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Poland ポーランド

 2006.10.18 〜 10.21 クラコフ
 2006.10.21 〜 10.23 ワルシャワ

 

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  【ポーランドでは・・・】 世界遺産の有名どころをだけ訪れた。クラコフとワルシャワは旅行者の大定番。
【感じること】 チェコと同様に、物価はそこそこ安いし便利、バランスが取れている。
【お気に入り】 特になし。
【お勧めは〜】 クラコフの旧市街でのんびり過ごすのも良い。
 

ついにアウシュビッツに近づく。
(プラハ-クラコフ)

アウシュビッツ。

クラコフには特に興味はなかったけれど、アウシュビッツ強制収用所跡だけは見ておきたいと思っていた。初めてカンボジアに行ったときから、ツールスレーン刑務所跡との比較をいろんな人に聞かされてきたのもある。そして、カンチャナブリの日本人が行った収容所跡や、南京大虐殺の展示。

こういうものは世界中にあるものだ。それだけ、人間の歴史には争いが多いと言うことだろう。民族を消そうとか、虐殺とかが特別なのかと言うと、そういうこともないとすら思えてしまう。

先日、ユダヤ人が書いた本に、以前にユダヤ人にも「@人は家畜以下だから殺しても良い」という話しがあったとか。
ナチの所業だけ書くとフェアではないと言うことで書かれていたのだが、歴史は繰り返すということか。

シンドラーのリストとか、リトアニアに近いので故杉原氏の功績とかも思い出される。まぁ、日本人はユダヤ人に対しては特に悪さはしていないと思いたい。アジア人に対しては、もちろん近代に悪さをしている。それ以前はと言うと、鎖国もあり、朝鮮半島に攻め入った事があるくらいか??

中国なんかは、歴史上は虐殺や侵略の歴史ではないかと思える。今でも国内で様々な問題を抱えているし。

ヨーロッパ、というかキリスト教信者は今まで世界でもっとも人を殺してきたのではないかとさえ思える。十字軍に始まり第一次世界大戦、第ニ次世界大戦、それまでの戦争に比べて死者も圧倒的に多いだろうし。

実際のところ、こういうことを調べている人もいるのでしょうね。

アウシュビッツはポーランド語では、オシフィエンチムと言う。

世界遺産でもあり、観光客をはじめとして、イスラエル人も多い。ユダヤ人団体には「修学旅行かな?」と思うような集団がやたらとたくさんいる。イスラエル国旗をたなびかせているのを見ると、この場所の意味を考えさせられる。

出発が遅れて午後にようやく駅に着く。電車は便が少ないので、バスに乗って行く。博物館というバス停を乗り過ごしてしまい、少ししたところで降ろしてもらう。

観光客は凄く多いので、もう少し分かりやすくしてくれても良いと思う。

収容所跡には、写真の展示やガス室、焼却炉をはじめとして、こまごました展示も多い。

それらを見た後には、アウシュビッツよりも巨大な強制収容所跡があるビルケナウに。そこは第二アウシュビッツとも呼ばれているが、本当はアウシュビッツよりも有名になって良いような場所だ。

正装をしたユダヤ人たちがいる。
黒い服に、黒い帽子、そしてもみあげを伸ばすといった一般的に見るスタイルだ。

悲しげな歌を歌っている。

聖典を読み上げている。

涙を流している。

身を震わせながら、祈りを捧げている。


日本人にも同じように苦難の歴史があったら、同じように悲しいできごとがあったら・・・。

ユダヤ人は、ナチによる受難だけでなく、多くの受難を受けてきた民族だ。
ロム(ジプシー)とはまた違った形で、延々とそれが続いてきた・・・。

それらの感想は書かない。
いろいろ写真だけ貼り付けておく。



●宿を探して。(クラコフ)

アウシュビッツに行く前日には、当然のように宿探しをしている。

駅に降り立った途端に客引きが凄い。
目当ての宿はあるので、特に話しを聞く必要もないのだが、一緒にいたシゲくんとアキちゃんが立ち止まって話しを聞いている。

端から見ていると、プライベートルームとホステルの客引き同士で口論を始めてしまった。
今の時期は余程に客が少ないのだろうか。かわいそうだけれど、部屋を探すには客が少ないと言うのは良いことだ。

駅を出て、旧市街の中心を目指す。
その中心にある広場にも安宿があるらしく、そこを目指す。今回は値段ではなく、立地で決めることにしたのだ。クラコフは小さな町なので、どこの宿であろうと歩いて行くことができる。それは本当にありがたい。

やはり小さな町は、初めから快適で良い!!

