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taka タイ再び。

慣れ親しんだジョージタウンの街ともサヨナラし、タイへと向かうミニバスに乗り込んだ。これから再びタイに入る。

それにしてもペナン島の居心地の良さと言ったら!ご飯はおいしいし、インターネットにはつなぎ放題、エアコンの部屋も安い。私たちが沈没に陥る原因を全て持っているような街だ。時間に余裕があったらまだ滞在したいが、そんなことを言っていると、本当に"訪問国数"が増えぬままだ(笑)。

ミニバスの席には余裕がない。全部の席が埋まっているし、狭いのでシートを倒すこともできないので少し窮屈だ。しかも、昨夜お酒を多少飲みすぎた影響があってか少し車に酔ってしまった。

国境を越える時は、双方の国の特徴が見えてくるものだ。例えば、マレーシア〜シンガポールは街並みが急激に美しくなり、先進国へ来た実感が沸く。だけれど、その逆は町並みや雰囲気が悪くなったように感じる。その反対に、タイからマレーシアに入った場合には、道や家並みがきれいに感じる。マレーシアは、東南アジアの中ではきれいな方と言っていい。
このマレーシア〜タイは、大きな違いはない。しかし、タイに入ってから幾分かガタガタと車の揺れが強くなった。タイは道の整備もちゃんとしている方だけれど、マレーシアに比べるとそのきれいさ、滑らかさには勝てないようだ。

以前、タイからマレーシアへ陸路で国境を越えた時は、荷物のチェックから車のチェックまでそれなりの厳しさがあったが、マレーシアからタイへの入国はチェックのチェの字もない。パスポートにスタンプを押すだけだ。

私たちはマレーシアのイミグレーションを何度も通った。ジョホールバルからクチンに飛行機で飛んだ際もなぜかイミグレーションを通る必要があったりしたのだ。そんなわけでパスポートには6つもスタンプが押されている。

何度も入国出国を繰り返し、愛着も出てきていたマレーシアとも、これをもって当分の間はお別れになる。

●試食&試飲だいすき!(ハジャイ)

2度目のハジャイだ。
ペナンからそのままサムイ島へ行こうという案もあったけれど、タカの体調不良と長い距離移動を避けるという理由あり、途中にあるハジャイに1泊することにした。ハジャイには特別に用事もなければ、興味がある場所でもないのだけれど。

ハジャイでは、たまたまイベントが行われていた。道路は車が通行止めになり、歩行者天国になっている。屋台がたくさん並んでいて賑やか&華やかだ。豚の丸焼きだのウインナー、ジュースなど目移りするおいしそ〜なものがたくさん並んでいる。気になるのは試食!マレーシア、オーストラリアでさえもほとんど目にしなかった試食コーナーがタイではなぜか豊富だ。こういったイベントでもつまみ食いできるのは嬉しい。日本風ジュースの試飲もあった。タイは日本風の名前と味で商品を出すのが大好きらしい。

タイに到着して1日目ということもあり、周りの人を観察した。マレーシア人は宗教の影響があってか、真面目で大人しい感じの女性が多い。ファッションに対しても意識は薄いと思う。が、タイへ来て一変した。女性は堂々としているし、何よりも笑顔、そして東南アジア特有の大雑把でだらけた雰囲気がある。ファッションもノースリーブやミニスカートを着ている子が普通にいる。日本人としては、こちらの方が親近感が持てるような気がするけど?

●道端で堂々と?(ハジャイ)

ハジャイへ堂々と路上でエロVCDを売っている。
普通の映画VCDを探しているのに、目にするものの8割はエロ系だ。しかも、「Japanese」「Thai」「GAY」など種類ごとにキッチリ分けられている。ハジャイはマレーシア人やタイ人の歓楽街だそうだが、これも頷ける話だ。

国境近くの街だけあり、ここはいろいろな人種が行き来する。タイ人もイスラムの人も中華系も白人も。泊まっている宿に某日本人が長期滞在しているようだが、彼はハジャイが大好きらしい。人それぞれ好みはバラバラだけど、ハジャイにこだわるのは珍しい気がする。

●サムイ島までの長い道のり。

運転手は、ローカルバスのバス停に着く度に車を止める。バス停で待っている人に聞いているようだ。
「どこへ行く?ミニバスに乗らないか?」
仕事熱心なのはいいことだが、客にとっては困ることがある。
そうなのだ!この「客集め作戦」により、バスが予定より遅れたのだ!(憤慨中。)

ミニバスは、ハジャイの駅近くの旅行代理店前から出発した。珍しく客に白人の姿がない。マレーシア人かタイ人ばかりだ。それなりに人は乗っている(空席は1席のみ)のに、席を埋めるために車を止める、停める。そのくせ、運転は荒い。飛ばす飛ばす!

