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| 南極からウシュアイアに向けての航海。
港に船を停めておくとお金が掛かるのだろうか。 ビーグル水道にようやく入り、夜になって港に着く。 (意味が分からん。) 残りたい人は残る。 それなら分かるけれど、なぜ、全員が船に残らなくてはならないのか!? 夜はカクテル・パーティ。最後のディナーは、航海で最も豪華な料理だった。 前菜が3品も出て、スープ、メイン、さらに豚の丸焼きのような料理が出て、デザート。 ともかく、酔っ払い、翌朝に備えて寝た。 ●トラブル日記!? 恐怖!! CRAZY DOGS STREETS!!(ウシュアイア)
私も逃げの体勢。既に足に力が・・・。 ヨダレを滴らせた黒い犬が、目をむき出しにして、手下を引き連れて襲い掛かってきた。 そう、ここは恐怖の「狂犬通り」!! 誰もが1度は経験しなくてはならない関門・・・? 恐ろしいばかりの勢いで襲い掛かってくる狂犬!! 右手に持った棒がウナルッ!! バシッ!! 頭を殴りつける。 (あべしっ〜!!) そうしてようやく犬も勢いが削がれる。 ともかく脱出し、安堵するまもなく、次の刺客が現れる。 隻眼の黒い刺客は、音も無く近づいてくる。 付近を通る時には、ヤツの気配に気をつけろ!! 今日も無事に戦い抜いた喜びとともに、上野山荘の扉を開く。 P.S. 夜間の女性の1人歩きは、選ぶ道によっては「本当に」危険です!!
●タンポポの季節も終わり。(ウシュアイア&パタゴニア)
黄色い絨毯のように、タンポポが咲き乱れていた風景はきれいだった。 上野山荘から町まで向かう道も、海岸沿いも、どこにでもタンポポはある。 普段はお花に注意を注ぐことは少ないけれど、飛んでいる綿毛に気をとられているうちに違う花に気がついた。 色とりどりのルピナスが咲いている!!
「オッラー!!」 私はすぐにメールチェックと電話をする。 キーボーは mixi をしている。
1日2〜3時間はネットをする。 |
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| ●年末年始のウニベルソ・パラレロを検討する。(ウシュアイア) ウニベルソ・パラレロは、一部の人間の間では有名な音楽フェスティバルだ。 南極に行く前には、ウニベルソ・パラレロに行くことを断念していた。 「南極終わってさ・・・。次の目標は・・・?」 飛行機やバス、可能性をチェックする。 バスだけでブラジルまで向かうには時間もない。 満席が多い。 1.ウシュアイア→ブエノス・アイレス 約30,000円 「10万円まで。」 混雑して飛行機が空いていない。 ふぅ・・・。 残念。 ●クリスマス・イブの電話。(ウシュアイア) クリスマス・イブなのでトモちゃんに電話する。 アルゼンチンは午前中なのに、日本は日も沈み夜も更けている。 街は賑やかに電飾され、イルミネーションも美しい。 SKYPEを使っての電話。 本当にオススメ。
ウシュアイアのクリスマスはこれからだ・・・。 ●上野山荘(大学)の恒例クリスマス行事。(ウシュアイア)
アヤコおばさんが突然に入ってきて宣言した。 「皆がアサード(BBQ)をするからね。」 お祝いの時はいつも焼肉!? そして上野山荘でも、クリスマスと正月はアサードらしい。
そして大量の肉を仕入れる。
そして酔っ払う。 寒いのに外で食べ、外で飲み続ける。 ウシュアイアを出るのは難しい!! ●閑散とした街。クリスマス。(ウシュアイア)
バスもほとんど走っていない。 (おおっ、これが本場のクリスマス??) 冷たい風に吹かれつつ、閑散とした町を散歩する。 夕方になると町に少しだけ活気が戻ってくる。 「アミーゴ!!」 旅をしているのに、毎日何時間もネットをしている。 クリスマスの終わりだ・・・。 |
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| ●見た事もない家が並んでいる町。(ウシュアイア)
窓枠があるのに板で封じているのか・・・、それともガラスがないのか?? 「あの家は屋根がない!!」 ・・・それは間違い。 そうだ!!
