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Lesotho レソト
 2007.10.27 〜 10.28 マセル


レソト関係リンク
レソトのホテル
レソトの移動

 
  【レソトでは・・・】 首都のマセルだけを訪れた。
【感じること】 首都は南アと変わらない。基本的にはスワジランドと同じだが、レソトは民族衣装みたいなものが残っている。
【お気に入り】 特になし。
【お勧めは〜】 田舎の方に行くと良いはず。とても評判が良い。
 
大移動を敢行!!(ヴィントフック-マセル)

気合。
まさにこの言葉だ。

ナミビアのヴィントフックから、南アのアピントンまで移動。
南ア内で、アピントンからブルームフォンテンまで移動。
南アのブルームフォンテンから、レソトのマセルまで移動。

大変だけれど、1日で軽く行けると思っていた。
それが最初の移動から狂い始めた。1時間遅れたのだ。それはまだ良い。そういうことはあるよね。
で、2つ目の移動。出発もモチロン遅れていたけれど、いきなり走行中に・・・、窓から景色を眺めていたら、視界に黒いものが飛び散りだした。しかも何やらひどい音が鳴っている。
(何が起こったんだ?)

さっぱり分からないながらもバスは止まり、乗客みんな外に降りる。

バスの右前輪が、破裂していた。
もう既にタイヤの面影が少し残るばかり。
こんなのはかつて見たことがない。

道路が熱いわけでもなく、整備不良か!?

そのタイヤ交換をまた、の〜んびりする。出発から遅れているのに気にする風はなし。しかも、お店にもあちこち寄り、運転手も余裕な雰囲気。まぁ、もう仕方ない。

そんわわけで、14:30にブルームフォンテンに着き、明るいうちにマセルに入るという野望は費えた。

さて、マセルに向かうかどうか・・・。
微妙な時間だ。行けないこともない。

そんな悩みの中、ブルームフォンテンの町に入った。
雰囲気がおかしい。
普通じゃない。

町の盛り上がりが凄い。

スタジアム前のバス・ターミナルに到着してなんとなく分かった。
今日は何か大きな試合があるのだ。

若者も集まっている・・・。
つまり、安宿に空きはなし!!
今日は、マセルに向かうしかない。なかなか簡単に結論を出させてくれた。

未明に南アに入り、夕暮れ時に南アを出る。
1日もかからずに横断したことになる。ちょっとバカなことをしているなとわれながら思う。むしろ、ブルームフォンテンに行く前にキンバリーで下りてしまうのが1番良かったのかもしれない。

ミニバス(コンボ)乗り場に歩いて向かう。2〜3キロあるが大丈夫だろう。
「どこに行くの?」
突然に警察に声を掛けられた。
もう乗り場のすぐ近くだ。
「レソトです。」
「乗せていってあげるよ。」
どうも危ないので乗せていく、という気配がある。
確かに周辺には貧しそうな、柄の悪そうな姿を見かける。
「ありがとう。」

そうして安全にレソト行きのバスに乗り込む。
少し大きめの車なのでスペースもあり、快適。

レソトだぁ〜。アフリカで訪問する最後の国だぁ〜。

●雨がたくさん降る国なのに水の出ない宿なの!?(マセル)

暗くなってからタクシーで宿に乗りつける。
実は本当は宿ではなく、キリスト教系の宿泊施設だ。

(入口はどこかな・・・。)
「すみませぇ〜ん!!」

金網の奥に見える人に話しかける。
状況を説明すると、入口は回りこんでずっと先だという。

タクシー運転手も、私が入るまで待っていてくれる。
車も入口まで移動してくれるようだ。
真っ暗でもあり、ありがたい。

既にレセプションは閉まっている。
ガードマンが部屋に案内してくれ、チェックインや支払いは明日と言って去っていった。ドミトリーの同室はオーストラリア人。彼もチェックインなどしていないらしい。
チャリダーで5年ほど旅をしているらしく、日本人旅行者の習性(性癖)も良く分かっている。とても楽しかった。

さて、この施設では生活している人もおり、部屋もとてもきれい。
2階の通路から景色を眺めていたら、近くの部屋の女性たちがゾロゾロ出てきた。

「中国人? 日本人?」
「何をしに来たの?」
「何日ぐらいいるの?」
とても好奇心旺盛で困ってしまう。
彼女らはマセル周辺の出身らしく、今はここに住んでいるらしい。

