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プレトリア行きは!?(ムババネ-プレトリア)

首都からは南ア行きのバスはヨハネスブルグ行きだけらしい。

話を聞くと、マンジーニからはプレトリア行きもあるらしい。
こんなことなら、昨日頑張っておいて、首都のムババネには行かないようにしておいたほうが良かった。

前にも書いたけれど、ともかくヨハネスブルグは危ないと聞く。
「君子危うきに近寄らず。」
ムババネからヨハネスブルグのバスに乗り、終点でプレトリアに向かうのも可能だ。
しかし、安全を考えてそういうことはやめる。

そんなわけでマンジーニまで戻る。
プレトリア行きのミニバスはあった。それでも1日に数本だけだろう。ジンバブエのバスよりはずっと良いけれど、スワジランドも面倒くさいといえば面倒くさかった。
荷物を積み、自分も狭い座席に入りこむ。

身を小さくしても効果はない。
プレトリア出発の時間を待つのだった。

乗客の荷物はとにかく大きい。
どうも多くの乗客が南アに物を売りに行くようだ。つまり行商のバス。
う〜む、とんでもないバスに乗ってしまった!?

日本語でなんていうんだろう。
車の後部につけて荷物を乗せる牽引車。リアカーのようなものに山のように荷物を積み上げて出発する。
しかも、アフリカの女性というのは極端な肥満が多い。太っているというレベルではなく、100kg以上の巨漢が普通に存在する。もちろん身長が高いわけではない。なので、荷物と乗客を合わせた総重量は相当なものになる。ワゴン車は坂道になるとゆっくりとしか勧めない。ドンドン追い抜かれるし、自転車よりも遅い。下り坂になると気持ち良く走り出し気分は良いが、車内は熱気で汗が噴出す。なぜか窓を開ける人がいないのだ。これは単に運が悪かったとしか言いようがないが、温度に対する感覚の違いだろう。国によっては窓から悪霊が入ってくるとか、そういう迷信がある国もあるようだが・・・。

ところで肥満は女性ばかりだ。もちろん男性にもいるけれど、圧倒的に女性が多い。アフリカに来れば分かる。生活習慣的にそうなるのだろうと思う。
中東とアフリカにのみ極端な肥満女性が多いのは、食生活や外出の頻度など多くの問題があるはずだ。もしかしたら男性の「好み」というのも関係しているのかも。若い女性は肥満ではないので、結婚したあとの寛容性の問題!?(笑)

ミニバスは山を越え、遅々として進まない・・・わけでもないが・・・。
ようやく出国ゲートに来た時は嬉しかった。おそらく南アに入ってからは下り道が多いと想像できたから。

出入国はいたって簡単に済む。
南アに品物を売りにいく女性たちも、あっさりと関税手続きを終えている。2国間でそういう関係がなりたっているのだろう。ハンディ・クラフトばかりで特に価値があるものでもないので寛容なのかもしれないし、南アでお土産用に売られるものを輸入している感覚なのだろうか!?

プレトリアには着く頃には雨が降り出していた。
チャーチ・スクエアで降ろしてもらおうと思い、目の前に来た時に言う。
「ここで降りたい。」
「どこに行きたいの?」
「プレトリア駅の前の長距離バスターミナルに行くつもり。」
「なら、もう少し乗ってろ。」

ミニバスは逆方向に走っていく。
(おかしいな・・・。)
結局、全く関係のない郊外のミニバス乗り場で降ろされた。
やはり彼らは考えが足りないと思う。
私が降りたいといった場所からなら簡単に長距離バスターミナルまで歩いていくことができた。しかし、郊外のミニバス乗り場では、ミニバスに乗って駅に行くしかない。しかも、乗客が集まるのを待たないとならない。

あまり文句は言いたくないけれど、さすがにこの時は文句を言って降りた。

仕方がなくミニバスに乗り長距離バスターミナルに向かう。
ナミビア行きのチケットを買うためだ。
そして、安売りのチケットは買えなかったけれど通常価格で席を確保した。これでナミビアに行ける。アフリカ最後の「気になる場所」に行ける。

(ナミブ砂漠!!)

赤い砂漠。

ガイドブックにも絶賛されているし、訪れた旅行者にも悪く言うものはいない。
とてもとても気になる。

(行かなくてはならない!!)

●チケットの受け取りなど。(プレトリア)

5日ほど前にプレトリアのSTAトラベルで、アルゼンチン行きのチケットを購入した。
しかし、チケットの受取は平日1営業日ということでまだだった。

朝起きるとまずはチケットを受け取りに行く。
すぐに受け取れるはずが、どうもチケットが見つからないらしい。チケット購入時もそうだったのだが、なぜか運が悪く私の作業をしてくれるのは見習いのような従業員。
購入時にはクレジットカードでの購入の仕方が分からずにやたらと待たされた。今回も同じようにチケットを探すのに手間取り随分待たされた。結局はベテランの従業員がチケットを見つけてくれたのだが・・・。まだ働き始めたばかりのようなのだけれど、物覚えが悪そうである。
なぜかというと、「この前も言ったでしょう?」みたいにいつも言われているから。まぁ、そういう人もいるだろうけれど、お客を待たせるのがずっと続くくらいなら解雇するのもいいんじゃないかな、と思う。

