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Guatemala グアテマラ

 2008.07.12 〜 07.14 シエラ
 2008.07.14 〜 07.15 パナハッチェル
 2008.07.15 〜 07.16 アンティグア
 2008.07.17 〜 07.18 サンタ・エレナ(フローレス)


グアテマラ関係リンク
グアテマラのホテル
グアテマラの移動
グアテマラの写真

 
  【グアテマラでは・・・】 有名どころの町を短期間で転々と移動した。
【感じること】 比較的人気の高い国だが、物価が安めな以外は魅力を感じなかった。
【お気に入り】 特になし。
【お勧めは〜】 カラフルな民族衣装を着た人々。アンティグアの旧市街。トレッキングで自然を堪能など。
 
グアテマラ・シティで乗換。

グアテマラ・シティに無事に着き、まずはATMで現地通貨をGETする。

財布の中に「使える」お金が入っているということほど、私を安心させてくれるものは少ない。頻繁に国境を越える生活をしていると、無駄なお金を財布に残したくないので、つい節約ばかりになってしまう。お金を使うにしろ、使わないにしろ、やっぱり安心感は欲しい!!

とりあえず終点でバスを降りたものの目的地は、さらに先のシエラと呼ばれる町だ。グアテマラでは、2番目に大きい町らしい。
当初は、グアテマラで旅行者に1番知名度のあるアンティグアに行こうと思っていた。それを、グアテマラ・シティに着く少し前に変更したのだ。

シエラに行くことにしたのは理由が2つある。
1つ目は今後を考えると、最初にベリーズから遠い場所に行き、最後にベリーズの近くに行くコースが最も無駄がなさそうということ。
もう1つは、キーボーのお兄さんがシエラにいるらしいということ。キーボーのお兄さんは、春から旅行しており「南米で会おう!!」と話していたのに・・・。

ともかくダウンタウンにバスで向かう。
タクシーも考えたが、昼間で時間もあるので久しぶりに路線バスにしたのだ。
バスの中は混んでいる。さらに雨が降り始め、湿度が高くなり不快指数は急激に上昇する。
「ねぇ、キーボー、やっぱりタクシーが良かったね。」
「うん。オレは最初からタクシーしか考えてなかったんだけど。」
「キーボーも、さらにダメ旅行者になってるな〜。」
「もう少しだよ。我慢我慢!!」

キーボーがバスの中で変なことをするので、あれこれと大騒ぎになったが、まぁ問題は何もないのでよしとする(笑)。

「歩き方」地図に載っているバス会社を訪れるとそこは既になくなっていた。近所の人の話を聞くと、随分前から無いようだ。本当に「歩き方」は何のために、年度毎に版があるのだろう。不思議だ・・・。重要な内容の更新をせず、広告ばかり更新しても意味ないのに。

そんなわけで、結局は本を捨て、自分たちで探す。
エミさんがすぐに出発する良いバスを見つけてきてくれたので、それに乗り込む。

グアテマラで有名な派手派手のチキンバスではなく、割と普通のバス。
リクライニングもするし、2名の場所に3名が座り込んでくることもないし、けっこう快適に移動できた。

あっ、チキンバスは派手といえば派手だけれど、パキスタンに比べるとどうってことはない。ただ、色がカラフルなだけかも。

●キーボーのお兄さんは強烈だ。(シエラ)

「お〜、久しぶり〜!!」
そんな感じで勢いよく抱きついてきた。
(えっ、マジですか??)
それでも私も調子を合わせて、抱き返す(笑)。

いや〜、こんな再会になるとは!?
キーボーのお兄さん(海礼さん)とは日本のクラブで会ったことがあったが、キーボーとの久しぶりの再会、そして私たちも含めて「仲間」のように思って出会いが嬉しかったのだろう。

「オレがなんか、作るよ。オレは料理にはこだわりがあるからね。」
そんなことを言っていた海礼さんだが、話をしているうちにすぐに外食することに話が変わった。そして翌朝にご飯を作ってくれるというのだ。

