世界ぷらぷらロゴトップ


Montenegro モンテネグロ

 2006.06.24 〜 06.25 コトル

 

モンテネグロ関係リンク
モンテネグロのホテル
モンテネグロの移動
モンテネグロの写真

 
  【モンテネグロでは・・・】 世界遺産のコトルを見て、すぐに出国した。
【感じること】 日本人がほとんどいない。こういうリゾートも珍しい。船で来ている白人客などは多い。
【お気に入り】 ブドヴァは白いビーチが良さそうコトルも観光には良い。
【お勧めは〜】 ビーチ沿いの町どこでも良さそう。欧米人はたくさん遊びに来ている。
 

モンテネグロへ。(ティラナ-ウルチン)

朝7時のバスに乗り込む。
最近は夜行バスを嫌って、朝1番のバスを選ぶ傾向がはっきりしている。

夜行バスに乗って宿代を節約するのもいいけれど、どうも到着した日に宿で寝てしまうので結局は時間を浪費している気がするのだ。時間はあり余っているけれど無限ではない。
なるべく無駄な時間は減らしたい。日中に移動して行動が出来ないのも無駄だと思うけれど、ならば車窓を見ているほうが有意な時間とも思える。まぁ、どちらでもいいのだけれど、無理に夜行には乗らないと言うそれだけの話だ。

さて、乗客は少しずつ増えて満席に。
エアコンも効いているのでそれほど不快ではない。路面は劣悪で、ガタガタと上下に大きく揺れたりもするけれど、街と街を結ぶ大きな通りは比較的街中よりもよく整備されている。

隣に小太りのおじさんが座ったけれど、私の方にそれほど侵入してくるでもなくありがたい。
だいたい、日本人以外って、いや、アジア人以外?
平気で自分の手足を脇の人のエリアまで伸ばしてきたりする。触れたくないので余計に身体を小さくすると更に攻め寄せてくる。こういった神経の持ち方は、かなり日本人と違うし自分に都合の良い解釈が成り立って言うのだろうと思う。

ともかく無事に目的地である。シュコドラに着く。
あとはどうやってモンテネグロに入るかだ・・・。

「バスは無いよ。」
タクシーの運転手の言うことなのでちょっと信用できない。
しかし、一緒にいるイングランド人のダニエル曰く、ギリシャ-アルバニア国境間もバスなどはなかったらしい。そう考えて見ると、マケドニア-アルバニア間の自分の経験も同じ・・・。

どうしようか。
仕方がないし、今日中にモンテネグロに入りたいのは2人とも同じ。とりあえず国境までタクシーで行って、その先は別に考えることにする。それだと1人当たり10ユーロ。多少高いかもしれないけれど、時間は掛からないしまぁリーズナブルだろう。
「どこに行くの?」
「海岸線に行くつもり。」
・・・その答えに運転手が反応する。だったら、モンテネグロの首都方面の国境ではなく、海岸線の国境に行けばいいではないかと。
しかしガイドブックには、その国境が開いていると言う話しはないし現在検討中とある。果たして今はどうなっているのか・・・。不安もあるし、自分1人だったらきっと首都方面の国境に向かっただろう。お金はそれほど変わらないし問題は時間だけのような気がしたので。

ともかくも、イングランド人と一緒に、タクシーで開いているか不明な国境に向かう。彼はもう開いている気満々で、羨ましいなぁ〜といった感じ。
田舎道を走りながら、ちょっと不安も感じていた。回りには何もないし現地人以外はいる様子も無い。国境に着いても、周囲は田んぼのような緑が広がるばかり・・・、大丈夫なの!?

問題なかった。とてもイージー。荷物チェックなども全くなし。
おおぉ〜、次の版のガイドブックからはこの国境も乗るのだろうか!?

そうして海岸線の町ウルチンに快適にもタクシーで到着してしまったのだった。う〜ん、お金は掛かったけれど、快適な移動だった。

●最悪のバス。パキスタン以来だ!!(ウルチン-コトル)

エアコン無いの!?

