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アルヘシラスは遠い。(タンジェ-タリファ-アルヘシラス)

タンジェからどうするか。

ヤングはタンジェで1泊すると言っている。しかし、荷物を置きに行く様子はないし、私たちの雰囲気を伺っている。

(3人でタンジェに泊まったらラッキーだなぁ〜。)
とか考えているのだろう。そして、いつもの私だったらそうなってしまっていただろう。なにせ、そうやって、モロッコをずっと過ごしてきたのだから。

しかし今日は違う。
もうモロッコには満足しており、出国したくなっていること。そして、目的地をダイちゃんのいるフランスに定めて、急ぎ足で向かうと決めたこと。そのために電車もクシェットにしたのだ。クシェットでしっかり寝れば、タンジェでの行動開始が随分とラクになる。

そんなわけで、私とケイコちゃんは、スペインを目指す元気が十分にある。ヤングは、座席で来たので疲れているのだろう。でも、運良く2人分の座席を使えたことと「若さ」もあって頑張ろうとしている。

ともかく、駅を出てタクシーでCTMバスターミナルに向かう。
「グラナダ行きはありますか?」
「国際線は9時から(隣のカウンターを指差す)。」
(ふぅ〜。同じ席に毎日居るのに、隣の席の人の仕事内容くらい覚えておけよ。)
そう言うと相変わらず暇そうに、雑談をしている。まぁモロッコ人はこんなものだろう。日本のサービス業であれば、こんなことはまずないが、途上国のサービスはこんなものだ。仕方がないので1時間ほど待って、9時に聞いてみることにする。ヤングもその答えを待ってから部屋を探すらしい。

9時を過ぎたのに、国際線カウンターには誰も現れない。
(おかしいなぁ〜。でも、モロッコだから時間にいい加減なのも仕方がないか。)
業を煮やしたケイコちゃんが聞きに行く。
「グラナダ行きのバスですが・・・。」
「はいはい。」
そう、既に国際線の担当者は来ていたのに、雑談していたのだ。私たちが待っていることぐらい分かるだろうに。まぁ、これもモロッコなのだ。どうせ今日でお別れなので、どうでもいいや。モロッコ人は勝手にいい加減にやってくれ。
「午後4時半です。」
「それだけ?」
「1日1便です。」
微妙な時間だ。その時間にタンジェを出発するとなると、グラナダに着くのは夜2時過ぎだろう。そんなバスに乗って行っても仕方がない。要するにCTMバスで行くよりは、自力でアルヘシラスに渡って、都合の良いバスを探した方が良いのだ。いくらなんでもグラナダ行きは、1日に何本もあるだろう。

船でアルヘシラスに渡り、早い時間のバスを探す。最悪でも夜2時過ぎに着くバスはあるわけだし、アルヘシラスで1泊して、翌朝のバスで向かっても良い。

「よし、行こう!」
「私はタカくんに着いて行くよ。」
ケイコちゃんは、グラナダ、バルセロナと向かい、日本行きの飛行機のチケットを買うまでは頑張って一緒について来ると言っている。そう、一緒にスペインに行けば、ケイコちゃんのお金をATMからユーロ通貨で下ろし、渡すことができるのだ。・・・でも、大金は持ちたくないので、チケットを買う直前にATMで下ろして欲しいと言っているが。
「オレも行こうかな・・・。」
様子を伺っていたヤングもタンジェ滞在をやめ、皆で行くことになる。ヤングは初めから、私とケイコちゃんがタンジェに1泊しないなら、一緒にアルヘシラスに渡ろうか・・・とも考えていたのだろう。

しかし!!
アルヘシラス行きのフェリーのチケットを買ったつもりが、タリファ行きのチケットだった。これで大丈夫なのか??急いで代理店に戻り、チケットの変更をお願いする。
「タリファからアルヘシラスまで、無料のバスが出ていますよ。」
そう、私たちが買ったタリファ行きの高速フェリー券は、アルヘシラスまでのバスもついていたのだ。
(紛らわしいなぁ〜。)

高速フェリーはやたらと揺れた。
船には随分と乗っているためか、私は「揺れているなぁ〜」って感じだったけれど、周りは随分と慌てている。
デッキではもどしている人もいる。気持悪そうに我慢している人もいる。ケイコちゃんも随分とつらそうだ。普通フェリーに比べて、高速フェリーは重さが少ないのと重心が高いためだろう。その代わり海上にいる時間は、35分と短い。普通フェリーの約1/4なのだから仕方がないか!?

