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私(マユ)にとって、生まれて初めての寝台列車となる。
港からバスに乗り込み、駅に到着。スラータニ駅は街の中心からも港からも距離があるようだ。 バスと違い、エアコンが付いていないので「どうかな?」と思う部分もあったが、自然の風とファンの風で充分に気持ちが良い。ガタンゴトンと静かに揺れる振動も心地良い。本を読むのもバスと違い、気持ち良く読めるので有難い。 身体を横にして寝られるのはいい。ただ、たまに「ガタン!!」という振動や、新しく車両が接続される時のやや激しめの音にびっくりして起きてしまう。カーテンは閉まっているものの電気の付いた車内、カーテン越しに見える他人の視線、など普段は気にならないものが気になってしまった。慣れてしまえば、バスと同様に爆睡できるのだろうけど、最初はこんなものなのか? どの車両にもトイレがある。よって、前後のドアが開いているとトイレの異臭が私たちを襲う。トイレは日本で言うボットン式。親切にも紙も付いているし、それなりに清潔なのだが、匂いだけは防ぎようがないようだ・・・。そして、その前には洗面台が3つ付いていて、洗顔も歯磨きもできて便利だ。
でも我慢して扇風機の部屋に。昼間はエアコンの効いたデパートなどに行っていたので、気づいていなかったのだが・・・。 マユは早速シャワーを浴びて戻ってきた。扇風機にあたり、風を気持良さそうに受けている。 本当に熱帯夜だった。前日までいたサムイ島は、夜にこんなに暑いということはなかった。昼間も日陰にいる限りは涼しかったし、これは「都会」と「島」の違いなんだろうか。 その夜は、さらに暑く感じる要因があった。 ちなみに寝相だが・・・ ●カンボジア・ビザ取得。(バンコク) カンボジア入国にはビザが必要だが、多くの国境や空港にて即時発給をしてもらえる。よって、わざわざタイでビザを取る人は少ないかもしれない。 私たちは、国境にてビザの即時発給を受けることができないラオス側から入国する可能性があったのでビザを取りに行った。それと、カンボジアのイミグレでは悪い噂を聞いたりするので、ビザを取っておくのは良いことのように思われたのもある。 う〜ん、旅行代理店の方にそこまで言われると カンボジア大使館は、ルンピニ公園の北のはずれにある。 私たちは、パスポートのコピーを持っていなかったので、窓口に書かれている通り500mほど離れたシーロム通りまで行ってコピーを取って来なくてはならなかった。 バンコクに長居したくはなかったので、即日発給1,100Bを支払った。午後5時に受け取れるとのことだった。もっと安い料金で、3日後という選択肢もるようだが、どうしてそういった料金体系ができるのか不可解に思う。他にもそういった国はあるけれど、即日で発給すると余計に作業が増えるとも思われず、3日後の発給を受けると作業負荷の分散といったメリットくらいはあるのだろうか。 申請から受領までには、5時間ほどあった。そんなに長い時間をすることもないので、「サンタ」というファーストフード店に入って本を読んで過ごした。ペプシを1杯頼んで、無くなるとスーパーで買ったペプシを注ぐという情けない滞在だった。でも、エアコンも効いていたし、割と快適に時間を潰せた。 予定の時間にビザのシールが貼られたパスポートを受領することができた。申請にうるさい条件も無く、簡単にことが進むのはなんだかありがたいことのように思えて嬉しい気分で宿の部屋に戻った。 |
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●生活感のある「お鍋の買い替え」。(バンコク) サムイ島滞在中のある日のことだった。 「あれ?熱くならないよ〜。」 サムイを去る前に、後ろ髪ひかれる思いを振り切りつつ電熱器をゴミ箱に転がした。そして、