プレトリアではもう特にすることもない。
またもやインターネット三昧の生活。

もう1軒、プレトリア郊外にあるプレトリア・バックパッカーズという宿も気になるのだけれど、わざわざ見に行くのも面倒くさい。でも・・・、「歩き方」に載っているのはプレトリア・バックパッカーズなので、日本人はそちらに泊まっているのかもしれない。
この宿(ノース・サウス・バックパッカーズ)では、日本人を見たことがない。でも、日本人旅行者がプレトリアに来ていないとは思えないし。
次回にプレトリアに来た際には気合を入れて覗きに行ってみようかなぁ〜。

スーパーで日本米を見つけ、お肉も買い、落ち着いた生活。
やはり、こういう生活は良い。観光地を回って、見所を見るのも良いけれど、それだけだと疲れてしまう。
近々、日本から友人も来るし、彼女もやって来てくれる。そんなわけで、カレーのルーの心配もなくカレーライスを作れる。カレーさえあれば満足な性質の私にはこれはこたえられない!!

そんな風にあっという間に3泊が過ぎ去る。
ナミビアに行くのはもうすぐ。問題は目覚まし時計のない私が、早朝にちゃんと起きられるかどうか。いつも不安になるくらいならサッサと買えば良いのに、もうすぐ彼女が目覚まし時計を持ってきてくれるし、せっかくここまで我慢したのだから・・・もう少しの辛抱だ。それに寝過ごしたこともないし。

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●歓喜の夜。叫びとクラクションと。(プレトリア)

ラグビーにもワールド・カップがある。

南アはラグビーが強い。
南アで最も人気があるスポーツはサッカー。そして、2番目に人気があるのはラグビーだ。

準決勝も勝ち、ついに決勝にコマを進めた。
決勝戦の相手はイングランド。土曜日の夜が決戦だ。

そして、その夜がやってきた。南ア人と一緒に見たい気もするが、翌日は3時半起きを予定している。目覚まし時計のない私には、早く寝るしか早く起きる方法がない。仕方がなくベッドに入る。

いつの間にか眠りに落ちていたようだ。
叫び声とクラクションの喧騒に目を覚ます。

町中から叫び声が聞こえる。
東西南北から!!

ここは市中心部の繁華街ではない。スポーツバーやパブがあるわけでもないのに、この興奮。南アが優勝したのだ。その喧騒は数時間も続いた。
普段であればうるさい騒音と思うのだが、この日は心地が良い。やはり喜びというのは、知らずうちに伝染する。いつの間にか再び眠りにつく。

翌朝、やはり優勝していたことを知った。
そして、ラグビーの話をすると誰もが笑顔になる。羨ましい。
そういえば、野球のワールド・カップは規模が小さいけれど、去年日本も優勝した。トルコにいたのでその喜びは分からなかったけれど日本も南アのように喜びに包まれていたのだろう。
いいなぁ〜、共感したかったなぁ〜、1年以上も経過して南アで思い至るとは、私も鈍感な人間だ。

●郊外の建売住宅(?)の壁。(プレトリア)

プレトリア郊外で外壁に囲まれた同一規格のたくさんの家を見た。
日本で言うところの建売住宅だ。

その外壁に驚いたのだが、高く頑丈に作られている。壁の中にある建物はきれいで大きい。
この外壁はやはり犯罪を恐れてのことだろう。
塀の中にいれば共同体として安全、安心感もあるのだろう。

そういう場所に住まなくてはならないことに悲哀を感じた。
そして、日本の安全さはとても貴重だ。日本も危なくなった言う者もいるし、それは事実かもしれない。でも、海外で言う「危険」とは比べものにならない。

その幸せを日本に住む人はもっと実感しても良い。
この安全さを日本が持ち続けるためにはどうしたらよいか。やはり経済力も大切だろう。そして、精神的なもの、日本的なものといっては御幣があるかもしれないが、強盗や凶悪犯罪を起こしにくい意識のようなものがある気がする。

少なくとも自分もこれを忘れない!!

●バスターミナル周辺について。(ヨハネスブルグ)

プレトリアからアピントンに向かうバスの途中で、乗客を乗せるために30分ほどヨハネスブルグのバスターミナルに停車した。

バスターミナルを見学し、後日のためにミニ・バス・ターミナルの様子を見ようと思う。キョロキョロしながら出口を探す。

「何を探していますか?」
大きな男が2人、意外な丁寧さで聞いてきた。
「ミニ・バス乗り場はどこですか?」
「どこに行こうとしていますか?」
「今日はバスの休憩だからどこにも行かないけれど、後日のために見ておこうと思って。」
「1人で行ってはいけません。」
「そんなに危険ですか。」
「とても危険です。もし、行く必要があるならばセキュリティに声を掛けて、一緒に行かないと犯罪にあいます。」
「そうですか・・・。今日はやめておきます。ありがとう!!」
「良い旅を!!」

私の姿が、一見して旅行者に見えるので注意してくれたのだろう。
確かにアジア人の姿は見かけないし目立つ。それに、長距離バス・ターミナル周辺はアジア人、白人、黒人に関わらずに危険だという。周辺国で会った現地人すらも被害にあった人が多い。やはり危ない場所には可能なら近寄らない方が良い。

そうしてヨハネスブルグ中心部には近づかないと、思いを新たにしたのだった。

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