夜遅めなのだけれど、再会を祝してまずは酒を買うことに。
「オレ、酒屋の場所を聞いてくるね!!」
「よろしく〜。」
そうして、キーボーが場所を聞いてきてくれた。
そんなことをしていると、海礼さんが言う。
「晩御飯食べに行こうよ。」
「いいですね〜、行きましょう!!」
「まずはお酒買いたいんで、ご飯はその後でいいですか。」
「いいよ〜。もちろん。酒屋はこっちだよ。」
キーボーが聞いていた場所よりも、ず〜っとず〜っと遠くまで歩いていく。

「これ、どこまで行くんだろう?」
「キーボーの聞いてきた場所の方が近くて良かったな〜。」
まっすぐいって、いくつかの角を曲がり、さらに進む。
「私、もう帰り方分からなくなっちゃったよ。」
エミさんが言う。確かに随分歩いているので、そういう可能性もあるだろう。

「あれ!!」
海礼さんが言う。
(良かった〜。やっと着いた〜。)
「ここ、けっこう安いんだよね。」
(あ〜、安いから遠いとこまで連れてきてくれたのか・・・。)

酒を買ってレストランに向かったが、なかなか安い場所がない。
「もうここでどうですか?」
海礼さんがおごってくれるという話なので、皆、気を使って安い場所を探した。でも、妥協してハンバーガー店でもいいかということになったのだ。入ってみるとハンバーガー以外にも結構メニューがあって嬉しい。
「私はコレ。」
「オレはコレ。」
そうやって順調に頼んで、私にやってきたものは注文とは違っていた。
最初に頼んだものだし、担当者が書かないのが悪いと思う。

「なんで?」
まぁ、1回くらい仕方がない。
そう思って気分は悪いけど待つ。

そして、注文した物はやってきたけれど、何やら皆のおかずが少しずつ違う。
「これ、おかしいんじゃないの??」
「キーボーのはさ、ご飯って書いてあるのにご飯もないね。」
「オレもサラダないよ。」
そんなことをアレコレ要求する。
書いてあることだから、言うのは当たり前と思う。
海礼さんも主張している。その主張がまた結構リアクション大きい。さらに、普通の会話にも興奮してきて声が大きい。
(ちょっとまずいかな〜)
なんて考えてもいたが、私もキーボーも、エミさんもかな?
ともかく皆、少し酔っ払ってきたので気持ちが良い。それで細かいことは気にしなくなっている。

「お金は払って頂けますか??」
(??当たり前じゃないか。)
そんな風に思ったが、どうもお店の偉そうな女性が立っている。
「もちろんです。」

なんか、このお店おかしいと思う。
注文したものを出さないで、しかも、メニューに書いてある内容通りにご飯が出てこない。例えば「ごはん」と書いてあったのに「パン」に代わった、とかなら良い。このお店は単に「ご飯」がないのだ。
そういうのが、3人注文して3つとも!!(海礼さんは飲み物だけ)

ありえない!!
でも、正直言って、海礼さんが興奮しすぎて騒いでいるのもお店側が心配な1つかも。

ところで、海礼さんが翌朝にご飯を作ってくれたといえば、それもなかった。いつまでたっても宿に現れもしないのだ。
「もう、オレ作って食べるよ。」
「その方が良いよ。」
そうして3人は別々にご飯を作って食べる。食べ終わっても、まだ海礼さんが現れることはない。
「いやぁ、こんなことだと思ったよ。」
さすがにキーボーは兄の行動を分かっているんだろう。
「いつものことだから。調子だけいいんだよね。」
「そうなのかぁ。」
「まさか野菜とか持って現れないよね?」
そして、海礼さんは、みんなが出発の準備を終えてから現れた。
「いや〜、オレ、忙しいからご飯は勝手に食べてね!!」
(いや〜、相当にヒドイ。)
(これから準備するの??)

後日、バスでパナハッチェルに移動となったが、隣に座った海礼さんが、ず〜っと話しかけてくるので困った。しかも大きな声で。
キーボーもせっかく兄に会いにきたんだから、兄の隣に座って話せば良いのに。面倒くさいとこだけ回して、ちょっとずるい。
疲れたので少し寝ようとすると、今度は大きな声でスペイン語の練習を始めた。いや〜、回りを気にしないで何でもできるのは凄いことだ!!