バンコク人(?)は贅沢なのか、私たちが愛用していたような少し安っぽい電熱器が見当たらない。代わりに外国製の超高級電熱器(2,000B(約5,400円)くらい)などがあったりした。 しつこく探していると、ありました!中国製の電熱器、保温機能や温度調節機能があり850Bだ。前回は温度調節機能がなく、650B(約1750円)だったのでその差200B分が温度調節機能になるのだろうか。 他に気になるのは、タイのどこでも見かけるプラスチック製のポットが300B弱(約800円)。耐熱プラスチックの下部に加熱機能が付いているというお手軽なものだ。これはラーメンぐらいは簡単に作れるようで、便利そうにも見えるのだが旅に持ち運ぶには壊れてしまいそうだ。しかも、加熱のパワーが他の機器に比べて小さめでもあった。 そしてもう1つ。プラスチック製のポットと形は同じだが、金属でできているものがあった。こちらは「ALL-PURPOSE POT」と書かれており、それを信じるなら何にでも使えることになる。値段は175B(約470円)と最も安い。金属製なので持ち運ぶ際に壊れる危険性は少ないようだし、なかなか私たちに向いている気がした。 そんな中で私たちが購入を迷ったのが、「中国製の電熱器」と「ALL-PURPOSE POT」である。 (う〜ん、電熱器は使い慣れているし、温度調節機能はいいよな〜。) 「ねぇ、どっちがいい?」 しかし、どちらが優れているということもなさそうで、何だか良く分からない不完全な表は無意味に終わった。電熱器はほぼ全てにおいて良いのだけれど、問題は「鍋の大きさ」と「値段」である。付属の鍋は小さいので、2人分のラーメンを作るのには小さすぎる。よって、大きい鍋を買うか、2回に分けて作る(もしくは、スープ用のお湯は別にコイルヒーターで沸かす)必要がある。 そんなこんなで、最終的に買った鍋は「ALL-PURPOSE POT」である。 理由は「安いこと」。そして「ALL-PURPOSE POT」が不便な場合でも「中国製の電熱器」は、中国製なのでこれから行く中国で購入が可能そうだから。そう、単純な結論なのだった。 ●タイの「すかいらーく」。(バンコク)
メニューは日本食(風)のものだ。デパートのフードコートなどにあり、値段も庶民的で80円くらいからあるので、(風)にならざるを得ないのだろう。 タイの記事で読んだのだけれど、日本のスカイラークなどではタイ料理を扱い始めるとか。スカイラーク系列のレストランがタイ料理をメニューに入れるとそれだけで、タイ食材の日本への輸出がとても増えると書いてあった。メニュー1つに追加されるかどうかは、いろんなところに影響があるのだなぁ〜。 ●大雨の日にバンコクを出発。 ピカッ! 雨が屋根や壁を叩く音も大きく、屋根から流れ落ちる雨水は既に滝のようになっている。排水溝の整備ができていない道路には、まるでドブ川のように音を立てて水が流れている。 雨が降ると気温が下がる。少しだけ降った場合には、湿度が増してジトジトするばかりでかえって気持が悪い。そして、そのジトジトを越えると一気に気温が下がって快適になる。湿度は幾分あるものの、気温も下がるのでそれほど降った雨が蒸発しないのかもしれない。 そんなわけで、カンボジアのビザを取得した日の夜は暑さにうなされることなく寝られた。ただし、あまりに雷鳴が大きいので幾ばくかの怖さはあったのだが。 朝から雨の音で目が覚めた。昨夜からの大雨が、依然として降り続いている。既に雷はおさまっているのだが、雨脚に変化はない。 しかも、よくよく考えれば特に出発しなければならない理由があるわけでもなく、雨がやむまで部屋でゴロゴロすることにした。 雨は小降りになったかと思うと、また雨脚が早まるという繰り返しだった。いつまでたっても変化はないが、その繰り返しはいずれ雨があがるという印の様でもある。11時半はいつの間にか過ぎ、昨夜と同様にカレーラーメンを食べ、もう出発するのが段々に面倒になっていくのだった。 午後2時に空は晴れ上がり、青空が広がった。 チケットを購入した時の不吉な予感はすぐに忘れてしまったのだが、後で実際に不快なできごとが現実になってくるのだった。 ●イスラエル人ご一行様、チェンマイ行バス。 「おっ、割ときれいなバスだね〜。」 しかし、出発前に乗客の出身国と名前を記入する紙が回されていて、衝撃的な内容に驚いた。私たちは前から2/3ほどの席に座っていたのだが、私たち以外は全員がイスラエル人だったのだ。 「ねぇ、何だかタバコ臭くない?」 ・・・ギターの音が聞こえる。そして、それに声を合わせて合唱。まさに、子供という感じだ。オーストラリアを旅行した時も幼稚な旅行者を多々目にしたが、これほどというのはなかった。 しばらくして、またバスは側道に停車した。イスラエル人たちがまたもや喜び勇んで外に出て、皆でタバコを吸っている。 そんなことが続きながらもバスは進み、空は真っ暗になっていく。イライラが募りつつもどうにもならない。ここは怒ったりしても、どうにもならないものなぁ〜。 ちなみに、バスがいちいち停車したあとだが、なかなか戻って来ない乗客がいる。よくあることだが、時間がとてぇ〜も長い。自分が何をしているかも考えられないかわいそうな人たちなのだ。 