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旅人にとってのベトナムのイメージはあまり良くないようだ。10年前に訪れているタカからは、 私が嫌いではないその理由として、旅の仕方にあるのかもしれない。私たちはご飯はだいたいメニューのある所に入るし、移動もほぼ交渉なしのツーリストバスを利用する。どちらかと言うと楽をして旅をしているので交渉の余地がない。
他の国では普通に定価がある商店でも、日用品やお菓子、ジュースを含めて全てを交渉しなければならないことが多い。外国人を相手に倍の値段をふっかけてくる。商店や屋台で「ディスカウント!」とかやっていること自体がおかしい。値段を高く言う上に、お釣りをわざと少なく渡したりもする。 ただ、ベトナム人は必死なのだ・・・。 旅行をしていると外国人ということで、高い値段を言われることがある。 それは、どこの国でもというわけではないが、途上国では普通といえば普通のことだ。ちなみに、私たちが旅をしてきた国では、ベトナム、インドネシア、ラオス、カンボジアだろうか。 パッと考えてみると、ベトナム以外は商売の駆け引きの要素が強いが、ベトナムは駆け引きではなく"外国人にはいくら"と決まってしまっている点が異なる気がする。 思うに社会主義国の安いインフラ料金に対して、外国人が利用する際には"高い外国人料金"を設定して徴収するなど(電気ガス水道なども)が始まりではないだろうか。そして、それについては国民の共有財産を"国民以外が使用する場合には(例えば)建設費分の料金を上乗せして徴収する"という理屈が考えられる。 では、あるモノを普通の価格よりも高い値段で売ろうとするという行為はどうだろうか。 まず言えることは、交渉しても値段が下がらない場合は、その地域全般にそうであることが多いということだ。要は、その町の旅行者が集中するエリアではとても値段が高い(通常価格の倍など)。そして、利益の出る価格であっても、ある程度以上の価格でなければ売らない。その高く売る特殊エリアが狭ければ、対処のしようがあるが、それがなかなか広い。よって、とても高い価格で購入せざるを得ない。要は納得はしていないけれど、購入せざるをえないのだ(もしくは、次の町まで購入を見合わせる)。 さて、外国人に高く売りつけるという行為は、旅行者の少ない地域ではほとんどない。それは、多くの外国人料金は、旅行者が訪れることによって発生したということを表している。 そういった国の発展(?)が進み、人や物の移動が激しくなれば、一般的には"特別な値段"は消えていく運命にある。そのように考えると、これも発展(?)の一段階なのだろうか。
そう、外国人料金が定着してしまっている場所では"交渉(選択)の余地が限られる"というところに不満が生じるのではないだろうか。 特に日本では、誰が購入しようが対価は同じ、というのが常識となっていて、否定のしようがない。そういった観念を持ち込むと、品物毎に交渉が必要であることや、外国人であるがゆえに高い料金を払わなくてはならないということに違和感を覚えるのだろう。 ここまでいろいろと考えてきてみたが、外国人料金の多くは途上国で発生している。よって、日本のような国から訪れた者にとっては、日本で収入がある場合は大きな金額でない場合がほとんどである(もっとも、途上国から途上国に旅行する者のような場合には、とても大きな金額と感じる場合もあるだろうが)。 さて、日本人の場合に考えたらどうだろう。 しかし、 屁理屈(大局的に?)を考えれば、
・"交渉(選択)の余地が限られる"ので不満が生じ、ベトナムの外国人料金が嫌な印象を与えている。 もっとも、これから行く中国も地域によっては印象が悪そうだけれど。 |
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●ベトナムに来て、初の快適バス!!フエからハノイへ。 ハノイ行きのバスはホテルで購入した。ハノイまでの移動も、ニャチャンからホイアンに移動したのと同様に12時間ほどかかる。長い夜の移動なので、なるべく良いバスでちゃんと眠って移動したかった。 「どんなバスかね〜?」 しかも!! だから、乗客が乗ってくるにつれて、元の2人組が横になるように席替えを始めるのだ。誰にしても窓際が好きなのだろうが、知らない人と隣の座席になり一晩を過ごすよりは知人と隣になることを望むからだ。 "誰かが諦めて席を移動する"というのは、それなりに微妙な空気が漂う中、しばらく時間がかかる。2人組なのに1人ずつ窓際に座っている乗客が何組もいるので、誰が先に動くか(=諦めの早いor親切心のある)で駆け引きがあるからだ。う〜ん、面倒なのではじめから座席指定にして欲しい。 ベトナム全般にバスの話になってしまったが、本題は違っていた。書いているうちに、違う話に夢中になてしまった。 ただし、街中の大通りの、どこだか分からない道端で降ろされてしまった。周囲には安宿などありそうにもない。周囲には宿の客引きなどもいて、バイクタクシーで宿に向かったのだが、バスはもっと分かりやすいところで乗客を降ろして欲しいものだ(他の国にも言えるけれど)。 まぁ、バスでの睡眠が快適だったから、最後の最後でベトナム・バスの印象がアップしたのだった! ●ハノイの町はなんだか、アカヌケナイ。
