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 ドブロヴニクの暑い夏。(コトル-ドブロヴニク)
コトルに連泊しようと書いた直後に、やっぱり出ようと決断した。
宿の親父が突然に1人だったら10ユーロと値段を変えてきたのだ。昨日にちゃんと話していたのに・・・。そうなると気分が悪い。別に8ユーロでも10ユーロでも大差ないけれど、出発の準備をする。
「10ユーロだと出て行くの? 8ユーロで良いよ。」
準備が終わった頃に言ってきた。もう遅い。準備もしてしまったし、宿を決めるのには「気分」はとても重要な要素だ。
午後のバスでドブロヴニクに行っても、まぁ宿はあるだろう。客引きも来ているだろうし、心を大きく持ってバスを待つ。
バスは15時出発なので結構時間がある。崖を登ったりしたもののさすがに時間が余った。思い切って、バスターミナルの脇の芝生で昼寝をする。あぁ、こんなことしていていいのかなぁ〜、1人旅になってやることが段々といい加減になっている。
アルバニア以来でとにかく暑い。今日も2リットルの水を買ったが、もう少しでなくなりそう。バスは2時間ほどでドブロヴニクに着くらしいので、それを信じて買出しには行かない。
バスがやって来た。もしかしたら昨日乗ってきたようなオンボロバスかと危惧していた。しかし、嬉しいことにそれは杞憂だった!!
クロアチア社の美しい立派な豪華バス。最近ではこれが標準なのに、なぜか頼もしく見えてしまう!!
エアコンも気持ちいいくらいに聞いているし、リクライニングも良い。シートのクッションも良い!!
少しくらい高くても、これだったら良い。汗をダラダラ流しながら我慢しての移動なんてしたくない。もう「ラク癖」がついてしまい、東南アジアやアフリカ、南米とはダメかなぁ・・・!?
アドリア海にいることを納得するような車窓。
ずっときれいな海が見えている。心地よい椅子と温度で、次第にウトウトし始めているが何となく見ている。そして眠りに着く。
気がつくとモンテネグロは出国していたらしい。バスに乗ってから国籍とパスポート番号、名前を書かされたが、ほとんどの乗客はそれでOKになってしまい、パスポートの提出すらないようだ。
クロアチア入国も同様に簡単。セルビア人1人だけがなぜか調べられていたけれど(歴史のこともあるし)、日本人やイギリス人、ドイツ人などはチェックもなし。係官が来てすぐにOKで終わり。他のバスの乗客は気にもしていないようだけれど・・・おいおい、スタンプ押してよ。後でもめるのは嫌だし。でも、もしかしたらスタンプなんか無くても大抵は問題が無いのだろうか!?
自分だけが無駄な心配をしてしまっているようで、ちょっと不思議だ。
ドブロヴニクのバスターミナルには、予想通りたくさんの客引きが。
すぐに希望の値段の相手が見つかる。ありがたいことだ。
とりあえず部屋を見に行った。場所はイマイチながら、清潔そうなこととオーナーの笑顔がやたら良いのでそこに決める。コトルから移動してきて正解だったようだ。。。

●日曜日だった・・・。(ドブロヴニク)
まずは買出しに行く。宿のすぐ近くには大型スーパーがあるのだ。
インスタントヌードルがあれば仕入れておきたいし、ジュース、水、ビール、野菜。アレコレと買いたいものばかり。アルバニアとモンテネグロでは、ハンバーガーばかり食べていたので、やはり違うものが食べたい。キッチンも使えるようだけれど、部屋で気軽に出来る料理を考える。そうするとパスタかパン、ラーメン。どれでも良い。
いろいろと考えながら行ったのに、残念ながらクローズ!!
今日は日曜日なので、お昼過ぎに閉まってしまったらしいのだ。
ヨーロッパはこの辺が不便すぎる。日本と比べてはマズイだろうけれど、本当に24時間の店も少ないし、営業時間も短い。これで現地の人は不便さを感じないのだろうけれど、1度日本を経験したら不便さをようやく実感するのだろう。アジア出身で日本に滞在した経験のある人などは自国との差を、すご〜く実感すると聞くけれど、それはヨーロッパ出身でも同じではないかと思う。
もっとも、日本は時間には正確だし、サービスも良いし、便利だけれど、ウサギ小屋と形容されるような問題などもある。どっちもどっちなのだろうか!?
●外壁だけ見に行く。夕陽どきは3割増し。(ドブロヴニク)
宿から旧市街は思ったよりも遠い。
「明日でいいや」というのは、どうも心情というか性格に合わない。常に様子だけでも見に行きたくなってしまう。そして、そのまま全部見てきてしまうと言うこともしばしばある。もっとのんびりすればいいのにって、自分でも思う。
ともかく今日は、外壁だけでも見てこようと思う。
明日、ちゃんと行く時に迷子になりたくないし、道の下見も兼ねて・・・。もしかしたら外壁にあるという遊歩道も歩いて来よう。昼間の暑い時間よりも、少しは過ごしやすいだろうし、夕暮れ時の方が旧市街がきれいに見れるかもしれない。
坂を上り、まだ旧市街に辿り着かない。
う〜ん、道を間違えたかな。道路沿いには、たくさんの客引きが「部屋」とか書いてあるボードを掲げている。こうして見ると部屋は随分と開いているようだ。旧市街近くだし、車で来ている客目当てだから高そうだけれど。
途中でスーパーに寄って、玉ねぎを買う。水とかを買えばいいのに。
でも、この時は何を買うかよりも問題があった。クロアチアのお金を持っていなかったのだ。恥ずかしいが、直前に気付いてATMに降ろしに行った。レジで自分の番になってから気付いていたら、心の中だけでなく本当に恥ずかしいことになるところだった。
おおっ、やはり大きい。
コトルよりも外壁が高いな。
ヨーロッパに来てから、中世の旧市街をやたらと見ている。そんなこともあってか、予想以下の感動だ。街が印象的じゃないとか、きれいじゃないとか言う話しではない。
ドブロヴニクはさすがに有名どころだけある。赤い屋根が広がり、印象的な通りと細い路地。写真で見た通りなのだ。女の子とかいかにも好きそう。
まだ日が暮れるまでに時間もあるようだし、外壁の遊歩道に登る。一般は50Kn(約1000円)、学生は20Kn(約400円)とある。随分と高い値段だ。まぁ保護とかに使われるのだと思えば、それも仕方がない。
推奨の回り方は反時計回り。
しかし時計回りに回ってしまった。まず、1番高いところから写真を撮りたかったから。
ドブロヴニクは本当に外壁と旧市街がセットということと、その歴史に意味があるのだろう。きれいな写真も撮れたし満足満足。
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