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Italy イタリア

【その1】
 2006.10.08 〜 10.09 ジェノヴァ
 2006.10.09 〜 10.10 ミラノ
 2006.10.10 〜 10.11 ヴェネツィア
【その2】
 2007.02.22 〜 02.25 ローマ

 

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イタリアの写真

 
  【イタリアでは・・・】 急ぎ足で北部を回り、後日にローマを訪れた。急ぎ足だが、イタリアの魅力を感じた。
【感じること】 イタリアはさすがに歴史がある国だけあって、街並みが凄い。ヨーロッパでNo1!!でも質に比べて物価が高すぎ。人もイマイチ。
【お気に入り】 ジェノヴァの旧市街。期待していなかったのに、随分と良かった。
【お勧めは〜】 観光客があまりにも多いが、それでも「ヴェネツィア」!!ローマも観光としては凄い。
 

猫の町はあるのか!?(ニース-ジェノヴァ)

猫の国があるらしい!?

「猫街物語(?)」そんな本を、ベダリューのノリコさんに借りて読んだ。
そこには、かわいらしいイラストと共に街に住んでいるたくさんの猫の特徴が書かれている。その町にいる猫は全て登録が必要で、皆が猫を大切にしていると言うのだ。
ペストが流行った際に猫がねずみを退治してくれて、それ以来ずっと猫を大切にしているといった、それらしい歴史も書かれていたりする。
書き方が微妙なのだけれど、国なのか街なのかも良く分からない。

行き方は「ジェノヴァ沖にある島で、電車で行ける」。通貨単位はニャーゴだとか。ここまで来ると眉唾なのだが、もしかしてと言う期待もある。
ジェノヴァは、どちらにしても通過しなくてはならない街なので降りて確かめて見ることにする。

猫の街と言うとマレーシア・ボルネオ島の「クチン」という街を思い出す。マレー語でクチンとは猫と言う意味だそうだ。街のあちこちに猫の像が飾られていたけれど、それはそれだけ。特に猫が多いわけでもないし、ガッカリしたものだった。

ニースからジェノヴァまでは、やはり海沿いの道が続く。モナコ湾の豪華クルーズ船などが並ぶ雰囲気とは違い、普通のビーチでたくさんの人が泳いでいるのを見ると安心する(笑)。
隣にいる酔っ払いのうるさいイタリア人4人組に煩わされつつも、期待に胸を膨らませてジェノヴァに降り立つのだった。

今回こそは!!

でも本当にそんな町があるの??

本には「猫の国ナーゴ(NEARGO)」と書かれていたけれど、地図やエンカルタ(百科事典)で調べても、そんな言葉は出てこない。

駅を降りてまずはインフォメーションへ。
「猫の街ナーゴを知っていますか??」
「旧市街??(オールドシティ??)」
予想外の回答。そしてやはり猫の街などは知らないようだった。それとも私の本の読み間違いで、どこか違う街付近だったのだろうか。

気合を入れて(?)来たのに、あっさりと駅のインフォメーションで断念。
もっと誰か他の人に聞こうかとも思ったけれど、ホテル探しに忙しく諦めてしまった。・・・もし、誰か「猫の国ナーゴ(NEARGO)」についてご存知の方がいたら教えて欲しい・・・。

ホテルを聞こうにも、シエスタでツーリスト・インフォメーションはクローズしてしまう。自分の足で探すことに・・・。ツーリストエリアは、地下鉄で2駅いった付近だと言うが、猫の国がないのにジェノヴァに長居するつもりはない。
明日には出たいので、重たい荷物を背負って長々と部屋探しをするよりは、駅付近で手ごろな宿に泊まってしまいたい。しかし、探しても30ユーロ程度のシングルはない。安いところは既に、予約で満室になってしまっているのだ。
まぁ、フランスではずっと誰かが近くにいる状況だった。

(個室でのんびりしようとも思っていたのでちょうど良いか・・・。)

「猫の国ナーゴ(NEARGO)」は見つからなかったので、明日には出発。さてミラノに行く予定だったが、そのままスイスに抜けるのではちょっとイタリアが物足りなさそう。北欧まで回った後に、ローマに飛ぼうとは思っているけれど・・・。ヴェネチアまで行って、それからミラノという手もある。
いろいろ悩んだ結果、最初の予定通りミラノに向かう。ミラノが心地よかったらのんびりすれば良い。もしヴェネチアに行っても、直通でチューリヒまで行けると聞いて安心した。