信じられない。外気は35度を越えていると言うのに窓も開かない。日差しも強く日中のバスで、まさに蒸し風呂、サウナ状態なのだ。水を持っていなかった人は脱水症状に近くなるのか、周囲から水を分けて貰っている。

こんなにひどいバズはパキスタン以来だ。
しかも料金も考えると、こんなに最悪だったバスなど未だかつてない。汗がダラダラ出て、たったの2時間で2リットルの水を飲みきってしまった。席も汗っぽいしまさに最悪。こんなことなら日中便のバスをなくして、朝夕だけにしてくれれば待つ以外の苦労はなかったのに。

運が悪いことに今日は土曜日。
モンテネグロ人も海に遊びに来ているのだろう。途中から道は渋滞し、バスは進まなくなる。こんなバスに乗っていなければ、全く気にならないのに・・・。1km進むのにも随分と時間がかかる。ブトヴァというメインのビーチを越えるのには本当に時間が掛かった。曜日も考えないとダメだなぁ〜、と久しぶりに思った。日付も分からないような私に、曜日を考えろと言うのはちょっと無理かもしれないけれど・・・。

●予想外に町は小さい。(コトル)

2泊する予定で宿を決める。
世界遺産にも登録された街で、もしかしたら意外と楽しめるかもしれない。海では泳げるだろうし、かなり快適かな・・・?
昨日のアルバニアの印象が最悪だっただけに、いろいろと期待が膨らむ。

街の散策に出る。
旧市街に入る。
(おっ、これは・・・。)
狭いけれど迷子になりそうなクネクネした路地。車などはとても通れない。

旧市街の裏には、崖に続く城壁と崖の上にある教会など。はっきり言って見ただけで、ここが攻め落とせなかったのが分かる。余りにも急な崖や厳しい自然。登るのすら大変なのに、攻めるなんて。持久戦に持ち込む以外、かなりの犠牲を強いても攻め落とすのは難しいだろう。

やはり大きな城、とかよりもこういう自然を利用した城の方が利用価値が高いのかもしれない。その分、自分たちも食料を運んだり上り下りするだけで大変だったろうとは思うけれど、中世の戦争の歴史を考えるとそれも仕方がないと我慢できそうな気がする。

ぷらぷら歩く、しばらく眺める。
あれっ、もうこれしかないの?
崖を登ろうとしたら雷と共に雨がやって来た。

●通過したビーチたち。

ブトヴァというビーチを通過してきた。
バールと言うビーチを通過してきた。

そこを自分の目で見るまで、どんな場所か分からない。ブトヴァの南数キロの場所にある島は魅力的に見えた。
崖に囲まれた島が1本の橋でつながり、赤い屋根の旧市街が島を覆い尽くしている。まるで絵葉書のような、いやどこかで見たことのある絵葉書とはこういう景色だろう。

これから行く町は世界遺産が続く。モンテネグロのコトル、クロアチアのドブロヴニク、それらの町はもっと魅力的かもしれない。常にそんな思いを持ちながら前に進む。行ってみないと分からない。それこそが旅の醍醐味かもしれない。ガイドブックや写真では、その場所を気に入るかどうかは分からない。同じ場所でも、出会う人たち、気候、自分の気分で印象は大きく変わる。

きっと素敵な場所が待っている。
お気に入りの場所が見つかる。

そんな風に期待に胸を膨らませるのも良い。久しぶりにそんなことを思った。


up↑




ミニコラム

++バスターミナル++

モンテネグロも利用料がかかる。

しかも0.5〜1ユーロと高い。荷物の保管をお願いしても、1ユーロも取られたりする。モンテネグロってそんなに物価が高い国でもないだろうし観光地料金だろう。

 

 

 

 

 

ミニコラム

++バスの扉++

モンテネグロのバスは、普通に扉を開けっ放しで走っている。
初めに見たときは目を疑ったが、自分の乗ったバスの中で初めて納得。
暑すぎるのだ。だから扉を開けている。後ろも前も。

そんなことをして走るくらいならエアコンをつけて欲しい、壊れているのだろうか。送風向は付いているが。



●ユーロが流通通貨であるという便利さ。(コトル)

お金が余ってもいい!!

出国する時までに使い切らなくても良いし、再両替しなくても良い。こんなにラクなことだったとは。ここ、モンテネグロではお金はユーロが流通している。ユーロに参加しているとかではなく、利用しているだけなのだが、旅行者にとってはありがたい。ちょっと物価が高いような気もするけれど、それはユーロとは関係ないのだろうか。

東欧以外の国では、こういう再両替が不要だと言う喜びは少ないかも。
国が小さすぎて、その国に興味の無い私のような旅人は数日でその国を後にする。そうすると、他国ではほとんど価値の無い弱小通貨を出国前に処分しないとならない。

アジアなどでは1つの国にしばらく滞在するので、出国が近づいてきたら出費を調整してお金が余らないようにすれば良い。東欧では、生活するのにお金がどれくらい減るか、ようやく分かった頃にはもう出国となってしまうことが多い。う〜ん、やっぱり車で数時間走ったら反対側の国境に着いてしまうというのは小さすぎる。