●ネットカフェを探して朝の町を。(シエラ)

日曜日の朝だということを忘れていた。

開いているネットカフェを捜し歩いても、ネットカフェどころか開いているお店すらほとんどない!!
(どうしようかなぁ・・・。出直すしかないかな・・・。)
それでもあきらめきれずに、旧市街を徘徊する。
もう、あても何もないのだけれど、とにかく歩き回って探す。

こういう時の私はあきらめが悪い。
とにかく、ネットがしたい(日本に連絡をとりたい)一心でとにかく歩き回る。

それでも見つからずに思ったのが、やはり日曜日ということ。
そして、後で確認したら実際にそうだったのだが、日曜日はほとんどのお店が閉まったままで営業はしないとのことだった、だからネットカフェを探すのは、無駄な作業だったのだ。

「日本人ですか?? 何か探しているんですか??」
宿のオーナーさんが話しかけてきた。
「はい。ネットカフェを探しているんですけど。」
「あぁ、今日はあの先の店が午後から開くくらいかなぁ。」
「今、どこかでネットできないですか。」
「今から行くカフェでできるから、来る??」
「よろしくお願いします。」
そんな感じで連れ立って歩くのだが、どうも会話が弾まない。
ちょっと変わった人だとは思っていたのだけれど・・・。

「私、宿をやっているんですけど、どこに泊まっているんですか??」
突然にオーナーが私に言う。
えっと驚きながらも、まぁ納得(笑)。
正直、シエラの日本人宿タカハウスに関しては、「快適」とか「便利」とか言う評判よりも、オーナーのタカさんについての噂が多い。噂なんてここに書いても仕方が無いんだけれど、「いい人だけど、かなり抜けている」ということに要約される。だからこそ、こんな質問に納得してしまうのだ。
「いや、私、そこに泊まってるんですけど。」
「え? そうなの? すいませんね〜。」
「いえいえ、私もちゃんと顔を覚えて無かったですから。」

ちょっと高級なカフェだが、WIFIがちゃんと飛んでいて納得。
少し高かったけれど、おいしいアスパラ・サラダを食べてネットにふけった。日本に連絡が取れて一安心だ。

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ミニコラム

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●市場が1番の見所かな。(シエラ)

シエラには見所というほどのモノはほとんどない。
むしろ郊外を訪れたり、トレッキングしたりするのが楽しみ方のようだ。

宿に関して言えば、日本人宿「タカハウス」はまぁ、悪くはない。
ただし、パソコンはあるのにネットはつながっていないという不便さはある。ネットがない宿はあまり好きではない(ことが多い)ので、ここも同様に不満だ。

ただし、窓がなく暗いながらもドミトリーのベッドそれぞれが、ついたてで区切られている。個室に近い状態になっているのは、ドミトリーとしてはかなり良い。
廊下にはモノが煩雑に溢れ、ベッド、キッチン、談話室など清潔感は全くない。それにしても、ネット以外の設備はそれなりにあるので、長居してしまえば、居心地が良くなるのだろう。
いずれにしても時間のない私は、すぐに次の町に進みたいのであまり関係の無いことだ。
到着翌日に早く起きた私は、早速に町を散策して回る。
旧市街は比較的狭い。
石畳で雰囲気がある町並みが、しばらく続く。教会などが並ぶ広場は、特に雰囲気がある。シエラはグアテマラで2番目に大きな町だというが、すり鉢状にへこんだ底にある町なので、周囲には緑豊かな山々が見える。自然に囲まれ、少し行けばトレッキングを楽しめるというのは素敵な環境だ。

もし長居して、自然も楽しめれば、シエラも素敵な場所なのかもしれない。
時間のない私にとっては、町だけを見ることになったのだが、面白みは少なかった。旧市街は確かに雰囲気があるのだが、狭いし特徴に欠ける。あちこちで同じような、もしくは、もっと素晴らしい旧市街を見ている私には「小さな旧市街」程度にしか映らなかった。
そう見てしまう私も悪いとは思うのだが、まぁ、印象ってそういうものだろう。

町並みはともかくとして、もう1つの見所「民族衣装を着た人々」は期待通りのものだった。町には比較的少ない民族衣装の人々で、市場は埋め尽くされている。色とりどりのカラフルな民族衣装を着込んだおばさんたちが、野菜を中心にさまざまなものを売っている。その風景を見るだけでカラフルさにドキドキさせられる。