気持悪くなった人もいたけれど、高速フェリーはタリファまで無事に着き、乗客はどんどん降りて行く。
聞いていた通り、アルヘシラス行きのバスが待っており、サッサと乗り込んで席を確保する。

(おおっ!!)
砦の跡が見える。そして街並みが見える。
バスからの車窓は、素晴らしかった。何も期待していなかっただけに、私のイメージ通りの「南欧」を見えたのは嬉しかった。青い海、山々に茂る緑、色とりどりの鮮やかな建物、風力発電機の巨大な風車がたくさん。そして、私の心に働きかけてくる何だか分からない何か。

ケイコちゃんも写真を撮りまくっている。
ヤングは疲れているのか寝ているようだ。

アルヘシラスの港の前に、そのまますぐに着いた。タリファ経由で乗換えも面倒だと思ったが、素敵な景色が見られてかえって良かった。普通フェリーでくるよりも、やはり速かったし。

●ヤングに見送られて。(アルヘシラス-グラナダ)

グラナダ行きのバスはどこからかな。
バスターミナルからのバスと、港の前から出るバスがあるらしい。

周りの人に聞くが埒が明かない。
おそらくバスターミナルからの出発で間違いないのだ。
ヤングはチケットを買うために列に並んでいる。ヤングを待っていたいが、それでは私たちのバスに間に合わなくなる。時刻だけは分かっているので、20分後にバスが出ることは分かっているのだ。

ケイコちゃんと急いでバスターミナルに向かう。
いつもはのんびりのケイコちゃんが、今日は私よりも早足で歩いている。やればできるんだなぁ〜。でも、無理しなくてもなんとかなるさっ(最近、楽観的になりつつある私なのだ)。
実はケイコちゃんも私もバスターミナルの正確な場所を知らない。それなのに急いで向かっていると言うこと自体が無理なのだが、目算はあった。先ほど港でキョロキョロしていた人が、急ぎ足で北に向かっているのだ。おそらく彼はバスターミナルに向かっているに違いない。
途中までついていき、信号待ちの時に聞いてみる。
「バスターミナルはどちらか知っていますか?」
「あっちだよ。」
やはり彼も向かうところだったらしく、一緒に向かうことになった。

無事にチケットを買い、バスに乗り込む。
「良かったねぇ〜。」
「これで明るいうちに着けるかな?」
「夕飯はグラナダでディナーにしよう!!」
「おいしいもの食べたいね〜。」
「あっ、ヤングだ!!」
時間に余裕があったヤングが、私たちを見送りに来てくれたのだろう。しかし、私たちは既にバスの中だったので、私たちに気付かずにキョロキョロしつつも諦めて帰ってしまおうとしている。
急いでバスを降りて追いかける私たち。バスの出発がもうすぐだと言うことも忘れて、ヤングが消えたほうに走る。

ヤングに追いつき、見送ってもらうことが出来た。

ヤングは「見送り」とか、そういうことをいつもきっちりする。そういうところも、良い持ち味なのだろう。いつもこういう細かいことで、ヤングの印象が良くなったりする。面倒くさがりの私も、ヤングを見習わないと・・・。

しかし、バスは予想以上に時間がかかった。
4時間たってもまだ着かない。3時間くらいで着いても良い(?)距離なのだが、頻繁に停車を繰り返すのでなかなか進まないのだ。モロッコの民営バスを思い出してしまう。スペインとモロッコは余り変わらないんだなぁ〜、なんて考えは間違っているかな。
結局、到着まで4時間半少し掛かった。
もう既に真っ暗。

バルセロナ行きのバスの時間を調べ、町に向かう。どうやって向かえば良いか分からないが、まずは歩いて行けないか確認する。・・・残念ながら無理。親切なスペイン人がバスを教えてくれた。