●旧市街歩きで嬉しい驚き。(ジェノヴァ)

ジェノヴァの情報は何も持っていない。
百科事典で調べると、港湾都市で人口60万人以上もいる大都会だとか。

駅で地図だけはもらっていたので、それを頼りに歩いて見る。縮尺も分からないが、主な見所と思われる場所にはイラストが入っている。それを目的に歩いて見ることにする。
ホテルのレセプションに聞くと、見所までは歩いて15分もあれば着くと聞いて安心して歩き出す。

駅の周りは普通の街だったが、ちょっと歩き出すと様子が変わる。
さすがに歴史のある街、紀元前4世紀からのお墓も残っていると言うが、建物が重厚で歴史を感じさせる。細い路地や風格ある建物、そしてたくさんある教会たち。歩いていて面白い。
その細い路地はヨーロッパで今まで見てきた旧市街と言うよりは、中東世界などに近いものだ。歴史的にも地理的にも遠くないし、何か関係があるのだろうか。イタリアの歴史ある町はこういう雰囲気なのだろうか。イタリアに期待を抱かされる。

街を練り歩く集団に出会った。
中世風の衣装を着て、音楽を奏で、旗を振りながら歩いている。写真を撮り、しばらく眺めていたが、大きな教会の目の前でもあったのですぐに教会には行ってしまう。その教会は白と黒の縞々のような、変わった色彩の教会だ。とても大きいもので、塔の高さも100mほどはありそう。内部も変わった白と黒を基調にしていることは変わらず、独特の雰囲気がある。

教会を出ると外で綱引き大会をやっている。
大会と言うよりは、何か伝統イベントなのだろうか。どちらが勝っても負けても、皆が大騒ぎをして喜んでいる。

他にもいくつかの教会、塔・・・期待していなかったジェノヴァだが、街歩きをしてこんなに楽しかったのは久しぶりだ。


●隣の子供がうるさい。(ジェノヴァ-ミラノ)

ジェノヴァからミラノに向かう電車は、やはり定刻にはやってこない。

フランスでも実感したが、時刻表などは「だいたいこんな時間」という目安でしかないのだろう。ヨーロッパに入ったときには「さすがに先進国だ」と思うことも多かったけれど、最近になると、そのいい加減さが目に付く。
電車の運行だけで考えれば、ちょっと進んだ途上国と変わらないのではないかとさえ思ってしまう(ドイツだけは時間に正確だった)。

海を離れて内陸に入って行くが、ずっとのどかな風景がつながっている。珍しいものも無いようで、気がつくとウトウトしている。
しかし、前回の列車でうるさかった酔っ払いとは別に、今度は子供がうるさい。6人用コンパートメントで、3人はそのうるささからか音楽を聞き始めた。
母親は注意しようともしない。コレがイタリアの姿なのだろうか。そんな風に思って仕方がなく我慢する。うるさいだけでなく、ぶつかってきたり汚い足がズボンに付いたりもする。イタリア人の印象が、こうして電車内でどんどん悪くなって行く・・・(笑)。

そんな感じで、隣にいるうるさい子供に煩わされつつも、ミラノに降り立つのだった。

●バルセロナに続き見所が修復中!?(ミラノ)

ミラノと言うとサッカーの ACミラン や インテル くらいしか思い出せない。
ミラノはガイドブックのコピーを持っているので、それを読んでみる。レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会があるらしい。
是非見てみたいとも思ったが、月曜日でお休み。しかも、夏期には1ヶ月先まで予約でいっぱいで、その日に行っても見られないらしい。今は夏ではないけれど、イタリアのシーズンは10月まで続く。翌日まで待っても、おそらくは見られないだろう。・・・それにどうせ見ても「写真と同じだなぁ〜。」くらいの感想しか持てない情けない自分の姿が想像できるというのもある(笑)。