かわいらしい家や、面白い家がたくさんある。
プロではなく、自分で作っているので奇抜な発想が出てくるのだろう。 アルゼンチンの貧しさが現れているのだろうか。 雨が降った時にはとてもうるさそうだ。 階段の変わりに、たくさんのパレット(荷物をのせる板の台)をずらしている。 そして最後に・・・、衛星放送用のアンテナは上ではなく横を向いている。 ●見た事もない車が走っている。(ウシュアイア) 「見ろ!!」 キーボーと2人で驚きの声をあげる。 「キーボー失礼だから指差すな!!」 ボンネット!! ・・・ない。 そして錆だらけ。傷だらけ。 運転手は厚着をしている!! クラクションは鳴るのだろうか?? おおっ、窓ガラスもないではないか!! 風にビニールがなびく姿は物悲しい。 アルゼンチンは、そんな車がたくさん走っている国です!!
●醤油を探して街を歩く。(ウシュアイア) 醤油・・・。 ヤバイ!! 子供も寄ってこない。 (ボニータよりも子供??) ともかく醤油が欲しい。 スパイから情報を得た。 「なにぃ〜!!」 ともかく行く。 諜報活動には健康が重要。 1時間ほど歩き、目指すスーパー付近に。 旅をしていると聞き込みのプロ(?)になる。 「隊長!!獲物を発見しました!!」 おお〜〜〜!! (獲物一覧) なに〜〜〜!! ・のり 酔っ払いのキーボーが奇声を上げる!! ・日本酒 one cup 大関 「大物を発見しました!!」 ・ほんだし
エンゲル係数が、そうして高くなる。・・・想定外ほどに。 |
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| ●ペリト・モレノ大氷河。(エル・カラファテ)
温度が上がって氷河が崩れる可能性が大きいと言うのだ。 でも、私たちが午後に出かけたのは、午後の方が良いと聞いていたからではない。
キーボーは変な体勢で熟睡している。
1.仕事をやめて旅に出た人は、当初は早寝早起きの習慣を引きずる。もちろん早寝早起きは一般的には良いことであるから問題はない。特に深い意識はしていない。 2.旅に慣れ自由であることを知ると、就寝時間が不規則になる。睡眠時間が長くなっていく。好き放題に寝られる喜びを噛みしめつつ。 3.旅が日常になっていくと、就寝時間の不規則はそのままに、睡眠時間じたいはある一定の時間に収束されていく。人間本来の必要な睡眠時間とは個人毎に一定なのだろうか。
氷河行きのバスは1日に2本しかない。 私たちは、たくさんの氷河を南極で見てきた。だから特に船で近づきたいとか、歩きたいとか思わなかった。
木で作られた遊歩道を歩く。一通り歩き、氷河全体を見渡せる場所に陣取る。写真を撮って、崩れる瞬間を待つためだ。 ピシ、ピシッ!! バサーンッ!! 目の前で氷河が崩れた。 海面はしばらく上下し、激しく揺れる。 「凄い凄い!!」 南極と同様に氷からの反射が大きすぎて周囲が明るすぎる。 カメラを構え、次の崩落を待つ。 帰りのバスまでの3時間を氷河の前で過ごし、いくつかの崩落をビデオと写真に撮った。 ●今日から夏時間!?(アルゼンチン) 「今日から夏時間で1時間進んでいますよ。」 「夏時間?アルゼンチンに夏時間があるのですか?」 「今年から夏時間があります。」 辞めたり始まったりいい加減だが、そんなところも途上国的だ。 多くの外国人は、夏時間が始まることなど知る由もなく、バスに乗り遅れたり災難な日だったようだ。 運の良かった日本人が言う。彼は時間を間違えて、遅れてバス停に行ったらしい。 そこにいた日本人で、当日から夏時間だと知っていたものはいない。 知ろうともしなかったが、バス・ターミナルや空港、駅などには張り紙などがあったのだろうか。不思議だ!!。 ●Fuji旅館の大晦日。(エル・カラファテ) アルゼンチン(もしくは南米)にいる日本人旅行者の一部は、年末年始を過ごそうとウシュアイアの上野山荘(上野大学、上野亭)を目指す。 大晦日を世界最南の町で過ごす。 