広場に着くまでにも、値段の確認も兼ねて、いくつか聞いて見る。
そして意外と高くないのに安心して、目的の宿に急ぐ。

広場に着くと、目的の宿とは別にも新しくホステルが出来ていた。
アキちゃんたち2人には、そちらの新しい宿の確認をしてもらうことにする。私はその宿の裏の方にある目的の宿(Mama's)を目指す。何だか裏道のような場所を歩き・・・おかしいなぁ。
「アレッ?」
「もう見てきたんだ〜??」
「いや・・・、ここに着いたんだけれど。」
そう、私は彼らの値段などを聞きに言ったホステルの裏口から入ってきたらしい。
「宿の名前が変わったのかな??」
「そうかもね〜。」

翌日に分かったのだが、Mama'sはちゃんとあった。
私が見逃していたのだ。私の入って行ってしまった、新しい宿の裏口のすぐ近くに入口があった。見ずらい場所にあったので仕方もないが、全く・・・。

ともかくも、その新しい宿も40Ztと安い。そしてネットは使い放題、しかも自分のパソコンもつなげるのは嬉しい。

クラコフも居心地が良さそうなのだ。






●自炊生活の喜び、再び。(クラコフ)

スーパーで野菜類を調達したり、パスタを買ったり。
こういうのは嬉しい。最近は1人で料理することが多く、あまり買い込むこともできなかった。やはり人数がいると、種類を増やして買えるのは、なんと言っても最高!!

宿のキッチンは、5階にある。
私たちの部屋は2階なので、随分と遠くも感じる。でも、そこまで登ればいつもガラガラで快適なキッチンがあるので頑張る気も起きる。

ちなみに朝食もキッチンで食べる。

最近は朝食付きの宿が続いている。しかし、便利なキッチンがちゃんとあるなら、自分でちゃんと作る。パンやコーンフレークばかりの朝食では、ちょっと味気ないし、栄養もイマイチだろうから。
まぁ、牛乳が飲めるのはとても嬉しいので、文句は言えない・・・(笑)。

アキちゃんも、パスタを作ってくれたり、私は相変わらずカレーを作ったり。私はカレーではなくても良かったのだけれど、シゲくんのリクエストがあったので仕方ない(笑)。

●クラコフの旧市街とお城。

クラコフの旧市街の真ん中に居るので、散歩をするにしても、常に世界遺産の中にいることになる。こんな立地はちょっと素敵だと思う。

チェコのチェスキー・クルムロフでも、世界遺産の旧市街の中にいた。
そして、ここは中心の広場の目の前!!
最近の宿はついているというか、当たりが多い!!

旧市街はチェコなどと比べると、特別に凄いと言うわけではないが、やはり密集して風格ある建物があるのを見るのは嬉しいものだ。地図を眺めながらフラフラと散策し、教会を覗いては神聖な気持ちになる。
クラコフはカロル・ウォイティワ枢機卿(第264代目のローマ法王ヨハネ・パウロ2世)の地元であるらしい。クラコフだけでなく、ワルシャワでもそうなのだが、ポーランド人の多くがそれを誇りにしているのを感じる。
あちこちに彼の姿が飾られているのには、感じるものがある。そして、何と言ってもポーランドには熱心な信者がとても多い気がする。

日曜日に教会に行けば、入りきれないほどの信者たちで中に入れないほどだし、普段から教会の中で真剣な祈りを捧げる姿が見られる。
話を聞くと、実際に印象だけではなく、ヨーロッパ人もそう思っているらしい。だからこそ、ローマ法王にポーランドという、ちょっとマイナーな国の枢機卿が法王に選ばれることもあったのだろう。

お城だが、特に印象的ではない。
外観も代わり映えしないし、ヨーロッパにたくさんあるお城の1つだな、という感じ。その代わり、教会は印象的だった。教会の地下は王族のお墓になっていて、とても不気味ではあるが、印象的だった。
教会は、結局はこういった権力者が作ったり、教会自体が力を持って作ったのだなぁ〜と実感。

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●石鹸すらもすぐに盗まれる欧州。

(あれっ、石鹸がない〜!?)

シャワーを浴びて、洗濯機をまわしているうちに石鹸が消えている。そんなことでちょっと驚いた後に、気がついた。

(世界で最も盗難の多い地域の1つは、ヨーロッパではないか!?)