9時半前に町に着き、宿を探す。
「満室」「満室」「満室」「満室」、確認するまでもなく、入口に張り紙がしてある。
(どうなることやら・・・。)
仕方がないので荷物を置いて、ケイコちゃんに見ていてもらう。その間に私が探しに行く。
「満室」「満室」・・・やはりどこも同じ。週末だし、夜だし、9月に入ってもヨーロッパのホテル事情は悪いのだと実感。というか、夏のヨーロッパはバックパッカーには向かないシーズンだと思う。宿の予約をして、交通手段を予約して、そうやって頑張らないと思ったとおり動けない。
気ままに動くことができないのだから、いつもと同じように快適な旅ができない。私は西ヨーロッパからは2ヶ月ほど逃げていたが、それでも不足だったらしい。10月になれば旅行者は減るのだろうか。少しくらい寒くても、ホテル探しがラクな方が良いに決まっている(私だけ??)。

高級ホテルに泊まることを覚悟した頃、ようやく宿が見つかった。しかも、ダブルで30ユーロと値段も手ごろ。部屋もきれいで清潔。気持ちよく部屋に落ち着いた。
もう11時を回っており、ディナーどころではないと思ったが、幸いにもビブランブラ広場のオープンレストランはまだ開いていた。

広場の景色を眺めながら、ワインを片手に、ピザとパスタを食べる。
ああぁ〜、ヨーロッパに戻ってきたんだなぁ〜。こういうのも幸せだなぁ〜。

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●アルハンブラ宮殿をゆっくり散策。(グラナダ)



アルハンブラ宮殿を全て見るためには、早い時間に行ってチケットを購入しないとならないらしい。1番の見所であるナスル朝宮殿には、入場制限があるのだ。私とケイコちゃんは、頑張って開門時間の8時半に起きてチケット売り場に向かう。

坂道を上りチケット売り場に。順調に買えた。
(意外と混んでいないのかな?)
ナスル朝宮殿の見学時間は、それでも12時〜12時半が指定されていた。朝早い時間に来て良かった。とりあえずチケットは確保したので、部屋に戻って荷物の整理をしてチェックアウトをする。無事にチケットを確保できたので、今夜の便でバルセロナに向かうのだ。

昼になってアルハンブラ宮殿に戻ると、残りのチケットは何枚ですとの放送が行われている。しばらくたつとナスル朝宮殿見学を含んだチケットは売り切れになってしまった。さすがに夏の観光地の混み方は凄いようだ。

宮殿はかなり広い。
ケイコちゃんのペースに合わせてのんびり歩く。というか、どうも最近は私も「のんびり」が身についてきた。いつもではないけれど、予定がないことに慣れ、「何時まで」ではなく「これが終わるまで」という発想に気付いたのだ。今まで生きてきて、そう考えなかったのが不思議だ。

のんびりのんびり、休憩を取り、ビールを飲み、お菓子をつまんで先に進む。ナスル朝宮殿はイスラム建築である。スペインにあるということは意外でもあるが歴史を考えれば当然なのだ。モロッコとアンダルシア地方は、キリスト教勢力とイスラム教勢力とで奪い合いをしていたのだ。

モロッコにローマ遺跡すらあるのだから、スペインにイスラム建築があるのも当然なのだ。

ベラの塔、ケイコちゃんはここに来たくてグラナダに来たらしい。

以前に見たテレビで、ここが紹介されていたらしいのだ。

正直言ってこんなにのんびりと観光をしたのは、いや、「のんびりとした気持ちで」観光したのは初めてかもしれない。
アルハンブラ宮殿自体も良かったし、ケイコちゃんと楽しく回れたのも良かった。

そして、何よりも「のんびりとした気持ちで」観光できたのが嬉しかった。・・・観光している時はそんなこと考えもしなかったけれど。

のんびり観光した上に、敷地も広い。随分と歩いたのだけれど、不思議とそれほど疲れてはいない。やたらと休憩を取るのは、こういう効果もあるのか・・・。



●カテドラルのパイプオルガン。(グラナダ)

アルハンブラ宮殿から見えた大きな建物が気になった。

行って見ると、それは大きなカテドラル。グラナダの見所の1つらしい。しかも、ちょうど午後の開館時間だ。列ができてしまっているが、せっかく来たので見学していくことにする。まだ何も食べていないのに、既に夕方の4時。随分頑張ってしまっているのだ。
もっとも、アルハンブラ宮殿ではビールを飲んだり、軽くポテトチップスも食べているのだが。

