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【イランの国教であるシーア派】 そのシーア派の中でも最大の分派である十二イマーム派が、現在のイランの国教となっている。彼らは、預言者ムハンマドのいとこであり女婿アリーと娘ファーティマの子孫からなる12人のイマームを、真の指導者とみなしている。 シーア派が生まれたのは661年に第4代カリフであるアリーが暗殺されたことによる。 ※余談であるが、シーア派ではザカートとよばれる税を、宗教指導者に支払う。その結果、シーア派の指導者たちは莫大な富と財産を得ている。 |
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■マスジェデ・ヴァキール。
緑と青を基調にした鍾乳石飾りで、見事に美しく飾られている。天井に行くほど、目が細かくなり、美しさが引き立つ。絵は基本的には花や草木で、近くで見るとそうでもないが、それが集合すると物凄い傑作になる。 今までの国では見られなかったものを見れたという喜びが大きい。アジアではあるけれど、西の文化と古代ペルシャ時代の文化に初めて触れ、「異国情緒」を感じるのであった。
■バーザーレ・ヴァキール。
だからか、歴史の深さを思い起こさせる建築をしている。屋根は上に丸く伸びていて、1番てっぺんには「明り取り」の穴が空いていて、そこから風が入りこむシステムになっている。夏はとても暑いイランでは、昔からの知恵なんだろう。確かに中は涼しいように感じられる。 バザールは、本当にたくさんの種類のお店がつながっている。絨毯屋、宝石屋、衣類屋、靴屋、鞄屋、チャドル屋、仕立て屋、時計屋、観光向けお土産屋・・・。
■シャー・チェラーグ聖廟。
聖廟内は本当にすごい。
さらに、建物ばかりでなく人もすごい。生きた信仰の場なのだ。中でお弁当を食べる人、貸し出しフリーの本を読む人、座ったり横になったりして「生活の一部」を営んでいるような人もいれば、真剣に祈りを捧げている人もいる。雰囲気はやはり厳粛としていて、感動が高まる。 あまり良いイメージを持てなかったイスラム教に対して、自分の中で少し撤回する気持ちが現れた。こんなに真剣に、そしてこんな建物ができてしまうのは本当にイスラム教、法典が凄いからであろう。イスラム教は世界でも大きい宗教であり、偉大なものなのだろう。 ■マスジェデ・ジャーメ(金曜モスク)。 シャー・チェラーグ聖廟の少し奥へ行ったところにある、やや規模が小さめのモスクだ。ここも同じように靴を脱ぎ、女性はチャドルを借りる。そして男女別だ。 中はシャー・チェラーグ聖廟と同様、鏡張りのタイルになっていて華やかな雰囲気を醸し出している。規模が小さく、タイルの量も少ないが、ここは天井部分より緑色のライトで照らされていて、鏡に緑がきれいに反射している。実にきれい。(こういう風に書くと、まるでおもちゃかのような世界のようだが、実際はそうでなく、建物の芸術といっても良いぐらいにすごいものだ。) ここも同じように、ご飯を食べる人や本を読む人や静かに佇んでいる人など様々だ。印象的だったのは、「神の家」と呼ばれるコーランの安置所(メッカのカアバ神殿を模して造られた)の前で感極まり泣く人の姿だった。その柵に触れ、キスをする人。宗教を持たない私だけど、人の敬虔な姿に少なからず感化された。 ここはシーラーズで最も古いモスクだそうだ。シーラーズでも地震があるらしく、何度か打撃を受けたらしい。でも、既に修復されているのか、その被害はさほど気になるものではなかった。 ■マドラセ・イェ・ハーン。
マドラセ・イェ・ハーンは緑が生い茂り、まだ酸っぱそうだがオレンジがたくさん実っている。のんびりするだけなら良い場所だ。 ■パール博物館。 元は公的儀式が行われる建物だったらしいが、途中から博物館に変わったものらしい。古く歴史のある室内には、シーラーズの歴史に関する展示が飾られている。古代を彷彿させる絵、昔使用されていた刀や金具が展示されている。展示物は少なく、さほど見る価値はないように思われるが、削げ落ちた壁画が味を出していて、私はそれなりに楽しめた。入場料も安い。 ■キャリーム・ハーン城塞。
城の中は私一人で入った。 1日でたくさん回ってしまい、かなり疲れた。けれど、シーラーズの観光名所はとてもおもしろく、個性豊かで楽しめた。
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すごい、すごい、凄すぎる!!! 最初、イマーム広場を見た時に「世界の半分」と言われる理由を考えずにはいられなかった。2人とも シーラーズやヤズドのモスクで同じようなデザインを見てきたが、これはそれを越えるものだった。イランの中でも最も美しいと絶賛されるほどスゴイものなのだ。
一般的に、宝石はきれいなものだ。このモスクには宝石は使われていないが、これも宝石の一種だろうと思った。1枚1枚のタイルに細かく描かれたいくつもの絵(大きな絵を分割してある)が集大成になると、ものすごい力を出す。石だけが宝石じゃないのだ。 ただただ平面的に丸かったり、四角かったりしない。なるべくなるべく凹凸を作り、少しでも絵を描こうと言わんばかりに埋め尽くす。隙間がないどころか、あえてスペースを作っているのだ。その凹凸の影響で、見る角度によっていろいろな表情が見えてくる。違う絵の重なり、絵の陰陽・・・。 全て計算されているような?統一性のなさが美しいのか?
見ても見ても飽きない。もう一度見たい私は翌日に再び門をくぐった。
「日本人?」 梯子を上り、1番上の台に立つ。 ●アーリー・ガープー宮殿。(イスファハーン)
この宮殿は修復中でもあり、ちょっと期待はずれ。 入場料も2つのモスクよりも安い。 私たちが広場で最初に訪れたのはここ。それは正しい順番だった。最後に来ていたら拍子抜けしてしまうところだった。 ※私たちが訪れた時は、見学不可能だった。 ●メスジェデ・シェイフ・ロトフ・オッラー。(イスファハーン)
その入口に入って美しい青色の模様で敷き詰められた通路を見ると ドーム内部は、より繊細だ。壁、天井、全く隙間なくタイルによる芸術が張り巡らされている。 もう、こういった美しいものの説明は言葉では難しい。やはり写真をそのまま見るのが1番だ。それすらも肉眼には及ばないが。こういったものは、目に見えるものだけでなく、その場の雰囲気や臨場感といったものが、とても大きく心に響いて来るからだろう。 ところで、このモスクの長い名前だが、シェイフ・ロトフ・オッラーという有名な説教師にちなんだものらしい。 ●歴史あるマスジェデ・ジャーメも凄い。(イスファハーン)
マスジェデ・イマームの原型かと思うような、全体が青いタイル模様で覆われた美しい姿だ。模様はより質素で、近くによるとタイルだけでなく漆喰かなにかと合わせて模様が作られているのが分かる。 真剣に祈る姿も多い。 今日は金曜日でもあり、祈りの姿も目にしたかったが、やはりお昼が近づくと「外に出ろ」というようなことを言われてしまった。 外は金曜日だというのに、相変わらずの混雑ぶり。ゴチャゴチャとしたざわめきと、人がぶつかり合う様子。どうも、この中は痴漢が多いようで私たちは別の道を通って帰った。全く混雑した場所では、本当に痴漢が多いのだ。
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