南米や他にも盗難が多い地域はあるけれど、ヨーロッパも明らかに盗難が多い。旅仲間を見渡しても、アジアで盗難に会ったと言う人よりもヨーロッパで盗難に会ったと言う人のほうが何倍もいるのだから。

ヨーロッパでは、首絞め強盗やら睡眠ガスのような凶悪(?)なものから、ジプシーたちのように手癖の悪いものまでたくさんの種類もある。もちろん置き引きも多い。しかも、それがむちゃくちゃ多い。半年弱の滞在で、友人・知人合わせて10人ほどの被害者に会っている。もちろん外務省の危険情報には載っているのだろうなぁ??
・・・盗難があってもパスポートを盗られなければイチイチ大使館に足を運ぶ人も少ないだろう。ブルガリアのソフィアでは大使館員が、年に数回しか盗難被害者はいないと言ったらしい。そんなことあるわけないんだよな。だって、もっと現に身近なところで起きているのだから(笑)。

路地裏を歩いていて「怖い」と感じることも、ヨーロッパの方が多い気もする。まぁ、もしかしたらヨーロッパは比較的安全かな、なんて思っていたのは私くらいなのかもしれない。それにしても、貴重品袋を2つに分けるとか入る前に対策はしたけれど。

世界一周旅行中の旅仲間でも、ヨーロッパでは「せかたび」さんや「The Grand Tour」さん、「SHIZA」さん(ちょっと前らしいけれど)・・・もちろん他の地域でもいることはいるのだけれど。

そんなわけで、皆さんもヨーロッパを旅する時には注意なのです・・・。


●ICならあっという間。(クラコフ-ワルシャワ)

2時間40分ほどで、ワルシャワに到着する。

車両はクラコフに向かった時のものの方が良かったけれど、それはドイツ発の列車だったからなのだろう。
2等車両に電源コンセントが付いていたのは、今のところドイツとオーストリアだけ。
それらの国の車両が走っている路線は、パソコンユーザにとってはとてもありがたいのだ。

シゲくんは前日にベルリンに向けて、去って行った。ドイツで治験をするのだという。旅行者にとっては治験は本当に身近なもののようだ。それに、シゲくんもトモくんと知人だと言うから、旅人の世界(?)の狭さをまさに実感なのだ。

アキちゃんも同じくワルシャワに向かうと言っていたが、何時に行くか分からないので、置手紙だけ残して駅に向かう。
電車に乗って、パソコンを開き日記を書く・・・。そんなことをしているうちにすぐにワルシャワに到着してしまう。

途中、車窓に見える景色は、田舎の風景ばかり。

どうもクラコフとワルシャワの間には、都会はないようだ。
都会はどちらかというと、西ヨーロッパにも近い西の国境の方に多いのだろうか。

●宿探し、かつてない苦労!?(ワルシャワ)

駅について驚いた。
同じ電車にアキちゃんも乗っていたのだ。
降りてきて、さてどうしようかと言うところで出会った。

まずは、ワルシャワからリトアニアに行く方法を確認する。

「夜行列車はありません。」
「あそこのボードに、23時発って書いてあるけれど??」

「では、それが間違いです。」

時刻表を見ると、確かに書いてあるけれど・・・。
そして、5両編成の図まで載っている。

「あれっ??ICバスって書いてあるね。」
そう、電車の時刻表に混じって、バスが載っていたのだ。良く分からないが、鉄道会社が運営しているバスなのだろう。電車の時刻表に載せるなんて紛らわしいことはやめてほしい!!
それにしても、5両編成の図はいったい何だろう??
まだ謎は残るが解決されなかった。

日中に乗り換えていけば、リトアニアに行けることも分かった。
「電車は120Zt、バスは85Zt。」
インフォメーションはそんなことも言ったけれど、それも間違っていた。このインフォメーションは、どうも説明は上手でない。イマイチ利用価値が低いようだ。

実際の値段は、電車は83Zt、バスは88Ztだった。

そんな、宿探しの前の段階でも時間を浪費して、ようやく宿探しを開始。アキちゃんはバスに乗って行くと言うので、駅の近場で探したい私とはここでお別れ。コースが似ているので、そのうちまた会うことだろう。

気合を入れて、旧市街にもほど近い宿を目指す。

ワルシャワはバックパッカーには優しくない。安宿は全く固まっていないし、どこも駅やバスターミナルから遠いのだ。こんな時こそ予約しておけば良いのに、私はまたしてもそれを怠ってしまった。