カテドラルに入るには入場料が必要。その支払のために行列ができている。中に入ると、まずは何てことのない絵やキリストの像などが展示されている。これも重要なのかもしれないけれど、私たち以外も「ふぅ〜ん」と言う感じで、写真を撮る人もいないし、すぐに通り過ぎてしまう。
キリスト教信者でも、私たちと変わらない反応なんだと安心。そりゃそうだよね。私たち日本人が、寺社仏閣を見に行ったとしたって、それほど知識があるわけでもない。その場合と比較して考えれば同じ結果になるだろう。

さらに内部に入ると・・・。
おお、大きい。雰囲気もありそう。でも、目の前の広告(?)みたいんものが邪魔で中心が見えない。でもまあいい。そもそもこのカテドラルの見所ってなんなんだろうか。

(おおぉ〜!!パイプオルガン、ちょ〜でかぁ〜〜!!)
2台が対になって、本当に巨大なパイプオルガンがある。この空間でパイプオルガンを聴きたい!!教会で聴く生のパイプオルガンは、CDなどで聴くものとは全く違う。音の響き、雰囲気、音の大きさ、どれをとっても良い。
カテドラル内部は天井もとても高く、周囲はステンドグラスや像、楽譜、絵画で彩られている。

以前にスロヴァキアのコシチェで初めて聴いた生のパイプオルガンを思い出した。こういう巨大な教会で、ヨーロッパにいるうちに1度は聴いてみたい。ゾクゾクするような感覚をもう1度味わえる気がする。

お土産物屋さんの店員に、ケイコちゃんが演奏はいつ行われるのか聞きに行く。・・・ガッカリした表情のケイコちゃんが戻ってきたのですぐに結果は分かった。今日は演奏は行われないのだ。
「イベントとか特別な時しか演奏しないんだってぇ〜。」
本当に残念そうだ。ケイコちゃんも余程聴きたかったのだろう。

たくさん写真を撮って、そそくさとカテドラルを出るのだった。

●バルセロナは遠い。バスは失敗!?(グラナダ-バルセロナ)

バルセロナへは夜行列車が良い。約60ユーロ(約9,000円)のバスよりも、10ユーロ(約1,500円)ほど高いだけで、横になって行けるらしいのだ。

その話しは、アルハンブラ宮殿で会った日本人女性の観光客に聞いた。彼女は日本でチケットも購入してきたらしい。さすがっ!!

※写真:闘牛場

まずは駅に行ってチケットの確認をしなくてはならない。
駅までは歩いていけるような、歩いていけないような微妙な距離だ。今日はアルハンブラ宮殿にも行っているので、ケイコちゃんはどこかで休憩していても良いかなぁと思ったが、本人は頑張ると言っている。ご飯も食べていないのに、私も含めてなんでこんなに頑張っているのだろう(笑)。
そもそも、ご飯を食べてから行こうと2人で話していた。そして、もちろんそのつもりだった。しかし・・・、残念なことに14時を過ぎたためか、もっと遅くなるまで目当てのレストランは開かないと言う。食べられる場所もないではないが、昨夜のようにおいしいご飯が食べたかった。その為には、もう少し待つこともできる(笑)。駅へチケットを買いに行くのは、そういう時間潰しでもあった。

バルセロナ行きの夜行、そして日中の列車を聞いてみる。
「今日は満席。」
いきなり言われてしまった。
「明日は?」

「明日も満席。」
「マドリッド行きは?」
「今日も明日も満席。」
諦めるしかない。それにしても無愛想な駅員だ。

有名観光地なのに、ちょっと対応が悪すぎる気がする。まぁ、チケットがないので強くそう感じているのかもしれないけれど、思い出してみてもそれだけではなかったと思う。
今になって思うと、電車のチケットが満席ってあるのだろうか。グラナダには、全席指定の列車しか走っていないのか??
どうも良く分からない。スペイン人の印象はとても良かったのに今日はガッカリだ。