湖の北側から西側を通り湖の南側へと、ハノイの町を歩く。しかし、なかなか気に入ったレストランが見つからない。そもそもカフェやレストランが少ない。あっても、多くはエアコンが付いていないし、エアコンが付いていると値段がとても高かったりする。 4時間ほど歩いていた(実に我慢強く!)が、結局諦めて日本食レストランに行ってしまった。余計にお金がかかるけれど、疲れてしまって スーパーマーケットを何軒かまわった。しかし、国営らしいお店や何だか商品の少ないお店も多く、ホーチミンとは雰囲気が違う。もちろん活気があって品物も豊富にあるお店もあったけれど、全体としてはそういうお店は少ないのではないだろうか。 (何でこんなに歩いてるの・・・?) ベトナムは健康フェチの多い国なのだろうか? ビーチなどで、必ず走っている白人がいる。彼らを見ると、いつも 中華系の人たちが、早朝に太極拳をしたりというのは頻繁に見る。でも、こんなに朝早くから、こんなにたくさんの人というのは初めてだ。これから中国に入って、もっと凄い人たちを見るのだろうか。 |
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(このコ、本当にしつこいなぁ〜。) そんなように感じていたのだが、私たちはそのオススメのツアーとやらに参加した。他の場所でもツアーの値段を聞いてみたのだが、15US$というここのツアーが1番安かったからだ。彼女は、もともと自分のツアーがかなり安いので、説明さえしておけば自分のところに自信を持っていたのだろう(?)。先に値段や説明をしておかないと、私たちが高い他のところで予約してきてしまうとも限らないし。
船自体は特別大きくない。2層構造の船室と屋上がついていて、全長は20mほどか。幅は6mくらい。1番下の層は、宿泊用の部屋になっており、カットバ島宿泊ツアーよりも3US$多く払うとそこに泊まれるようだった。 見所の1つである洞窟は、カラフルにライトで彩られ、とても幻想的な雰囲気を出している。今まで訪れたいくつかの大きな洞窟とは規模では比べられないし、雰囲気が全く違うが目を楽しませてもらった。雰囲気が違うというのは、余りにも"手を入れて"洞窟ではなく人工的な美しさに仕上げてしまっているからだ。
このツアーの最大の良かった点は・・・ハロン湾の景色は置いておいて・・・食事である。なんと、食べ放題であった。 これらがなかなかおいしい!! ●カットバ島のイメージ。
海に面した大通りには、夜になると様々なネオンが輝く。・・・輝きすぎと言ってもいい。大して人も多いわけではないのに、スペースは広く、ネオンもきらきら輝いている。何だか、大きな町の川沿いの公園や海沿いの広場といった趣なのだ。 お店に行っても商品の種類は少ない。そして、お決まりのように値段は高い。 贅沢にもソフト・スリーパー(エアコン付き)の電車のチケットを購入した。ソフト・スリーパーとは、簡単に言うと1等寝台である。ちなみに中国で言うと軟臥だ。硬座と無座しか乗ったことのない私には憧れの対象だ。 ベトナムの電車は時間に正確なようで、22:10ちょうどに駅を出た。スルスルと大して音も振動もなく、なかなか良い。それまで車両接続部の鍵がかかっていたが順番に空けられ、トイレにも行けるようになった。 そんなこんなで、私とマユは心地よい眠りにつき、朝6時頃まで熟睡した。マユは、何か甘いものを食べて、料理をしている夢でも見ていたようだ・・・。 突然まわりが騒がしくなった。ベトナム語とともに英語も飛びかっている。 (???ラオカイ行きの電車なのに、なんなんだ???) ともかく仕方がないので、急いで荷造りをして電車を降りる。