民族衣装の色合いとしては、ボリビアやチベット、ベトナムなどと似ている。なぜ山岳地帯の民族衣装は同じような色合いになるのか不思議だ。人間の深層心理が求める色というのは同じということだろうか。

チベットやボリビアの場合には、極度の高地のため、色が少ない単調な世界なのでカラフルさを求めるのかと考えたことがある。だが、ベトナムやグアテマラは緑に囲まれ、色のある世界だ。なぜだろう。どこかで調べたら、カラフルさの理由が分かるのだろうか。

ともかくも、市場の風景はイメージ通りにグアテマラの雰囲気を色濃く表していた。

●初のチキンバスに。(シエラ-パナハッチェル)

「パナハッチェル?」
そうやってゴチャゴチャに混雑したバスターミナルで聞くと、男がすぐにバスまで案内してくれる。案内してくれたバスには既に8分ほど乗客が乗り込んでいた。
「どうしようか、混んでいるね。」
「別のバスにする?」
「そうしよっか。」
その選択は間違っていた。次のバスが出るのは、2時間後だったからだ。早く到着したいから、午前中に出発したのに、そんなに待たされては意味がない。

さらに、出発前には海礼さんにも2時間近くも待たされていた。なぜか、午前中にやってきた海礼さんは、キーボーのベッドで荷物を全てぶちまけ荷物整理を始めた。出発の朝になって、いったい何をやっているのかと思ったが、案の定時間が掛かる。いつまでたっても準備は終わらない。既に私、キーボー、エミさんは準備も終え、食事も終え、出発予定時間も過ぎた。

それでも、海礼さんは遅々として進まない作業を続ける。
「あと10分。」
「あと5分。」
そんな言葉を何回聞いただろうか。

「あのさ、もう出ない?」
1時間以上も待たされて、イライラしてきた私が言う。
「もす少しって言ってるけどね。」
「いつまでやってるんだろう。」
「待たせてるって分かっているのかなぁ。」
そんな会話をしていたら、キーボーがアイディアを出した。
「かばんを持って、出て行くふりをしたら少しは急ぐかも。」

残りの旅行期間が短い私は、パナハッチェルには1泊しかする予定がない。だから、早いうちに町に到着し、今日中に歩き回ってしまいたい。そう思っているから急いでいるのだが、結局は遅い出発になってしまった。その上にバスでも待つことになったのだ。

乗り込んだバスは、普通にバスに比べるとカラフルなバスだ。まぁ、カラフルとは言っても、パキスタンのバスのように「スゴイ」かと言えばそうでもない。ちょっと絵が書かれていたり、装飾がされている。
座席もとても快適とはいえないが、アメリカなどから中古バスを輸入して利用しているのだろう。
「なんでチキンバスっていうんだろう?」
そんなことを話しながらパナハッチェルに向かう。

●移転した村岡亭の居心地は。(パナハッチェル)

ホームページを見て、何かを発見したらしいエミさんが言う。
「パナハッチェルの宿さ、とっても居心地が良いらしいよ。」
「へ〜、そうなんだ。誰が言っているの?」
「えっと・・・。」
誰だか分からなさそうなので覗いてみると、私やキーボーは何回もあったことのあるヨシさんだった。3年半も旅行し、まだアメリカ大陸を回り終えていないという、のんびり派の旅人だ。夫婦で旅行し「お互いにしばらくは旅をしよう」と納得しているからこそ、そういうことができるのだろう。私も、気心の知れた相棒として、彼女がいれば旅を続けているかもしれない。結局、旅は人次第なのかも。面白さも、つなまらなさも、自分を含めて、それぞれの心境が大きく反映してしまう。
「へ〜、ヨシさんたちオススメか。本人に聞いてみようかな。どんな風に良いか。」

そして、メールにてどんな風に良かったか確認する。
ヨシさんの奥さんのユウコさんは、マメな方ですぐに返事をくれた。それは少し意外な返事だった。
「パナハッチェルの村岡亭は移転したので、今はどうなっているか教えてほしい。」