予定ではスラータニまで5〜6時間くらいなのに、延々とバスに乗ったままだ。スピードを出しているけど、車をよく停めるのでなかなか進まないのだ。
ようやくスラータニの街まで着き、いきなり船着場でなく代理店で下ろされた。イヤな予感を背中に感じながら、バッグやらディジュやらを車の外に運び出した。代理店の中にいたスタッフに、
「たった今、船着場行きのバスが出たところだ。ミニバスが遅れたからあなたたちは予定の船に乗り継ぐバスに乗れなかった。次のバスまではあと2時間だ。時間を潰していてくれ。」
と言われた。決して謝るといった態度ではなく、まるで私たちが悪いみたいな、そんな態度だ。暇な旅人なので時間は腐るほどあるけれど「待たされる」というのには我慢ならない。と怒ったところで何の解決にもならないので、不機嫌な顔して私たちは店を出た。

スラータニは都会だけれど、下ろされた場所は街の外れで、コレといったものが何もなく時間潰しするにはつらい。エアコン付きであるファーストフードに入りたかったけれど、それも見当たらない。暑いからとりあえずはコンビニで汗を引かせること数分。それからはマーケットをぷらぷらしてみたり、エアコンがあるカフェで値段をチェックしてみたり。
街だから熱気で暑いし、何よりもつまらない。

何とか2時間という時間を過ごして、代理店へ戻った。ソンテウ(乗り合いバス)で大きな代理店へ行き、そこから大きなバスに乗り込み船着場まで向かった。ミニバスとは全く違い、白人の姿がたくさんだ。かなりの人が乗っていて最後には満席になっていた。

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ミニコラム

++夜遊び++

ハジャイの夜遊びは充実している。そのことと、ハジャイに長期滞在する日本人が(観光地でもないのに)多くいることに関連性があるだろうか。有名なキャセイなどには、3〜4人もしくはそれ以上の長期滞在組がいるようだ。アパートに移れば良いのに、安宿にいるのは「孤独」に陥りたくはないからか。

ハジャイにはマレーシア人がたくさん遊びに来る(女、酒・・・)ので、タイの中でも特に夜遊びが多いエリアの1つだ。そんなわけで、通過するだけでなくクラブで踊ったり、マッサージに行ったりちょっと遊んで見るのも楽しいかもしれない。




mayuチャウエンは違う。(サムイ島)

サムイ島のラマイビーチについて、アレコレ書こうと思う。

しかし、チャウエンビーチを含め、他のビーチにはそれらは当てはまらない。チャウエンビーチを訪れる多くの人は、ツアーを始めとした短期のリゾート型だ。白人などは長期でのんびり滞在する人も多いようだが、日本人にはそういう人は少ないようだ。

美しい海とショッピング、そして海のアクティビティが豊富なリゾートだ。私たちも、ここサムイ島でダイビングの資格を取った。そして、きれいな海でその楽しさを知ったのだ。

日本人も多いので本格的な日本食レストランもあるし、西欧人はもっと多いので本格的な西欧料理はいたるところにある。タイ料理もとてもおいしいので、他の多くのリゾートと同様にグルメにもいいだろう。そんなわけで、サムイ島を訪れる旅行者は年々増えている。

テロや、SARS、鳥インフルエンザなどいろんなこともあったけれど、実際に日本のテレビに映っているような姿は町にはない。
日本で流れている多くの日本のニュースも、犯罪や事件ばかりだ。でも、決してそれが日本の本当の姿ではない。テレビなどが誤っているとは思わないが、(当たり前ながら)それが真実の全てではないということだ。
しかしながら、テレビや新聞の意識に与える影響はとても大きい。何か皮肉なものを感じる。

タイの西海岸にあるプーケットなども、テレビで何度も津波の映像が流れ壊滅的なようなイメージを与えてしまったようだ。しかし、実際には多くがすぐに回復し営業を開始している。津波以降は日本人客が激減してしまっているようで、ホテルなどもかなりの値引きをしているようだ。
ビーチの砂も津波の影響できれいなものに入れ替わってしまったらしい。そして、最近は余り泣かなくなってしまっていた泣き砂ビーチも、10年前と同様に泣くようになったとのことだ。そんなこんなで、今が訪れるのに良い時かもしれない。

ところで、サムイ島チャウエンビーチに長期で滞在する日本人のほとんどは、仕事を持っている。日本と同様に(?)仕事をして、時にはとても忙しいスケジュールに身を置いている。そんなわけで、とても楽しい人が多いけれど、かなり常識がありしっかりしている人が多い。そして、頼りになり尊敬できる人もいる。

