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Serbia セルビア

【その1】
 2006.06.06 〜 06.08 ベオグラード
【その2】
 2006.07.16 〜 07.17 ベオグラード

 

セルビア関係リンク
セルビアのホテル
セルビアの移動
セルビアの写真

 
  【セルビアでは・・・】 ベオグラードだけ訪れて、町のつまらなさにすぐにブルガリアに移動してしまった。
【感じること】 ハンバーガー屋さんがとにかく多い。見所が少ない。首都にも関わらず夜間も危険は感じない。人は優しい気がする。
【お気に入り】 ベオグラードしか知らないので特になし。
【お勧めは〜】 ガイドブックによると、地方にいくと自然が雄大らしい。
 

ベオグラード行きの列車。(ブダペスト-ベオグラード)

ベオグラード行きのチケットを買った。
昼間と夜間の電車があるが、身体のラクさを考えて昼間を選んだ。寝台で夜に行くのが1番良いと思うのだが、値段に随分と差があったので仕方がないのだ。

ベオグラードはセルビアにある。
特にイメージのない町だけれど、スロヴァキアのブラチスロヴァと同様に「つまらない」という噂の町だ。

電車はほぼ時間通りに出発。
珍しく、同コンパートメントには5人も乗っている。普段は私が乗っていると、皆が敬遠して乗ってこないのに意外だ。おそらく他のコンパートメントも満席に近い状態になっているのだろう。この列車はウィーンから来て、ブダペストを経由してベオグラードまで走る。こういった国境をまたがる国際列車はこの辺では当たり前のようで、イミグレーションもいつもスムーズに進むのでありがたい。それに車両内で待っていれば良いというのは、かなぁ〜りラク!!

しかもイミグレに着くまでに、同コンパートメントの乗客は皆降りていってしまった。さて、これで気楽に過ごせる・・・。
と思ったものの甘かった。同じ車両には大量に学生(高校生?)が乗っており、大騒ぎしている。歌を歌ったりはまだしも、狭い通路でサッカーボールを蹴っていたり。こんな時は普段とは逆に、同コンパートメントに地元の人がいてくれると心強い。
だって、若者って(私はもう若者じゃないよなぁ、いや若者じゃない?良く分からないな・・・)怖い。特に集団になると何をするか分からない。そんなわけで、自分のコンパートメントの前で騒いでいる時には、ちょっとだけ嫌な気分で見守っていた。

こういうのを乗務員が注意しないって言うのも、さすがにセルビアなの?
それとも、他の国も同じ?
気がつかなかっただけなのだろうか・・・。

ともかくも遅れながらも電車は薄暗いベオグラード駅に到着した。駅に英語表記がなく、キリル文字の表記だけなのにはちょっと驚いた。先が思いやられる。

●パッとしない町!?(ベオグラード)

小雨が降る中、宿を探す。

駅の目の前にあると聞いていた DOWNTOWN HOSTEL が見つからない。左右に少し歩いてみたが見つからない。
(う〜む、探し方が悪いのかな?)
そう、その通りで、確かに目の前にありました。マンションの1室を貸しているだけで、とてもホステルという感じではない。マンションの入口にシールで「DOWNTOWN HOSTEL」と貼ってあるだけ。これじゃ分かりずらい。ブザーを押して中に入ってからも分かりづらいのだから全く・・・。

駅には安宿の客引きもいるし、両替所やインフォメーションにフライヤーもある。なので、好みに応じて宿を選べる。
私は DOWNTOWN HOSTEL は、駅前に宿があると聞いて「歩かなくて良いので」 泊まろうと決めていた。もっと安い宿は他にも幾つかあるようだし、もっと設備の良い宿もある。

DOWNTOWN HOSTEL は正直に言って、こじんまりとしていて、管理人さんも愛想良いしいいのだけれど、キッチンがほとんどないに等しい。冷蔵庫と電子レンジだけのキッチンなんて、キッチンとは言えない。しかも何か作ろうとすると、良い顔をしないので最低である。インターネットもフリーと書いてあるけれど、電話回線での普通の接続でとても遅いし、プロバイダーへの接続が思うように行かない時も多い(接続できない)。
蛇足ながら、日本語にも対応していない。これではちょっと「看板に偽りあり」なのだ。他にもフライヤーに書いてあることが嘘っぽかったりするので、ただ「駅に近いから」という理由以外で選ぶ場合には不満が多くなりそう。

さてさて、宿を決めて町に繰り出す。やたらとハンバーガー屋さんが多い。こんなに並んでいるのを見るのは初めてってくらいだ。
繁華街や、砦を見に行く。でも、他の国で見たものに比べると明らかに質も量も劣る。

交通機関もオンボロのものが走っていたりと、随分と国のインフラは整備されていない様子。

同じ宿に泊まっていた方は、セルビアの文化に興味を持ち、今は毎日図書館に通い興味のある文献を探しているとのこと。その彼にしても、観光については「つまらないかもしれないですね。」とのこと。
きっと地方に行くと自然の綺麗な場所もあるのだろうけれど、首都ベオグラードは東欧でもかなりつまらない感じだ。

そうそう、ただしクラブは充実しているかもしれない。フライヤーが随分とあったし、興味のある音のポスターなども見た。音仲間で、皆で訪れて夜遊びするなら楽しいのかも。

●モンテネグロの独立。(ベオグラード)