仕方がなくバス。
それも都合の良いバスは既に一杯だった。夜2時半発のバスのみが開いていた。もう何でも良い。とにかくバルセロナに向かいたい。
宿に置いた荷物をピックアップして、ネットカフェに行く。そしてバスターミナルに。路線バスが終わってしまうと困るので、11時前頃に着くようにした。
バスの発車時刻まで、快適に待てる場所を探す。
そして見つけました!!トイレ前の階段を上った場所に、なぜか小さなフロアがあって、そこには誰も来る人がいないのだ。
ガラス張りの部分があって、外から見えてしまうのだけれど、まぁ夜間でもあるし安全の為にはその方が良いのかもしれない。
布を敷いてしまいゴロゴロする。寝過ごさないように目覚ましも掛ける。
(ああぁ〜、快適快適ぃ〜。)

バスは定刻前に到着し、乗り込む。
やはりアルヘシラス発のバスだ。もしタンジェでCTMバスに乗っていたら、私たちもこの時刻にグラナダに到着したのだろう。乗客の多くはモロッコ人のようで、ジュラバを着ているケイコちゃんを見てニコニコしている。

バルセロナはそれにしても遠かった。
15時間も掛かるのだ。列車だと10〜12時間で着くらしい。やはり前もって予定を決め、チケットを購入することができればかなり旅行も快適になるのだろうか。
つい最近もクロアチア発ベルリン行の飛行機のチケットを捨ててしまったような私には、とても無理そうだが・・・。

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●中国人の多い街。(バルセロナ)

バルセロナの町を歩くと、とにかく中国語の看板が目につく。
それも、相変わらず世界中どこでも同じように「洋服屋」ばかり。さすがに中国人は、どこでも洋服を売っているなぁ〜とおかしくなる。

電話屋さんもある。
ケイコちゃんが行ってみたところ、中国語オンリーのお店だったらしい。スペイン語はもちろん、英語、フランス語も通じないらしいのだ。さすがだと、ちょっと脱帽だ。それで商売が成り立つのだから、中国系の住民の数はかなり多いのだろう。

そんなことを思いつつも、中華料理レストランの存在はとてもありがたい。
バルセロナに着いた初日の夜は、ちょっと豪華に中華料理ビュッフェ。スペインに入ってから、毎日のようにおいしいご飯を食べている。こんな風で良いのか。節約しなくて良いのか。そうも思うので、明日から節約しようと思う(笑)。

ビュッフェでは、満腹になるまで食べ。
おまけにヨーグルトやオレンジ、りんごなども失敬してきた。おいしかったし、満足満足!!

●サグラダ・ファミリアのセンス。(バルセロナ)

「えぇ〜、こんなになっちゃったのぉ〜??」
「これがぁ〜??」
評判の高さに比べて、私の心に来るものは小さかった。と言うよりは、むしろ感動が何もなかった。大きいけれど、工事中だし、建物のセンスが悪い気がするのだ。私のセンスと合わないだけかもしれないが、特に最近作っている部分がおもちゃ、ディズニーランドのよう。
6年ほど前に訪れているケイコちゃんもガッカリしている。自分だけ印象が悪かったのではないので少し安心。まぁ安心する必要もないのだけれど。

教会は本当に当たり外れがある。
モスクは純粋に美しいと感じるものが多いのに、この差は何だろう?

サグラダ・ファミリアと比べると、最近ではモロッコで見たハッサン二世モスクの方がよほど感動した。ハッサン二世モスクは新しい建物だったので、歴史や風格と言ったものは感じられなかった。でも、純粋に巨大で、美しくもシンプルな装飾で満たされていた。木の柔らかさも取り入れられ、落ち着きが感じられた。

サグラダ・ファミリア内部にはエレベーターが2基あるものの、行列で1時間以上待たないと乗れない。内部は工事中で雰囲気も何もない。やはり完成しないとダメなのかもしれない。私の生きているうちに完成するかどうかも分からないし、もうサグラダ・ファミリアには興味がなくなった・・・。




●期待の大きさゆえ!?ガッカリのバルセロナ。(バルセロナ)

サグラダ・ファミリアでガッカリした私だったが、バルセロナは他もとことんツイていなかった。

ガウディの他の建築も見に行ったのだが、運が悪く改装中だった。全く見れずに、意気消沈して他の場所に向かう。他にも見学に来ている多くの観光客が居て、皆、一様にガッカリしている。