「オレ、時間ないし、パナハッチェルってそんなに興味ないんだよね。エミさんとキーボーは行くんでしょ??」
「うん。行くつもりだよ。」
「じゃ、2人が行ったら、どうなったか紹介してあげてね。」

そんな会話をしていたのも少し前だが、結局は4人で訪れることになった。キーボーとエミさん、さらにキーボーの兄である海礼さんも一緒だ。

正直・・・ガッカリした。

建物も新しい。
清潔で設備も整っている。

ただし、それだけなのだ。

その居心地の良さを求めて、興味の無かったパナハッチェルを訪れることにしたのに。

宿のドミトリーの値段は、町の個室の2〜3倍する。確かにきれいなので、それも分かる
がここまで値段に差があると泊まる価値があるのかどうか。さらに、町から遠い。湖からも遠い。立地が悪すぎるのだ。

もう1つ。1番気になること。宿の男性たちは、とても人当たりの良い方たちだったが、唯一いたおばさんの言葉遣いは、とても客扱いとは思えなかった。
例えばお風呂に入るときになって、「早く風呂に入れ」と大声でせかして次々に人を入れようとする。
「順番に時間を開けずに入ってください。」
とは言われていたので、そのつもりだったが、1分くらい待たせるだけで大声で叫んでいる。そんな風にせかされては気分が悪い。気分が悪いと世話にはなりたくなくなる性分の私は、風呂に入ることすら断ってしまった。

ちなみに、おばさんにレストランについて聞くと「何時に食べるか言って下さい」との言葉。時間が分からないと困るというのだ。普通にレストランと書かれ、営業時間もあるというのに、どういうことなんだろう。

どうにも「自分の」予定を優先している宿としか思えない。
全く期待はずれで、翌日は去っていくことが気持ち良かった。

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●喫茶店のネット代が有料だって?(パナハッチェル)

無線LANマークが付いたカフェで、ネットを利用する。
村岡亭のネット代は、8Q(ケツァル)と町でも最も高い値段だったので、町のネットカフェに行くことにした。

でも、その選択は間違いだった・・・。
というか、有料か無料か確認すべきだった。カフェでは無料でネットを使える場所が多い。だからここでも無料だと思い込み、不要に長居してしまった。
しかも、カフェでのネット代も 8Q/1時間 と言うではないか。普通にネットカフェでネットをすれば、5Q/1時間 だった。

カフェでは、智ちゃんに電話をたくさんした。
悩み事があったようで、たくさん話せてよかった。宿で電話すると、周りに人がいて気になってしまうし、静かなネットカフェだと話しづらいこともあるし、私にはカフェで良かったのかなぁ・・・!?

●今度こそお別れかな。(パナハッチェル-アンティグア)

「じゃ、2人とも仲良くね!!」
「タカちゃんも気をつけて!!」
「別れて帰ってきたら、奢らないからな!!(笑)」
そんな風にパナハッチェルのバス停で別れた。

以前にボリビア〜ブラジル間で2週間ほど別れていたが、今回はさすがに再会することはないだろう。彼らは湖対岸のサン・ペドロに向かう。
グアテマラでもとても評判の良い場所で、時間があれば行ってみたかった場所だ。
そして、グアテマラを全て回った後に思うことは、パナハッチェルやシエラよりもサン・ペドロに行けばよかったかも、ということ。

1人旅は久しぶり。
これから、1人で北上し、ベリーズ、メキシコ、キューバ、ジャマイカ、アメリカと行って、その後にタイ。タイでは智ちゃんとアルゼンチン以来の再会となる。
今までは3カ月おきに会っていたが、今回は智ちゃんの作品展や私が危険な国にいたと言うことで延びてしまっていた。それだけに今から再会がとても楽しみなのだが。

キーボー、エミさんと再会できるのも随分と先になるだろう。彼らの予定では秋と言うことらしいが。

1人で混雑したバスに揺られ、途中で乗換をする。
今までなら、自分でせずとも、誰かがしてくれたことも自分でしないとならない。
こんなバスに乗るだけでも1人を実感する。
ガイドブックも何もない旅がしばらく続く。

(こういうのも旅なんだよな〜。)