駅の外にはミニバスがたくさん待機していた。 話をまとめるとこんな感じだった。もちろん最初の言い値はこの数倍である。 電車のチケットをラオカイまで買っていたのに、なぜラオカイまで行くのにお金を出さないといけないのか・・・。そんな憤りを胸に秘めつつどうしようか、もしかしたら待っていたら別の電車が来て乗れるのではないか?そんなことを考えていた。 ちなみに車内で乗客からお金の徴収があったのだが、私たちだけは後回しに。なんでかなぁ〜、でも値段が違うから後で払う方が良いよなぁ〜、と思って見守っていた。 で、結局サパに着いてから分かったのだが、フォールーの先で前日に土砂崩れがあり電車が進めなくなってしまっていたらしい。運が悪いというか・・・、同じ宿には土砂崩れがあった日に電車に乗っていた人もいた。 ・・・ラオカイからサパまで来る道でも、数箇所の土砂崩れに出会った。しかし、幸いなことに道は半分ほど通行不能なだけで、通ることはできた。良かった。電車もバスも駄目だなんてことになったら、疲れきってしまっていたかもしれない。 |
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マーケットは土日がメインだと聞いていたが、金曜でもいろいろな人で賑わっている。 手に取って見てみたがスゴい!鮮やかで細かくて美しいのだ。日頃は実用性を考え、どちらかというと地味な色合いの服を身につける、というのはごく普通の感覚だと思う。が、これらの少数民族の人たちは実用性より華やかさを重視しているのか、派手なら派手なほど良い、みたいな考えを持っているに違いない!と思ってしまうのだ。
ザオ族の衣装は、モン族より彩り豊か。頭には大きな赤い布を巻きつけている。その大きな布を取ると、頭まわりにぐるっと巻きつけた長く豊かな髪の毛が現れる。だから2重に頭の大きさが増量されるというわけだ。 双方に当てはまるのが、派手なバッグやシルバーのアクセサリーだ。服自体はそんなに派手ではないが、小物が鮮やかで引き立てる。人の中身はごく普通のベトナム人なのだろうけど、そんな格好に身を包んだ彼らを見ていると、ついつい名物を見る目になってしまうのだ。
サパに着いてから既に3日目。 天気が良ければ、サパ周辺をトレッキングに行きたい。周辺には少数民族が暮らす村々があり、そういった生活を垣間見られるらしい。サパの町にも多くの少数民族の人たちが物売りに訪れているが、さすがに村での生活と町での物売りでは雰囲気も違うだろう。 ただし、この村でいろいろな刺繍や楽器を売る少女たちは、ツーリストズレしているけれども"し過ぎて"はいない。なぜそう思うかと言うと、写真を撮らせてもらっても、気分良く笑顔を見せてくれるだけでお金を要求してきたりしないからだ。それよりも、自分の品物を買ってくれるように言って来る。それも、それほど強引な感じでもない。 町は小さいので歩いてすぐに回れる。小雨や霧雨でも、すぐに戻ってこれるので気にせずに出かけられる。宿にいてもやることはないけれど、町も小さいので外に出てもすることはない。 ベトナムのツアーは結構いい。 バックハーは、サパを一度北上しラオカイ(中国との国境の町)を経由し、そこから南西へ向かったところにある。こちらも少数民族がいる所で有名である。そして、日曜日の大きなマーケットに合わせて、たくさんの観光客がやってきて賑わうのだ。 サパは標高が高いところにあるため、サパ〜ラオカイの道のりはクネクネ曲がる山道だ。朝早くだったからなのか、荒い運転に少し酔ってしまった。車酔いや船酔いは体調・日によって突然やってくるので注意だ。
サパのマーケットの民族衣装&雑貨屋はどちらかと言うと観光客向けだが、ここでは少数民族たちも店頭で輪になって商品を物色している。その姿は世界中の女性に共通するもので、懸命に商品チェックをしている姿は微笑ましい。 ここはまだ素朴さが残っているのか、英語を話せる少数民族が少ない。(少数民族でないベトナム人は別。)だから値段の交渉のやり取りもジェスチャーだ。言い値はそんなには高くないのだが、数分頑張るとすぐに値段が下がる。刺繍が複雑なので製作時間は長くかかるだろう。それを考えると、あまり安くしてもらうのもどうかな、と思うのだけど・・・。とにかく、ここの人たちは気さくで柔らかい笑顔を向けてくれる。値段交渉でも楽しい時間を過ごせるのだ。 マーケットでおもしろいもの販売・・・。
その後、意外にも中国とのボーダーを見学した。こちら側がラオカイ、中国側が河口だ。ラオカイが山ばかりなのに対し、河口はビルが立ち並ぶ都会だ。こんなに橋の向こう側とこちら側に違いがあるのも珍しい気がする。よくありがちなパターンだが、見栄からなのか国境近くは町が発展していて道路がきれいだったりする。そのくせ、少し中に入ると田舎になってしまったりする。 ほとんどの白人はラオカイで下り、中国へ向かうようだった。私は一緒に話をしていた日本人女性と、サパに戻った。その女性は、ホーチミンで日本語教師をしているとのこと。旅人にとっては、何だかアコガレの枠に入りそうな職業だ・・・。 |
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