
ベリーズへ行くぞ。
(サンタ・エレナ-ベリーズ・シティ)
早朝に目を覚ますと、早速出発の準備をする。
不思議なことだが、ここ最近は目覚ましなどセットしなくとも勝手に朝になると目を覚ます。だいたい、寝てから5〜6時間で目が覚めるようになっているのだ。
これってなぜだろう??
別に昼寝をするわけでもないのに!!
以前は6時間どころか、8時間でも、10時間でも寝たかったのにとても不思議だ。
旅に出てから、最初はたくさん寝ていた。それが次第にこういうサイクルになってきた。夜に酒を飲むと寝るのは遅くなるが、睡眠時間自体はそれほど変わらない。もしかして、これって歳を取ったことと関係があるんだろうか!?
とはいいつつも、今日のように時間が決まっていない出発なら良いが、朝6時発、とかバスチケットを買ったりするには勇気がいる。
起きるとは思う。
起きられるとは思う。
それでも、万が一起きられないのではないか、そんな不安が出てしまう。
そして、不安が湧き上がってくるとちゃんと寝られない。1時間や2時間に1回は目を覚まし、まだ眠れると睡眠を繰り返す。そんなことをして、深い睡眠が取れないのだ。
あきらめて朝まで起きているという選択肢もあるが、最近はそういうことはしなくなった。身体にも悪いし・・・。
ともかくも、バス・ターミナルに行って、国境行のバスに乗り込む。
ガソリンの高騰もあるのだろう。やはり値段は上がっていた。満席になったら出発かと、待つことを覚悟していたが、意外にもガラガラのまま、7時半に出発となる。
(いや〜、快適快適!!)
そんな風に思いながらどんどん走る。この運転手は今日は運が悪かったのだろう。乗客が乗りそうで乗らない。国境方面ではなく、ティカル方面に行きたい客ばかりなのだ。
(かわいそうだな〜。)
そうは思いつつも、車内は空いているので快適で嬉しい。
グアテマラとベリーズの国境手前で、ワゴン車から降ろされる。
少し歩いて橋を渡るとイミグレーション・オフィスがあるらしい。
列に並んで順番を待つ。
自分の順番が来てパスポートを出す。
すぐにスタンプを押してくれたが、意外なことを言われた。
「10Q(ケツァル)です。」
(え!?)
実は直前に余ったお金を、ベリーズ・ドルに両替してしまっていた。
10Qは1USDちょっとの金額だが、そのお金がないのだ。
(困ったぁ!!)
どうしようもないので、後ろを振り向く。
誰かに両替してもらうしかない。運良く後ろには西洋人旅行者一家が並んでいた。
「すみません。10Q必要なんですが、両替してくれませんか。」
「いいよ。別にケツァル必要ないし。」
「ありがとうございます。じゃ、ベリーズ・ドルでいいですか?」
彼らも小銭だから、そんなに気にしていない。
そして、結果的に私はほとんどお金を払わないで終わってしまった。どうも彼らの勘違いっぽいのだが、まぁ、150円とかの話だからいいだろうと、気にせずにその場を離れてしまったのだが。
ベリーズ入国にはビザが必要だ。
日本政府はベリーズ政府に、ノービザでも入れるように交渉して欲しい。主な西洋諸国民は、ノービザで入国ができる。でも日本人は50USDもするビザが必要なのだ。出国時にも15USDほど徴収するので、入国のためには実質65USDものお金を払わなくてはならないのだ。
ビザの取得は簡単だった。
5分も掛からずに簡単にビザが取得できたので、拍子抜けした気分だ。
「歩き方」には、「ビザがどこで取得できるか分からずに迷った」。などという投稿が載っていたが、全くのナンセンス。ベリーズ人には英語が通じる。
「単にビザはどこで取得できますか?」
と聞けばすぐに教えてくれる。おそらく、英語が分からずとも、係りの人に「ビザ、ビザ」と言えば教えてくれるだろう。どういう旅行者が、この小さな国境で迷ったのだろう??
国境から町まで、タクシーで行く。
そしてバスの乗り込んで驚いた。なんと、バス代が安くなっているのだ!!この燃料高騰のご時世に本当に不思議だ。その後に乗ったバスも値下がりしていたので、ベリーズ全般の話なのだろうか。謎だ!!
途中から大雨に見舞われたが、バスは順調にベリーズシティのバスターミナルに到着した。
●たいしたことのない町。(ベリーズ・シティ-コロザル)
グアテマラからそうだったのだが、昼から夕方の間に雨が降り始める。
そして、そのまましばらく降り続くのだ。
(どうしようかな。ベリーズは島が有名だから・・・。)
(でも、雨ばかりで行っても海がきれいじゃないかな・・・。)
(まっ、ともかくベリーズ・シティでも見てみようかな・・・。)
そんな感じであまり期待しないで、散歩を開始する。
何もない!!
見たいものが何もない!!
雨も降っているし、町もいたって普通だし、なんだか普通の田舎町!?
(やっぱり、ここイマイチっぽい。島に行くのも雨だし、面倒だし・・・。)
(よし、メキシコに近づくぞ!!)
そもそもベリーズに来たのは、単にメキシコのカンクンに行くための近道のためだ。だから、それほど興味があったわけでもない。だからこそ、簡単にこんな決断ができたのだろう。
コロザル行のバスを見つけ、乗り込むと後は快適に北に向かうことができた。
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