次に気になるのはドゥオーモ。イタリア最大のゴシック建築らしく、ミラノのシンボルだとのことだ。
内部のステンドグラスが美しい。そこから差し込む光も美しい。ジェノヴァの教会でも思ったが、イタリアの教会は今まで見た教会と比べても作りが「美しい」気がする。凝っていると言うのもあるけれど、雰囲気作りがうまいというか、教会の神聖な感じが出ている。なんと面積は1万1700uもあるという。宮殿など懲りすぎていると好みでないことも多いけれど、ここまでやってしまうともう「さすが」としか思えないのだ・・・(笑)。

・・・じかし残念なことに、修復中で正面からの外観が見られない。
バルセロナでもそうだったが、私は何とついていないのか!?内部が見られたから良いものの、ちょっとガッカリだった。

続いてミラノを支配していたスフォルツァ家の居城であるスフォルツァ城に行ってみる。こちらは外観だけが見たかったので、内部はまぁ休みでも良いと思っていた。ありがたいことに、城の内部についてはいつでも見られるようだ。
とにかく大きい。塔や見張り台すらも大きい。塀もとても高いし、堀も深い。
こんなところに住んでミラノを支配していたのかと思うと、そしてこんなお城が必要だったかと思うと、イタリアの豊かさと厳しい都市間の戦いを想像せずにはいられない。

最後に納得して帰途につくことができて良かった。
ミラノの宿も高いし、これ以上ミラノに滞在する理由はない、次の行き先を悩んでいたが、イタリアをたった2泊で出るのは忍びない。やはりヴェネツィアに行く。ヴェネツィアは、日本を出る前から何となく興味のある街だった。シェークスピアの「ベニスの商人」でも有名だし(笑)。
今行かなければ、これからも行くことはなさそうだし、チャンスなのだ!!

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ミニコラム

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●とにかく歩いて疲れた。(ミラノ)

ミラノの町を随分歩いた。

中央駅の近くに部屋を確保したので、見所が遠いと言うこともあるが、全般に教会や城、博物館が離れた場所にある。

ニース、モナコ、ジェノヴァと歩き回っていた上に、今日もミラノを歩き回ってさらに疲れたというのもあるかもしれない。

のんびり見て回るつもりだったのに、途中からは疲れてしまい「早く帰りたいなぁ〜。」なんて思う始末。ドゥオーモでは軽く昼寝もしたし、急いでいたわけでもないのだけれど・・・。

地下鉄やトラムを使って観光すれば良いのだろう。それは分かる。しかし、イチイチ乗り物に乗っていたのではお金もかさむし、自分で歩かないと「見て回った」「ミラノに行った」という気分になれない。お菓子を買って食べたり、ジュースを飲んだりして歩き続けるのだった。

出発は昼過ぎで、部屋に戻ったのは6時前頃だったから、休憩が多いとは言っても随分と歩いた。

●ヴェネツィアへの道。(ミラノ-ヴェネツィア)

相変わらず、電車は時間になってもやって来ない。

通常は掲示板に、電車が何番プラットフォームに入ってくるかの表示が出る。しかし、ヴェネツィア行きの電車だけはいつまでたっても表示されないのだ。はぁ〜、せっかく早く起きたのにコレかぁ。

遅れてやってきた電車に乗り込み、イタリア人特有(?)の厚かましさにまたも遭遇。
隣席のビジネスマンが新聞を読むのに、半分に畳んだりせず、私の方にも広げて読もうとするのだ。肘も中間にある椅子の手すりを越えて、私の方に出してくる。お尻の下の置いてあった本もこちらにはみ出してくる。そんなことがずっと続くのだ。

イタリア人のために書いておくと、同じコンパートメントの人たちは彼以外はそんなではなかった。新聞を読んでいる人もいたけれど、半分に折ったりして邪魔にならないようにしていた。私は余程イタリアの電車運に恵まれていないのだろうか。

乗降を繰り返し、コンパートメントのメンバもドンドン変わる。
私も、より快適な窓際の席に移動して日記を書き始める。

車窓には田舎の風景と街の風景が交互に現れる。
緑の自然の中で、静かに流れる川に掛かっていた石の橋などはハッとさせられた。

終点ヴェネツィアの手前の駅から、海に出て電車は進む。これからヴェネツィア、そう旅情をかきたてられる。

見とれているうちに普通の駅に到着、なんだろうとガッカリしつつ駅舎を出ると・・・そこはヴェネツィアだった。「来たんだぁ〜!!」嬉しくなってそう実感。

しばらくして感動が醒めると、まさに写真の風景、そして何かを思い出す。
(ディズニー・シーの風景はこれかぁ〜(笑)。)