先日、モンテネグロが独立宣言をした。

セルビアとモンテネグロは、1つの国であったのが、それをもって2つの国に分かれたのだ。実質的に旧ユーゴスラビアの完全崩壊ということだ。

国民投票があり、それによって独立が決まった。

そのプロセスや結果はともかくとして、そういう投票は日本では考えられないだろう。たとえば、沖縄独立とか九州独立など。あくまでも例なのでどこでもよいけれど、日本では考えられそうにもない。
「歴史的経緯が、日本とは違うから。」
ということもあるが、そんなことよりも、国なんてあくまでも人に対して従属的なもので、国が主ではないはずだ。そう考えれば、そこに住む人が納得さえすれば・・・多くの利害関係人との調整は難しいにしても、独立などは出来ても良いはずだとさえ思う。

ただし、小さな国として生きていくことは簡単ではないだろう。
モンテネグロの独立については、セルビアもすぐに認めた。各国もすぐに承認して行くのだろうか。近年は分離独立という傾向が増え、欧州統合などという逆の動きもあるものの、より国々の関係は複雑化しているようにも思う。グローバル化がそういう傾向に拍車をかけているのか、それとも。

一般のセルビア人も、モンテネグロの分離独立を既定路線と捉えているのか、当たり前のような反応をしている。日本人的感覚からすると、それもとても面白かった。


※砦の外観。かなり小さい。

●木の生えていない裸の丘が多い。(東欧)

車窓を覗いていて気になったこと。

樹木の生い茂った森や林が少ない。どこも草や芝生、花ばかりの丘なのだ。それはそれで魅力的だが、何かがおかしい。もともと木がなかったわけでもないだろうし、不自然な景色だ。

欧州では昔から多くの人が生活し、樹木を伐採してきたからだろうとすぐに連想する。田畑を作るのにも、暖を取るためにも。
どうも東欧を旅していると、とても寒いし、景色が白い。自然が彩りに欠けるので、家などをカラフルにしている感すらある。

極論というか、独断と偏見だけれど、こうやって自分勝手にやって来た結果が、地球温暖化とかに結びついているのではないだろうか。そして、そのツケを途上国に回す形で、二酸化炭素の排出などに制限をかけようとしている。温暖化を抑えるために、手を打つことは必要だろうけれど、まず自分たちでできることってないのかと、もっと考えてみろと思ってしまう(自分もなんだろう)。

私も「旅」という非生産的なことをしているけれど、いつかはそのツケを払う時がくるのだろう。

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ミニコラム

++国際列車時刻++

ソフィア行
1日2便
8:40, 21:00

スコピア行
1日2便
14:00, 21:00

ザグレブ行
1日1便
15:30

ブカレスト行
1日1便
16:27



●お店に時計がない!?(東欧)

恥ずかしながら腕時計を持っていない。
そんな私も、街の中でしばしば時間を知りたくなるときがある。

お店を覗く、スーパーに入る。
日本にならどこにでもあるはずの時計がないのだ。途上国ではそういうこともあると思うけれど、東欧でもそうなんて。ちなみに、お店などには時計がない代わりに、町の中心に時計塔があることは多い。ただし、時間がずれていたりすることもある。

腕時計をしている人は多いように感じるけれど、していない人も多い。貧しいから時計がないというよりは、どうも時間に対する感覚が日本人と違う気がする。

夏には、日の出ている時間がとても長いからだろうか。

朝は6時頃から明るいし、夜も9時くらいまで普通に明るい。これって、緯度の影響だとすると北海道もそうなのだろう。行ったことがないので確かではないけれど、これだけ夏の日照時間が長いとサマータイムを導入したくなるのも分かる。
ただし、冬になるとその分だけ日照時間が減ることは想像できる。夏と冬の差、この差を受け入れて生活する文化というのはまだまだ想像ができない。寒さや気候の厳しさの中で、生きる為に必要な技術として科学は発展したのか。
オーロラの見える北極圏などに行くと、白夜もある。太陽が地平線の上を回っているなんてどんな感じだろう。白夜よりオーロラの方が見たいので、夏ではなく冬に近い時期に行くと思うけれど、いずれは白夜も体験してみたい。

そうそう、時間の感覚もそうだけれど、スーパーやお店が土日は閉まっていたり、閉店時間がとても早かったりする。日本は本当に便利な国だと思う。日本にいると、余りの便利さに気付かないことも多いけれど、土地の狭さ以外はほとんどが凄いと思う今日この頃だ。


※以前のお札。かなりインフレが凄かったらしい。

●窓が必ず2重。(東欧)

東欧に来てから2重窓ばかり見る。寒いからだろう。

でも、2重窓のようにちゃんとした窓とは打って変わり、階段やマンションの共用部分では、窓が割れていたりすることも多い。すぐに「貧しさ」なのか「管理の悪さ」なのかを考えてしまう。どちらかは分からないけれど、日本的な感覚とは違うことは確かだ。

窓が2重になっていると、当たり前に暖房効果もある。日本も導入しないのはなぜだろう。もしかしたら寒い地方では当たり前に2重窓で、私が知らないだけだろうか。
ただし、窓を2重にするとその分だけ部屋が狭くなる。そして、イチイチ面倒だという毎日の生活もある。

ところで、日本には2重窓ではないけれど「雨戸」というモノがある。雨戸は防犯対策をもなしているだろうし、毎日ちゃんと開け閉めをするのであれば、雨戸の方が保温効果も含めていろいろなことに有効そうだ。開閉も朝晩1回づつだけで良いし。2重窓の文化では採光性がより重要ということだろうか。

カーテンは西洋、簾は東洋のものだろう。

「2重窓」「雨戸」も含め、そういった窓際の文化については、東洋の文化の方が好みのようだ。


※歩道には車の駐車が!! ・・・歩く場所はない。

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