もう寝たいのに夜中まで大声で話している。マユと2人でブツブツ文句を呟きつつ、実際に怒鳴りつけるとか、静かにしろとか言ったりもできない。内気だし(?)、問題を起こしたくないのもあるけれど、2〜3人ではないのでどうにもならないのだ。ふつふつと怒りが沸く・・・。 さすがに怒って立ち上がり、椅子を蹴飛ばしながら (イスラエル人はこんなだから、別の国と分けられてこのバスに乗っているのだろうか??) バスは早朝早くにチェンマイに着いたが、6時まで車内で寝させてくれた。通常は、そのまま叩き起こされて放り出されるのでかなり良い対応だった。そう、バス自体や会社の運営には全く問題はないのだった。私たちは、その足でパーイに向かった。 |
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イスラエル人の悪い噂は聞いたことがあったが、こんなに自分が憤慨するとは思わなかった! (うううう、うるさい!何時だと思っているんだ・・・。) その後、たぶん偶然だとは思うが、そのウルサイ・イスラエル人たちご一行も静かに眠り始めた。ふ〜んだ、いつまでも寝てしまえ〜!と冷たい視線を送る私であった。 ・・・私はイスラエル人が嫌いになったようだ。 半年前とは違い、今回は普通にバスターミナルから出発するバスに乗ってパーイに向かう。ミニバスは速いが高い。それに、山道をスピードを出して走るので気持が悪くなるとか、事故が怖いというのもあるのだ。 チェンマイからパーイまでは、旅行者用のミニバスでは3時間半。そして、長距離バスでは4時間半といったところだ。日本以外の国ではどこでもそうだが、山に入り上り坂になるとバスの速度が急に落ちる。それも、少し速度が落ちるというのではなく「歩きのように」ゆっくりとしか登れなくなるのだ。高度が高くて空気が薄いとかいう理由なら納得なのだけれど、単にエンジンの力が足りないからなのだ。 私たちが乗ったバスはエアコンバスだが、他にノンエアコンバスも走っている。時間によってエアコンが付いているかどうかが異なるようだ。早朝に出発するバスであれば、山にあるパーイに向かうことでもありエアコンがなくても問題ない。途中から外の空気も冷えてきて、バスの窓を開けると気持ちよいのだ。ミニバスに乗った際などは、窓を少し開けておくだけでとても快適だった。 荷物を降ろし、宿探しを始める。
●カワさんと深夜まで酒を飲み。(パーイ)
坂道の入口でとろんさんと出会って軽く挨拶したようだが、残念ながら私たちは忘れ去られているようであった(笑)。とろんさんたちは、ちょうどお寺にでかけるところだった。人もたくさん訪れるので、すぐには思い出せないのも当然かもしれない。 そして、カワさんのところへ。前回はロイ・クラトンやら、とろんさんたちはバンドの練習に忙しく、私たちは主にカワさんと話していた。 「こんにちはぁ〜。カワさんいますか〜?」 「今、ちょうど食事中なんですよ〜。」 カワさんの食後に雑談をしながら、ビール大会が始まった。タイ・ビールという瓶ビールがコンビニで1本35B(約100円)、それを購入してきて、カワさんの高床式の部屋の床下で飲み始めた。 電気が2つ付いて薄暗い中にも雰囲気がある団欒スペースになっている。広さはちょうど6畳くらい。3人でだらだらするにはちょうど良いスペースだ。真ん中のテーブルにビールとタイ・ウイスキーを乗せ、お菓子などを広げた。 この夜と、翌々日の夜、2日間にわたっていろいろな話をした。多くは他愛のない雑談だが、インドのプーナでの修行でサニヤシンになった時の話や、あれこれと話の種は尽きずに夜中まで続いたのだった。 ●最近まじめなレオン(本名)登場。(パーイ) 「レオンくんそろそろだよね・・・」 バスがやってきた。様子を見たが、逆方向のバスであったようでレオンは乗っていない。ここパーイでは、バス停の中にバスが入り込んでくるので、走っている方向というものがない。よって、バスの表示を見ないと上り路線か下り路線かの区別はつかないのだ。 「レオンのバス、遅れてるね。」 「あっ、来た来た。」 レオンは普段は島にしか行かないのだが、今回はわざわざパーイにまで飛行機で飛んできてくれたのだ。日本からバンコク、そしてチェンマイまでは飛行機で快適に来たらしい。 「はい、これ。」 その日はそのままレオンの部屋を探し、寝ていないとのことでレオンが軽く寝た後に一緒に飲んだ。おつまみはレオン持参の日本のお菓子だった。 |
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