ユースホステルは遠いようだし、行ってもベッドに空きがない可能性も高い。
駅の宿案内はお金も取られると言うし、自分の足で探すことにする。
ミラノでもそうすべきだったのだが、面倒で少し高いと思いつつもインフォメーションに頼ってしまった。

今回こそは!!
しかし満室が多い。空きがあっても75ユーロ(約11,000円)とか、60ユーロとか。これはまずいな、50ユーロ以上は出さないとならないか・・・。

そう諦めかけていた時に、30ユーロの部屋を見つけた。他の街で考えれば安くも何ともないのだが、今日はこれで喜んでしまった!?(笑)

●さすがにスゴイ!!(ヴェネツィア)

歩道しかない。

交通手段は全て船。

全てが旧市街で、細い路地の迷路に溢れている。細い路地の奥に迷い込むと、いや迷いこまなくても、いつの間にか方向を失う。目的地に向かっているのかさえ分からなくなる。
石畳とレンガ、石でできた昔ながらの通りを歩いていると「旧市街ってなんて道が細いんだろう。」って思う。そして、南アジアからイスラム圏に広がる旧市街と同様の迷路のような造りだと感じる。
モロッコにあるフェズのメディナが最大の迷路なんて話もあるけれど、ヴェネツィアも行き止まりこそ少ないものの、凄いのではないかと思う。

テラスや窓際からは、絵のようにカラフルな花が下がっている。
こういう世界もあるんだ・・・。

そんな道を歩く。
橋を渡り、写真を撮る。

古い教会に出会う。町全てが古いので、教会もその一部となって見える。

そして、その奥にあるのが、サン・マルコ寺院。
広場に出て、まず驚いたのは鳩の多さ。そして、それが視界から外れたとき、凄い空間が目の前に!!
息をのむような瞬間って、こういうものだ。


凄いところに来てしまったと本当に感じた。

こんな風に思えるところは少ない。
モロッコのハッサン二世モスクも凄かったがそれ以上、イランより上、リラの僧院とも違う、ラサのジョカン寺のような感覚だ。あの時は建築ではなく雰囲気にやられた。
サン・マルコ寺院は広場と言うことで、空間が似ているということもあるかもしれない。

イタリアに来て、細かい塔が立つ建築を多く見ている。時代ごとに特徴があり、ヨーロッパじゅうにいろんな建物がある。その中でもイタリアの教会は、時代(様式)に関わりなくとても印象的だ。
好みの問題もあるだろう。でも、やはりイタリアは別格なんだな。ローマ時代からの歴史もあるものな・・・そんな風に納得。



●若者はカップルや女性が多いなぁ・・・。(ヴェネツィア)

1人で歩いていて感じる。

ヴェネツィアって男1人で観光している人があまりいないような・・・。他の街ではそれほど感じなかったのに。

私の心の中に、彼女と来れたら楽しそうだという思いがあるからだろう。

ヴェネツィアの美しさを誰かと共感できたら、さらに感動も増すはずだ。誰か話し相手いるだけでも違うのに・・・。

もちろん家族連れやグループも多い。学校の遠足か何かのような子供たちもいる。歩き回る人もいれば、ゴンドラに揺られる人もいる。
そこで生活する人たちもいるし、学校だってある。学校の近くでは、学生たちがピザを食べたりコーラを飲んだりしている。ヴェネツィアの物価はとても高い。彼らには特別料金があるのか、それとも。

コーラやビールの値段が高い。レストランも幾分高いようだけれど、飲み物の高さには驚く。コカコーラの缶が1.5〜2ユーロとか平気でする。ビールなど3ユーロしてしまったりする。
それにトイレの利用料金が1ユーロするの痛い。そんなに高いとその辺でしようと言う意を強くしてしまう(笑)。

近年には、地盤沈下の問題も起こっている。
職探しや様々な理由もあって、人口も減少しているという。
それでもヴェネツィアは人を惹きつけてやまない。完全な観光都市としてでなく、生きて生活している人がいることが奇跡とさえ思える。

本当に不思議な街だ・・・。

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