夕方からアサード(BBQ)の準備をし、酒飲み、楽しく飲み明かす。明かすといってもウシュアイアの元旦の朝は早い。早いというか、夜がほとんどない。 そういう楽しい環境を目指すのは分かる。 さて、Fuji旅館だが、特に何もない。 Fuji旅館の姿を知らずに、有名宿ということで移動してしまったのだが「楽しむ」ということでは失敗だった。 でも、ともかく少しでも早く北上するという目的には沿っている。エル・チャルテンの観光もせず、宿に長居をすることもなく、とりあえず北上する。居心地の良すぎる宿では「出る」決心をするのが難しい。出る決心を簡単にできる、という意味では今の私たちにはありがたい宿だった。 ところで、書き方が悪いのでFuji旅館の居心地が悪そうにも思えるかもしれない。実際には、普通の宿に比べれば快適だと思う。ただ、年末やイベントを「楽しむ」という雰囲気の宿ではなかったというだけ。もしかしたら、宿泊客によっては楽しいこともあるのかもしれない・・・。もっとも、例年は大晦日の宿泊客は少ない、ということだったが。。 |
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| ●大晦日の火事、花火、クラクション。(エル・カラファテ)
(おかしいな・・・。) とりあえず、アサードの煙だろうということにして食事を進める。
「火事かも!!」 「キーボー写真撮って来ないの?」 「凄いよ。燃えてるよ!!」 年が明ける。 クラクションも鳴る。 花火が広がる。 花火が鳴り響く。 あちこちで花火が鳴り続ける。 悲しい大晦日だ。 人的被害がなく、ともかく、今夜だけでも、皆が暖かい布団で寝られることを願ってやまない。 ●ウシュアイアとは違うきれいな・・・。(エル・カラファテ)
特にバス・ターミナルの湖側に降りると、観光客用のお店が立ち並んでいる。 そんな町並みは特に面白くもない。 丘の方に大きなスーパーがあるというので目指す。 スーパーは丘の上にある。 薄い水色のきれいな湖が広がっている。 荒涼とした山、青々と水をたたえる湖。 パタゴニアの多くは、アンデス山脈を越えた乾燥した風によって半砂漠の状態になっている。ここカラファテは、その中にあるオアシスのように映る。 (なぜ湖の色があんなにきれいなのだろう?) そういった色のみの光を反射する何らかの性質があるのだろう。 ウシュアイアの美しさは、雪を被った山々に囲まれたビーグル水道の港の美しさ。 ●バリローチェ行きのバスは過酷。(エル・カラファテ-バリローチェ)
何が最高なのかは分からないが、キーボーは興奮している。 カラファテからバリローチェまでは、リオ・ガジェゴスという大きな町を経由して乗換えを重ねる方法と、直通便で行く方法がある。 それぞれに良さがあって、どちらが良いか難しい。 乗換便の方が安いのだけれど、出発時間は朝4時と時間が悪い。 乾燥した荒野を行く。 「おお〜〜!!」 腰が痛くなり出す頃、バスから乗客が減り始める。 ありがたいことだ〜〜。 そして、バリローチェに到着。 翌日のブエノスアイレス行きのチケットを購入し、町に向かう。 |
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| ●1004が空いてなくて良かった・・・かな!?(バリローチェ)
(そうなのかな・・・。) こんなことを書くと反感をかうだろう。でも・・・。 日本人旅行者の言う「良い宿」というか「オススメの宿」は信頼できないことがある。 「良い宿」というか「オススメの宿」が信頼できないのは、安さ重視で居住性が重視されない意見が多いから。これは南米などより、むしろアジアやヨーロッパなどその他の地域で傾向が高いと思う。 その点「1004」は景色がオススメと言う点で、いつものオススメとは違う。 大きなビルだ。
