが、「バリ風建物&庭」だ。門にはバリの傘、守り神の石、布が飾られていて、いかにも「バリ風」である。
オーストラリア人と結婚して嫁いだバリ人女性によるものなのか、バリ好きの人が趣味でそうしたものかは不明だが。
どちらにしろ、バリ島が近いことを物語っているような気がする。
街中の旅行代理店の広告にも一番大きく書かれているのが「バリ島」なのだ。

静かできれいな街。(ケアンズ)

ケアンズに対しては、ゴールドコーストみたいな「ビーチリゾート、観光地、賑やか、開放的」な雰囲気をイメージしていたが、静かな街なようだ。
トランジットセンターから街まで歩いても人もほとんど歩いていないし、活気も感じられない。
観光地ではあるけれど、基本的には大自然の残る田舎。だからだろうか。のんびり過ごせそうで好感を持てそうだ。

ケアンズの街には日本語が溢れている。
あちこち見渡しても、日本語でもだいたい書かれているのだ。バリ島などでよく見るような”下手な日本語”でなく、本物の日本人が書いた宣伝看板が多い。ワーホリで来ている日本人の多さを物語っているようだ。メインストリートを歩いていても、3割以上は日本人のような気がする。
オーストラリアに来るまで、日本語が溢れるような街があるのはハワイ、グァム、バリ島とばかり思っていた。けれど、日本語の溢れる街は想像以上に多いようだ。カナダ、ニュージーランドも多いのだろうか・・・?

街の中心は、きれいな建物が並ぶ。お土産屋さん、洋服屋、カフェなどなど。オーストラリアはどこも街並みはきれいだけれど、ここケアンズはさらに新しくきれいなような気がする。

●ダイビングクルーズの予約。(ケアンズ)

宿から一番近かった日本人経営ダイブショップ「ダイバーズ・ネット」を訪ねてみた。
ケアンズから世界遺産「グレード・バリア・リーフ」のツアーに参加しちゃおうという企みだ。

だが、さすがにここは先進国。値段は日本のように高い。
贅沢ばかりしてきた最近を反省して振り返りながらも、クルーズは日帰りでは味あうことのできない素晴らしいとのお話をおとなしく聞く。
もう私たちの気分は海中で、目はキラキラ輝いている。

即日に決められない私たちは、一度落ち着いて考えてみることにした。
他のダイブショップも行ってみた。が、ダイバーズ・ネットのように良心的にお客の行きたいポイントに連れて行ってくれる感じではないこと。ポイントが多い割に値段が他より安いことなどで、浮気心は遥か彼方へ流れていってしまったのだった。

ダイバーズ・ネットの店先でゆっくり足を踏み入れる2人組がいた。
実は、店に入る時に私の右足が入ったなら2泊、左足なら1泊のツアーにしようと決めていたのだ。
結果、1泊。お互いどちらに転んでも納得いっていたのでこれで決定のはずだった。

今日初めて聞いた話によると、あのアコガレ、コッドホールのツアーにスタンバイ料金があると言うのだ!コッドホールはケアンズから遥か遠くにあって日帰りは絶対無理。4泊5日のクルーズ(1200ドル!)で可能になるのだ。
コッドホールはオーストラリア3大ポイントの1つらしい。ショップでも一押しのツアーで、誰に聞いても「素晴らしい!是非是非一度は!!」という塩梅だ。とはいっても値段が高すぎるので高望みだけはしないでいたのだ。
でも!900ドルとのこと。

1泊か2泊か、と悩んだ時間より全然短い時間で決めてしまった。

●ケアンズからクランダへ。

ケアンズからローカルバスで約5分。熱帯雨林の中にある町に到着する。

有名なクランダ鉄道やスカイレールに乗って行くとバカ高い料金を取られるのだが、一般のバスで行けば4ドルで往復できてしまうのだ!
※といっても、スカイレールは地球で最も古い熱帯雨林のすぐ上を通り抜けていく素晴らしい乗り物のようだし、クランダ鉄道は年代物の客車で絶景が見れる有名な鉄道のようだ。

クランダは山の中にあるので、バスは急なカーブをやや速いスピードで飛ばしていく。ちょっと気持ちが悪い・・・。
少し行くと風景が変わってくる。この辺一帯は最古の熱帯雨林で世界遺産にも指定されているようだ。