重い荷物を背負って、ちょっと迷いながらも宿に到着。
「予約が無ければ、満室なので泊まれません。」
「どこか他にホステルはありませんか??」
「新しい ORANGE HOSTEL というのが空いているかもしれないよ。」
「NATHAN'S とかはどうですか??」
NATHAN'Sとはいくつかの姉妹店がある宿で、以前にルーマニアのシギショアラで泊まった時に快適だったので覚えていたのだ。
「多分、間違いなく満室だと思う。」
ORANGE HOSTEL の住所は分からないようで、通りだけ教えてくれた。これがまた苦労の始まりだった。でも、彼らにしても善意なので、私の注意力不足が1番の問題なのだが。

彼らが教えてくれた場所は、駅に割と近い通り。そこまで、またしても荷物を背負って戻る。もう汗で背中も濡れている。こんなに寒いのに、まったく汗で風邪を引いてしまいそうだ。
教えてもらった通りを歩くが、ORANGE HOSTEL は見当たらない。きっと看板が小さいのか、この通りでないのか。。。嫌な予感を感じつつ、その通りを徘徊する。

(ああぁ〜、もう面倒くさい!!ともかく、NATHAN'Sにも行ってみよう。)
随分と歩いて、NATHAN'Sの近くに来てしまったのだ。
「ベッドは空いていませんか??」
「ごめんなさい。予約が無ければ泊まれないわ。」

丁寧に断られてしまった。そして、やはり ORANGE HOSTEL を教えてくれる。
彼らが教えてくれたのは、通りはあっていたが場所は全く違っていた。それがまた私を混乱させる。

簡単そうに書いているけれど、それらの宿と宿の間は2kmほどずつ離れている。そこを重い荷物を背負って行ったり来たりしているのだから疲労はたまる。
ORANGE HOSTEL があるはずの通りを、再び往復した後、大きなホテルで聞いて見ることにした。残念ながら通行人は誰も知らないのだ。
「多分あっちじゃないかなぁ〜。」
その説明もあいにく間違っていた。もう、高級ホテルに泊まってしまおうかという気持ちもメラメラと湧き上がって来る。しかし、ここまで頑張ったのだから・・・。そう、高級ホテルに夜チェクインするのは無駄である。
せっかく良い宿に泊まるなら、早い時間にチェックインしてホテルの室内でのんびりしたい。室内に長くいないと勿体ないじゃないですかぁ〜〜〜!!(笑)

そして、もうひと踏ん張り!!
ようやく見つかりました。
ちゃんと空いていました!!

看板がとても小さいので分かりずらかったのだ・・・。
はぁ〜。この宿。住所が分かっていないと、来るのが難しいなぁ。

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●巨大なビルが目に入る。(ワルシャワ)

ポーランド人は、「ロシアが作ったワルシャワの墓標」といった風に呼んでいるらしい。

本当に大きい。
駅を出て、宿を探す時にも常に目に入っていた。
しかも、周囲に立つ高層ビルディングの近代的な様子とは全く異なる。

巨大で「石を積み重ねた」感のある建物。ワルシャワ市民が、ソ連を、共産主義を感じて、嫌いになるのも分かる気がする。

そういえば、ワルシャワの町は第二次世界大戦などでほとんど破壊されてしまったそうだ。だからこそ、こんな巨大な建物が駅前に突然にあると目立ってしまうのかもしれない・・・。

●新しく作られた旧市街!?(ワルシャワ)

ワルシャワの旧市街は、全て破壊されてしまった。
本当に跡形もなく壊されたといって間違いない。

日曜日はワルシャワ歴史博物館が無料になるので、旧市街散策と共に見学してきた。

ワルシャワの旧市街(?)は、それなりに雰囲気があって良い。
街並みも趣があるし、観光客も多い。さすがに世界遺産に登録されているだけはある!?
しかし、実を言うと・・・新市街なんだろうなぁ(笑)。

旧市街市場広場、バルバカンと呼ばれる砦、王宮広場、旧王宮・・・そしてたくさんの教会。
どれも、そのものを見るだけよりも、ワルシャワ歴史博物館を見た後に見たほうが「凄さ」が分かるかもしれない。



戦争で、何もない焼け野原になってしまった。
それが、今のような街並みに戻っているのだから!!

ワルシャワ歴史博物館で何が印象的って、焼け野原だ。
他にもたくさんの展示があるが、それが1番衝撃的だった。

普通の旧市街とは、違った意味で凄さがあるワルシャワなのだ。

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