う〜む。やはり。 他に知人が快適だったという宿に行ってみる。 「満室です。あそこも聞いてみたら?もし無理なら探してあげるから戻ってらっしゃい。」 (おお〜、なんて優しいお言葉なんだ!!) 「満室です。」 う〜ん、さすがにハイ・シーズン!! 「申し訳ないけどお言葉に甘えるか・・・。」 「すみません・・・。」 彼女はあちこちに電話を掛け始めてくれる。 1軒目・・・×。 「あったわよ。ツインで75ペソだけど良いかしら。」 そして、その宿は快適だった。 キッチンもその他も設備は良かった。 ●カンパナリオの丘。(バリローチェ)
町を散歩する。 「おお〜〜!!」 バスに乗ってカンパナリオの丘に。 スキー用のリフトに乗って丘を登る。
満足満足!! ●キーボーの質問。(バリローチェ)
もちろんきれいな女性に質問したいのは分かる。 私は気にせずに車窓を眺める。 車窓を眺め続ける。 キーボーと女性は何の反応も示さない。 (おかしいな・・・。) キーボーの方を振り向いたが、きれいな女性は地図を広げている。 (あやしい。地図を見てるよ。) 「まだですかね〜。」 バスはかなり走って、再び「カンパナリオ」という看板が出た。 (今度こそ?) キーボーと女性の方を向くが反応はない。 「まだなのかね?看板あったけど。」 女性は立ち上がって運転手に聞きに行く。 女性もそろそろと思ったのだろうか。 もちろんバスは、カンパナリオの丘を通り越していた。 最初にリフトの人形の看板があった場所が「カンパナリオの丘」入口だった。 (はぁ〜。) それにしてもバスを乗り過ごすなど、この旅で初めて。 |
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良いよ、良いよ!! はしゃいで座席に座った写真を撮るアホ顔の東洋人が2人。 カマはそれほどに素敵だった。 「やっぱ、オレたちカマだよね。」 カマってベッドという意味らしい。 カマ=高級 そんなイメージができていて、単語の意味も カマ=高級 だろうと思っていたのだ。 食事もおいしかった。 そして、ワインやジュースなども出る。 「なんて素晴らしいんだ!!」 とても快適にブエノスアイレスに到着した。 カマに感動した移動だ。 「すき焼き行く?」 しかも土日は食べ放題らしい。 「中田来てるんじゃないの?」 もっとも、ポンポン飛んでいるのだろうし、アルゼンチンになどいないと思うのだが。 さて、少し遠いけれど気合を入れて宿を出る。 熱気が一気に押し寄せてくる。 30分ほど歩き、ようやく国会議事堂に。 裏の方に入って行く。 レストランが見つからない。 どこにも明かりすら付いていない。 「やられた〜〜!!」 次はいつ開くのか? せっかくやってきたので意気消沈。 ●月曜日は中華街がお休み?(ブエノスアイレス) 「中華街気になる?」 ブエノスアイレスでしたいことは特にない。 駅を降り、スーパーに一直線!! 「やられた〜〜!!」 って、まぁ、すき焼きとは違って、こちらは明日は営業するはずだ。 「今日やっている中国スーパーはありませんか?」 撃沈。 とりあえずトボトボと歩く。 「あるよ!!」 喜んで豆腐を買い込み駅に向かう。 「おお!!」 お腹は減っていないのに一気に食欲が出てきた様子。 その、久しぶりにお店で食べるチャーハンはうまかった。 中華料理は最高だ!! 目的は果たせなかったが、気分よく帰途につけた。 ●中華街、再挑戦。(ブエノスアイレス)
中華街にある中華食材店「東亜」は、今日は営業していた。 入口で、同じ宿に泊まっている数人に出会う。 私たちもエアコンの効いた店内に吸い寄せられ、買い物を始める。 最近減少気味のカレー・ルーを選ぶ。 おつまみ用に海苔巻きを買う。 帰途、キーボーと話し合った。 宿に帰ったらすぐにウルグアイ往復のチケットを買う。 明日はウルグアイ、明後日はパラグアイだ。 そう決まったのになぜか夜中までお酒を飲んでしまうのだった。 |
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