カテドラルは修復中で外観が見られない。修復のため、最近から急に入場料を取るようになったらしい。入場料を取るのは良いとしても、そのために外観が見られないなんて本末転倒!?最近までは入場料だってなかったのだから。そう思うと、ひねくれ者の私は入る気が失せてしまった。

ピカソ美術館に向かうと、月曜日は休館日とのこと。
調べていなかった私が悪いのだが、これにもガッカリ。翌日に訪れようかなぁとも思ったけれど、風邪をひいてしまっていたので結局は行けずじまいだった。

見所にはガッカリだったけれど、街の散策は楽しかった。
見ていて面白いビルも多いし、人も楽しげ。大道芸も行われていたり、モロッコとは違った良さがある。

スーパーで野菜や果物を購入し、部屋でゆっくり休んだ。


●快適にネットが使える!!(バルセロナ)

バルセロナで泊まった宿では(?)、Wi-Fi接続 で自由にインターネットが使える。久々に自分のパソコンをインターネットにつなげるので嬉しい。まずはウイルスソフトのパターンファイルの更新。そして、WINDOWSの更新。とてぇ〜もありがたい。

こうなると、もう常にネットに接続しっぱなしだ。
返事ができていなかったメールにも返信し、最近ご無沙汰してしまっている友人にもメールをする。ミクシィで、日記にコメントしてみたり紹介文を書いてみたり。いやぁ〜、楽しい!!(笑)

「世界ぷらぷら」のサイトの更新もベッドの上でできてしまう。
更新した内容を見た、友人(旅で出会った)からメールが来て、すぐにリクエストに応えて再更新もしてしまう。常にネットにつながっているからこそできることだ。

私たちを見送ってくれたヤングが、実はアルヘシラスで1泊を余儀なくされていたのも知った。ミクシィの日記に書いてあったのだ。暇でネット屋さんに行って書いたらしい。
私たちを見送った後に、自分のバスに乗り遅れてしまったらしいのだが、アルヘシラスからセビーリャ間だけは、購入したバス会社のバスではない違うバスに乗らないとならなかったのだ。そこで乗換えが必要が必要だったとか。紛らわしので、代理店もちゃんと説明しないとまずいと思う。
アルヘシラスからリスボンへはとても遠い。チケットはとても高いので、無効になってしまったらヤングがかわいそうだ。

翌日になって分かったのだが、前日のチケットで無事にリスボンに行けたらしい。いやぁ〜、良かった良かった!!

ところで、ヤングは日本の携帯電話を持ってきている。だから料金は高いながらもメールを自由に書けるのだ。ダイちゃんのところに行く打ち合わせでは、それがとても役立った。

●ケイコちゃんと別行動。(バルセロナ)

ケイコちゃんは、名古屋空港行きのチケットを急いで購入し、ダイちゃんのいる町に向かって行った。

ベリエ行きのバスは、朝9時半発だけだ。
パッキングだので遅くまで起きていたのに、ケイコちゃんは頑張って起きた。前日も余り寝ていないのに、ダイちゃんと約束したので頑張っている。

って、突然に、仕事がない予定だったその日にダイちゃんの仕事が入ってしまったらしい。ケイコちゃんは風邪気味でもあり足も捻挫しているし、しっかり休んで翌日でも良かったかな、と呟くケイコちゃんだった(笑)。

私も後で行くつもりだけれど、ダイちゃんのメールによると、月曜日まで待って欲しいと書いてある。月曜日は余りに遠いので、本当に待たなくてはならないなら、私は行けないだろう。
ケイコちゃんが着いたら、状況をメールしてくれることになっている。どうなることやら。・・・ダイちゃんのメール。いつもローマ字でくるのだが、なぜか理解不能な内容が多い。ケイコちゃんとどうしちゃったんだろう?と不思議がっていたのだが、会ったら聞いてみたい。

別れてからヤングとも連絡を取りつつ、私はアンドラ経由で行くことに決めた。アンドラって、どんな国か知らないけれどピレネー山脈の中にある小さなのどかな国らしい。しかも税金が掛からないとかで、買物天国らしいのだ。
まだ、バチカンやモナコなども含めて、ヨーロッパでは小さな国には行っていない。やはり興味はあるので、近くにいる今、頑張って足を伸ばすことにする。それにしても、人口10万人もないような国がフランスとスペインの間にある山脈の中にひっそりとあるなんて不思議だ。

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