その国に住んでいる人は疑問を持たないのだろうか。
とても小さな国でも、各民族毎に国を持つということは重要なのだろう。私にとっては、同じような人たちに見えるけれど、彼らにとっては重要なアイデンティティーの問題なのだ。
小さな貧しい国々が、EUに参加したがるのは切実に分かる。通貨統合も含めて、やはりその方が明らかに便利だし。
EUの行き着く先は何だろう。EU議会もあるし、いずれは合衆国的な国境のない1つの国のようなものを目指すしかない気がする。そうすると、今のように国がどんどん分裂し、小さくなる流れとは逆行する。矛盾していると思うのは私だけか。でも、そういった小さくても独立国であったという流れを汲んだ上での統合では、おのずと捉え方と意味が違ってくるのだろう。

ともかくも、旅人にとっては、小さい国が弱小通貨を持っているのはとても不便。「そう思うなら来るな!」そう言われるのは分かっているが、国境をまたぐ旅人の多くはそう思っているはずだ。

●バスがない!?(コトル)

ドブロヴニクに行こうと思って、朝の7時前にバスターミナルに行く。
「どこに行くの?」
チケットの販売員と思われる女性が、ブースの外でのんびりしていて聞いてきた。
「ドブロヴニク。」
「今日は朝のバスはないわよ。」
(ガーンッ!!)
「週に3便だけ。月、水、土曜日だけなの。」
(そうだったのか・・・。)
昨日ちゃんと確認しておけば分かったことだけれど、どちらにしてもどうなるものでもない。
アルバニアから一緒に来たダニエルは、昨夜クロアチア人と知り合いになって車に同乗させてもらえることになっていた。ダニエルはスロヴェニアに用があるとかで急いでいる。彼はクロアチア人と知り合いになっていて、とても助かっただったろう。

そういえば、旅で知り合った誰かと一緒に移動して、部屋をシェアするなんて久しぶりだ。ダニエルとはアルバニアの首都ティラナのバス乗り場で出会った。目的地が一緒だったこともあり、お互いに1人で暇だったこともあるだろう、ともかく楽しく時間を潰せた。
彼はイングランド人としては珍しいと思うのだけれど、ドイツ語とイタリア語、フランス語を話す。私の偏見かな、英語を母国語にする旅人で外国語を話す人は少ない気がする。ともかく色んな言葉を勉強した経験があるからだろう。気を使ってくれているのか、とても会話がしやすい。もしかしたら私の英語力が向上している(?)のかもしれないけれど、それはまずない(笑)。
でもまぁ、たまにはこうやってずっと英語で話すのも勉強になって良い。どんどんこういう機会を増やしていったら、知り合いが増えるだけでなく弁口にもなって良いのだけれど。

朝のバスがないなら、午後に行くよりは明日にしようと思う。早く着いた方が宿探しも簡単だし、涼しい時間に移動する方が身体もラク。あぁ、もうコトルでは特にすることもないのでのんびり過ごそう!!

●崖を登る。(コトル)

コトルの旧市街裏にある崖には要塞跡がある。
湖の崖は本当に険しい。どうやって登るのだろうと、下から見入ってしまうくらいに険しい。

これだけの要塞を攻め落とすのは大変だろう。だって険しすぎる。守る方も厳しいだろうが攻める方にはさらに厳しい。上る道は整備されているとはいえ、柵があるわけでもなく、一歩踏み外せば下に一直線といった場所も多い。さすがに日本のように「お子様」扱いではない。途中で休む多くの人。写真を撮る人。
登るのだけでも大変なのに、暑い日差しという大敵もいる。汗を流しつつ上半身裸で登る男性や、上半身水着姿で登る女性もいる。

高さは300mほどはあうだろうか。ドブロブニクの背後にある山の高さは400m強とのことなので、それと比べると少し低い程度に見える。

せっかくコトルに来たのだからという消極的な理由で登ったのだが、中腹にある教会や、崖の背後に建つ寂れた小さな教会跡、頂上の建物跡など見所は多かった。そして何より景色がきれいだった。
登って上から眺めて思ったこと。どこかチベットのグゲ遺跡と似ている。そう、この急勾配ぶりが同じような感じなのだ。グゲ遺跡の場合は、更に周囲が絶景でもあるし、遺跡としても大きい。でもまぁ、急勾配ぶりだけは同じように凄いのだった。

ちょっと疲れるけれど、朝か夕方に上ると言う前提でオススメ。


up↑

前へ  次へ

ミニコラム

++ハンバーガー++

だいたい屋台と言うか小さいお店で食べる場合は、1〜1.5ユーロ程度。

今まで旅してきた中では高い方だ。

 

 

 

 

ミニコラム

++入域料++

コトルの要塞に入るには1ユーロの入域料。大きさから考えると高くはない。
チケットをくれたりくれなかったりする。ポケットに入ってしまいそうだし、記念にもなるので、チケットは貰っておきたい。