アンティグアには予定通りに着いて、宿を目指す。

●ペンション田代の個室はフルで。(アンティグア)

「満室ですよ。」
個室はどこも空いていないらしい。
「高い部屋もですか?」
ペンション田代には、バスタブ付きで25USドルという部屋があると聞いていた。多くのバックパッカーなら敬遠して、その部屋だけはと期待して聞いたのだ。
「そこも入ってしまって。」
ドミトリーは空いているらしいが、悩んでしまう。ペンション田代に来たのは、個室でのんびりとネットがしたかったから。個室でネットができなければそれほど泊まる意味はない。

(でも、ま、いいか・・・。1泊だけして考えよう。)
まずはネットを使いたかった私は、1泊ドミトリーで泊まることを決める。智ちゃんに電話をしてから(今まであまり書いていなかったが、メールと電話はほぼかかさず毎日している・・・笑)町を散歩する。

(意外に普通だな。)
そう思ってしまったのは、町の魅力だけの問題でなく、自分の心の問題でもあっただろう。帰国が近くなり、心配事も増え、智ちゃんについても心配事があり、とてものんびりと旧市街を鑑賞できる状態ではなかったのだ。

町中心の広場はとてもきれいだった。
他はそれほど印象的ではない。教会は結構多く、昔の繁栄を思わせてくれる。

(う〜ん、この程度なら明日出るかな。)
明日の夜便でティカル遺跡のあるサンタ・エレナ(フローレス)に向かえば、アンティグアを明日も見て回れる。
(それで十分だろう。)
そういう気分になったのだ。

翌日は青空が広がっていたので、カメラを持って町を回る。
狭い町なのですぐに散策は終わってしまう。

そして、再びネットの前に腰を下ろして智ちゃんに連絡を取る。

いや〜、ここ1年以上はこの日課が続いている。時差を考えて日本に連絡を取る。その時差が微妙で、連絡を取りやすい時差と取りにくい時差がある。しかも、昼夜がお互いに違うので「おはよう」などという言葉も使いづらい。

でもま、連絡が取れるだけで嬉しいんだよね。


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●快適だ〜。やはりこれだ!!(アンティグア-サンタ・エレナ)

バスは最も高い 1st class(プリメーラ)をお願いした。
ただし待ち時間が長すぎる。もっと遅くグアテマラ・シティに来るべきだった。

特にすることもなく、手持ち無沙汰に出発時間を待つ。

バスにようやく乗り込めるらしい。
(どんなバスかな〜。)

私の席は最前列の通路側の席だった。
乗るときになって気が付いたのが、それはちょっと失敗。足が気持ちよく伸ばせないかもしれない。
乗ってみて不安は的中。最前列だけ、足を伸ばしきれない。
(後ろの座席が空いているといいな・・・。)
後ろに席を映ることだけ考えながら、後部をチラチラと覗き見る。

バスが出発する直前になって、座席を移動した。
(これからしばらくこの座席に来なければ安心して寝られるんだけど。)
町の近くで乗客が乗ってくることもあるので、まだまだ安心はできない。

エアコンは効きすぎだが、準備はしてある。座席のリクライニングも十分。中米で乗っていたバスよりも、このバスのほうがずっと快適だ。
(やっぱり、こういうバスも準備してもらわないとね〜。)

気持ちよく寝て、朝になってサンタ・エレナに到着した。
寝られていたので、疲れもなくこのまま活動ができる。やっぱり良いバスに乗ると良いことがあるのだ!!

●ティカル遺跡へまっしぐら。

サンタ・エレナに早朝に着くと、すぐに部屋を決める。
そして、ティカル遺跡へのバスを確認する。

バスは1時間おきに出ているようだが、なるべく早い時間に行くことにする。お金がなかったので、ATMに行ったが、どこも故障中だったりして、遠くまで行かなくてはならなかった。早くティカル遺跡へ行きたいだけに、気分的にもかなり急がされてしまった。

