
真夜中のホテル探し。(サン・サルバドル)
国境も無事に越え、真夜中にエル・サルバドルの首都サン・サルバドルに到着した。
聞いていた話では、ここですぐに乗り換えてグアテマラに向かうとのこと。
(・・・。なんかおかしいな。)
どうも周囲の様子を見ていると、乗換などはなさそう。
他の乗客は思い思いに散っていく。中には待合室で朝を待とうという人までいる。
「すみません。乗換のバスは何時ですか??」
「7時・・・、あっ、6時です。」
「明日の朝?」
「はい。」
(やっぱり・・・。きっと、聞き間違えていたんだな。)
自分では乗換について確認していなかったので、聞き間違いか、嘘だったのかよく分からない。ただ、エル・サルバドルに1泊するくらいならホンジュラスに行きたかった。
(まっ、今さら仕方がないか・・・。)
到着していたのに寝ぼけていて、なかなか出てこなかったキーボーとエミさんに言う。
「ねぇ、今晩はここに泊まって、明日朝6〜7時発らしいよ。」
「え〜!!」
「ほんとに??」
「そこの人たちに確認したよ。それにさ、乗換のバスなんていないじゃない。」
キーボーとエミさんも確認に行く。
が、乗換のバスがあるわけもなく、同じ結論になる。
私はその間に、バス・ターミナル上にある高そうなホテルの値段を確認した。
シングルで30ドル以上、3人だと53ドルらしい。ま、高いが「高すぎる」というほどの値段ではないので安心した。しかも、ネットもあり、かなり部屋も広くてきれい。3つ星半クラスのホテルだ。
「どうしようか??」
エミさんは想像通りの答え。
「朝までここで待とうかなぁ。」
キーボーは本でホテルを探している。
そして私も言う。
私自身はいくらであってもベッドで寝たい。ずっとバス移動ばかり続いているので、身体を休めないと体調を崩してしまうかもしれない。
「オレはどこかに泊まるよ。」
「近くの安宿に行ってみようよ。」
「そうだね。」
キーボーの希望でタクシーで皆で行く。
バス・ターミナルからはすぐなのだが、夜中でもあり危険があるかもしれないので、念のためにタクシーなのだ。
1軒目は満室だった。
2軒目も、3軒目も・・・。どこも満室。
タクシー運転手に教えてもらい、どんどん空室を聞くが、どこも満室。
そうしているうちに、宿からカップルが出てきた。どうも、雰囲気を見るに安宿は「ラブ・ホテル」として利用されている様子。だから夜中に混んでいるのだろう。もしかしたら、「ラブ・ホテル」として利用するお客のほうが回転が速く儲かるのかもしれない。
ともかく周辺の宿、全てで断られてしまった。もうバス・ターミナルを離れ、街中まで行くかバス・ターミナル上の中級(?)ホテルに泊まるしかない。
もう意を決して言う。さっさとホテルを決めないと休む時間がどんどん亡くなってしまう。だから、こんな場所で悩みたくないのだ。
「明日の朝が早いからさ、街まで行きたくないな。オレは上に泊まるよ。」
まぁ、結果的にキーボーと私で話して、皆でバス・ターミナル上のホテルに泊まることにした。
ところで、サン・サルバドルの夜だが、バス・ターミナル周辺にはほとんど人がいない。だから犯罪者もいない様子。ただ、万が一、犯罪者がいるとあまりにも危険なので要注意!!
up↑
|