クランダは涼しいかと思ったが暑い。バックパックを背負って歩いていると汗をかいてしまった。
それにしてもここも日本人ワーホリ組が多い。着いた途端、日本語セールのお声を耳にした。客も日帰り日本人観光客でがやがやしている。

●緑豊かで静かな町で落ち着いた。(クランダ)

宿の親切なお兄さんに勧められた通り、クランダのハイキングコースを歩いてみることにした。川沿いには緑が深い道が続く。きれいな自然に囲まれて、良い気分。鳥の鳴く声が響き渡っている。きれいな鳥、ワニまで出るそうだ!

と良い気分に浸っていたが、雨が降り出した。
最近本当に雨オトコ雨オンナだ。
仕方ないので観光地街を歩き、ぷらぷらした。
ここはいかにも「観光地街」だ。ディジュリドゥやアボリジニの絵画、Tシャツ、コアラのぬいぐるみなど小さい町にぎっしりと詰まっている。ここはクランダ鉄道やスカイレールに乗った人たちが立ち寄るには最適な場所なのだろう。

ホテルも少なく、バックパッカーは1つしかない。
夕方になると大半の店は閉じてしまい、ひと気もなくなる。たぶん買い物損ねた宿泊客は食べる場所に困るだろう・・・。

泊まったバックパッカーは、今まで泊まった宿の中でもイチオシだ。
宿のどの窓からも深い緑が見え、しーんという音さえしてしまうほど静か。
スタッフも長期滞在者も静かに自然と共に生きている、という感じだ。

そして、ここクランダは長期滞在したい町のひとつとなった。
ああ、もっと時間が欲しい。

●雨の熱帯雨林。(クランダ)

タカとは別々に歩いた。
雨が降ってきた。
木が多く、葉が大きいせいか自分に落ちてくる雨は少ない。
今まで歩いていた観光客も引き返したのだろう、誰もいない。

水分を含んだ葉や枝は、艶々していてとてもきれい。
緑色がきれいに潤っているのだ。

そんな中をカッパを着てゆっくり歩いていると、本当のんびりとした気分に包まれるのであった。




クランダはディジュリドの町?

クランダにはディジュリド(楽器)を売っている店が多い。

専門店もいくつかある。
演奏方法が書かれた日本語の本も売っていた。とても薄い本なのに5ドルと高いのだが、悩んだ末に買った。本は2種類あったが、私が買ったことで1種類は在庫切れになってしまったようだ。

同じ宿に泊まっているスイス人のセジュックは、ディジュリド専門店で働いていた。アレコレ話していたのだが、日本のトランスシーンなどではディジュリドはかなり認知度が高い。ディジュリドに興味を持ってやってくる人の数も、日本人が1番多いらしい。
日本でディジュリドを販売している日本人も、毎年のようにクランダにディジュリドの買出しに来るとのことだった。日本では有名な演奏家じゃないかと言っていたが、名前は知らないらしい。

最後にセジュックにCDを貰ってしまった。
さらに彼のお気に入りのCDをコピーさせてもらった。

ディジュリドを買おうかどうか迷ったが、買わずにクランダを離れることにした。セジュックが演奏方法を教えてくれると言ってくれていたので、クランダにしばらく滞在できるなら買ってしまって練習するのが良かったと思う。ただし、私たちは2日でケアンズに戻り、ダイビングクルーズに参加する事になっていた。それにディジュリドはとても高い(数百ドル)ので、これからちゃんと練習を続けると自信がもてないと買えない。

でも、ディジュリドの音は独特で心に響くし、演奏できたらいいなぁとあこがれもある。そんなわけでオーストラリアを出るまで、特にノーザンテリトリーでディジュリドを買うかどうか迷い続けることになりそうだ。

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ミニコラム

++グレハン++

オーストラリアの長距離バスといえば、「グレイハウンド」と「マカファティーズ」だ。ルートごとに一定期間、一方向について乗り降り自由となる「オージーエクスプローラー・パス」と、乗車距離に応じて設定された「キロメーターパス」がある。エアーズロックやカカドゥ公園のツアーを含んだチケットもある。URLは、
http://greyhound.com.au/