ミニバスに乗り込み、遺跡を目指す。
町の郊外に出るとすぐにジャングルが広がっている。
マヤ遺跡などは西洋人による発見が遅かったと言うが、そういう理由からだろう。

遺跡は広い敷地に広がり、暑い日差しの中歩いて回るのは骨が折れる。

私は不思議とアンコール遺跡群を思い出した。
ジャングルの中に点在する遺跡群、そして、それぞれが傷み、修復作業が続けられている。まさに状況は同じなのだ。修復次第で遺跡の魅力は、増しも減りもする。いい加減ではなく、昔のままを残す方向で魅力ある修復をして欲しい。

遺跡はなんと言っても「高さ」に驚かされる。
「大きさ」というよりも、圧倒的な「高さ」なのだ。こんなに急斜面で高い建物が造られている遺跡は今までに見たことがない。

No.5 の遺跡には登ることができた。
崩れかかった遺跡を登るのではなく、脇に作られた梯子状の階段を使って、遺跡上部に上がることができる。あまりも急な階段であり、登らない人も多い。実際に登ってみたが、本当に恐ろしい経験だった。少しでも足や手を滑らせれば、まっさかさまに下に落ち、死んでしまう確率も高いだろう。

しかし、上部から眺める風景は、ジャングルの中に点在する遺跡を美しいものだった。
印象的という他ない。正直、マヤ遺跡にはそれほど興味は無かったのだが、良さそうな遺跡を1つ選んで訪れた。

ティカル遺跡で良かった。
その後に聞いたのだが、メキシコの遺跡は修復が酷くて食傷したという話も聞いたので。




●フローレス島の日本食「すいか」。

日本食があると知ると、どうしても行ってしまう。

我慢ができない。
満腹以外は、私の衝動を止めるものはない!!(笑)

ティカル遺跡で有名な、フローレス島には「すいか」という日本食レストランがある。
私が滞在しているのは「島」ではなく、サンタ・エレナだ。ただ、道路でつながっているのでどちらも同じと言えば同じ地域にある。

私は歩いて「すいか」を訪れることにした。
サンタ・エレナには観光客はほとんどいないし、特に変わったものもない。

それが、橋のような一直線の道路を渡ると、急にツーリスティックになる。
(雰囲気違うな〜。)
そんな風に思いながら歩いていると、前のほうから日本語が聞こえてきた。
「どのくらいいるんすか?」
「いや、オレたちは5日ですよ。」
「へ〜。おれたちは結構ここに長居してるかな。」

そんな会話が聞こえてきたが、特に興味のない私は素通りする。
仲良くなるには若すぎる気もするし、何よりもグアテマラを早く出たい・・・メキシコに早く行きたい私には全く興味のない話題だから。
今はとにかく無駄な時間を使わずに、LA まで行くのが1番重要なことだ。

「すいか」は、日本人女性が経営するこじんまりしたレストランだった。

しかも行く道々で見ていた、観光客向けのレストランの値段よりも圧倒的に安い。庶民の食べるタコスなどに比べれば値段は高いが、日本食にしては安い気さえする。


いろんなメニューがあるけれど、まずは親子丼を頼む。
漫画を読みながら待ち、しばらくして丼が運ばれてきた。鶏肉はいったん揚げたものを炒めている。中華のようで、とてもおいしそう。
タイ料理や中華料理でも、まずは揚げて、その後に炒めるという料理がけっこうある。ただ、海外の日本食で、こんな細かいことをしてくれるのは珍しい。さらに見た目だけでなく。味も良かった。

もう少し食べようか・・・量が少なめだったので、サラダを考えたが、ネットをする時間になったので、ネットカフェに行く。毎日のように時間がある日には日本に連絡している。だから「ネットの時間」なるものがあって、そういうのは普通の旅行者には考えられないかも!?(笑)
毎日のようにネットをたくさんしているので、他の人からは「ネットばかりしている人」って見えているようだし。

ネットが終わってから、暗くなってしまったけれど「すいか」を目指す。
夜道は危険なのかもしれないけれど、観光地でもあり、おそらくそれほどの危険は無いだろう。なるべく早足で明るい場所を選んで歩く。

「すいか」では、野菜炒めを注文した。とっても山盛りだし味も良かった。
でも、親子丼ほどではなかったかな。

「さっき食べた親子丼、とってもおいしかったです。」
そう言って、「すいか」を後にする。

オーナーさんが、笑顔で見送ってくれた。

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