週末だけ首都にやってきた教師やら、行商人やら、とにかく雑多な人が泊まっている。
不思議な場所だ。

さて、晩御飯でも作るか。
室内での料理は禁止されているのだが、この時は知らなかった。

「あれっ?水が出ない。」
「1階に行けば出るよ。」
オーストラリア人に言われて行ってみる。
しかし出ない。
「朝になれば出るよ。」
通りかかった宿泊者が教えてくれた。
どうも恒常的に水が不足している宿らしい。オーストラリア人は、マセルは毎日雨だと言っているし、実際に水不足な印象はないのだが・・・。

で、オーストラリア人に水を分けてもらってラーメンを作る。
飲み水も分けてもらう。

シャワーも、凄く運が良いと温水シャワー。
少し運が良いと水シャワー。
普段はシャワーなしとのこと。

コレは長居するような場所じゃないな・・・。
その後、近くにさらに安い宿があると聞いた。もちろん清潔さでは劣るだろうし、さらに水不足も深刻かもしれないが。
南ア周辺では格安の値段だ。
レソトの物価を、高いと思う人も多いのだろう。実際に現金収入がないと物は買えないはず。どうも南ア周辺の物価構造はとても不思議なのだ。

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●首都はかなり小さな町。(マセル)

レソトの首都マセルは、歩いてもすぐに見終わってしまうような小さな町だ。

大通りには大きなビルが建ち並び、都会の風景。

山に住んでいる人たちと、都会に住む人たちの生活とは隔絶しているのだろうか。
服装なども全く違うようで、町に住む人々は私たちと同じ普通の服。山に住む人たちは毛布のようなものを身体に巻いている。

お店は南アにあるものとほぼ全て同じ。
スーパーも洋服も、目に付くものは全て。
経済的にはもう南アと一体というか、南アに経済を支配されていると言ってもいい状況だ。それはレソトだけでなく、スワジランドも、ナミビアも。

スーパーなどチェーン店だけで考えれば、もうアフリカ全般に広がっている。やはり南アはアフリカでは巨大な経済力を持っている。
世界的に輸出するような技術は特に何も持っていない。でもアフリカでは圧倒的にシェアを誇る。そのうちに南アフリカ製品が世界に出て行くこともあるのだろうか!?


大通りの端や、裏通りに入ると・・・。
ツーリストインフォメーションの屋根は藁葺き屋根。それは分かる観光客誘致やウケを考えてもとても良いアイディアだ。
さらに、警察署の屋根も藁葺き屋根。これは!?つまり観光客を考えなくても、伝統的な素材を普通に使っているだけなのだろうか。

今日は日曜日なのでどこの教会も人がいっぱい。
レソトでは熱心なキリスト教信者が多いようだ。
私の泊まっているアングリカン・センターでも溢れるほどの人が集まっている。泊めていただいているので覗いてみたが、なかなか真剣だった。
私は好奇心だけなので、列に入れと誘われたが、それ以上入りこむことはしなかった。

ともかく町の観光は半日もあれば終わってしまう。
田舎に行くと、とても自然がきれいらしい。レソトの東側は山がちで標高も2,000〜3,000mととても高い土地らしい。
公共交通で訪れるのは面倒そう。そしていつも思う。南部アフリカは車社会。レンタカーなど数人で車を借りて旅行するのが1番。それ以外ではとても旅行しづらい地域だ。

●中国人の多さ。(マセル)

レソトにも当たり前のように中華レストランがある。
そして、当たり前のように中国人経営のネットカフェもある。

中国人が世界で経営するお店の種類は、ごく限られる。

1.中華レストラン(稀に日本食を営むこともある)
2.ネットカフェ、IP電話屋
3.雑貨屋
4.洋服屋

この4つでもう、9割はカバーできるのではないだろうか。
どこに行ってもある中華系商店だが、売られているものは世界のどこでもほぼ同じ。世界的な流通ルートがあるのだろうか。

ともかく、その生命力は凄い。
観光地はもちろんのこと、なぜこんな場所に?というような僻地にまで中華系商店は進出している。人口が多いとかだけでなく、独立精神やチャレンジ精神が日本人とはかけ離れているのだろうか。

中華系・・・つまり中国人旅行者が、一部有名観光地以外にやってくることは少ない。だから、彼らが一部有名観光地以外にお店を構える場合には、中華系仲間からも遠く離れて孤立して生活するということだろう。
家族だけでどこか遠くで暮らす。それを現実の選択肢として考えるというのは私には難しい。日本語での情報が入ってこないのも困るし、子供の教育も、人間関係も、諸々の問題が多すぎる。そこに敢えて飛び込むというのは、私には想像できない心持ちなんだろう。

しかも、バカにされてと言っては言いすぎかもしれないけれど、中国人にとって住み心地の悪い場所も多いと思うのだが・・・。

頑張れ中国人!(笑)

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