これほど、ビーチによって「人種」がはっきり分かれてしまうのもとても不思議なことだ。

●「ラマイお笑い劇場」その1!?(サムイ島)

サムイ島で2番目に旅行者の集まるビーチがラマイビーチだ。

繁華街は何とか歩いて回れるくらいで、1番賑わっているチャウエンビーチと比べるととても小さなビーチだ。

(Aくん、ハイ過ぎるんじゃないかな・・・)
(Bさん、自分に自信がなさ過ぎるんじゃないかな・・・)
(Cさん、こんなジャンキーで捕まっちゃいそうだな・・・)
(Dさん、アル中で大丈夫かな・・・)

いろんな人間がラマイを訪れるが、特に最近は長期滞在者の多くが変わり者である。どう変わっているか、一言では説明できないが、日本ではあまり出会わない人たちにラマイでは簡単に出会える。

変わり者と言っても「悪い人」は余りいない。以前に、訪れる日本人に片っ端からガンジャを勧める売人の双子がいたが、敢えて言うなら彼らが「悪い人」といったところだろうか。
ほとんどの人は、日本の何かのしがらみから逃げてきたか、ラマイビーチの雰囲気やバーの女、お酒、ガンジャなどにはまってしまった人間だ。もしくは、その両方かもしれない。

そんな人たちばかりが交差する街なので、日常の出来事や事件もどこかおかしい。はたから見ていると「ラマイ劇場」を見ているようだ。そこで演じられる多くの物語は、悲喜こもごもの人生のドラマだ。
登場人物である本人たちは幾分「真剣に(?)」役柄を演じつつ、突拍子もないことを繰り広げる。私にもそういう面はあるだろうが、最近は「それらの物語」に引きずりこまれそうになりつつも他者として見ている。

もっとも、私も常識人から見たら変わっている面があることは否定しない。こうして旅に出てしまっていること1つとってもそうだろうし、自分が分かる範囲で過去を振り返ってもおかしな役柄を演じてきてもいる。

こういった町は他にもあると思うが、これほどおかしな町にはまだ他では出会っていない。

●「ラマイお笑い劇場」その2!?(サムイ島)

ドンッドンッドンッ!!
激しく扉を叩く音がする。

その部屋は、ラマイビーチの中心にあるバウハウスにほど近いPSゲストハウスの2階にある。ここ数ヶ月、ガンジャ好きの日本人が集っている。
1階に部屋が5部屋ほど、2階建ての建物なので、全部で10部屋ほどの長屋的な安宿だ。長期で滞在する人が多く、テレビを買い、冷蔵庫を買い、そして、それらの品を置きっぱなしにしてチェックアウトして行く。そんなわけで部屋毎に設備は違うが、比較的設備の整った宿なのだ。

夜な夜な、そして昼間も日本人が集まり騒いでいたので、目を付けられるのも当然だろう。回りにいる者はそう感じ、忠告もするが当人たちにはそれが分からないらしい。
そして、その夜も数人が集まりガンジャを回し吸いしていたのだ。

「警察だ。ドアを開けろ!」
多くの日本人は即座に反応する。

2階のテラスから、配管沿いに外に降り、逃げる数人。
隣の部屋のテラス、そして更に隣のテラスへと逃れる数人。
そして、それを追いかける警察たち。

2階から飛び降りた1人は足を怪我して、血を流しながら道を歩いているところを警察に捕まったらしい。それはそうだ、普通に考えても血を流していたら目立つし、どうしたのか聞きたくなるだろう。
他の人たちは何とか遠くまで逃れ、ある者は隠れ、警察に捕まらなかった。捕まった1人は、数万Bを払うことで見逃してもらった。そんなわけで、大きな問題にはならなかったようだが、さすがにその後、彼らは少しずつサムイ島を去っていった。

ちなみに部屋の借主は、ガンジャを吸い過ぎて動けなくなっており
(もういいや・・・、捕まったっていいや・・・)
そうやって布団で諦めて寝ていた。しかし、逃げた多くの日本人を追いかけるので精一杯で、その部屋の中で寝ている彼には気づかなかったらしい。それがオチだろうか!?

また、彼らがそれを笑いながら私たちに話してくれるのも「お笑い劇場」的だ・・・。

●「ラマイお笑い劇場」その3!?(サムイ島)

数年間ラマイに通っていた日本人が、その時にラマイを訪れていた日本人と組んでバーを始めた。

目立たない場所にあり、通りからは見えない。その立地で売上げを伸ばすためには、いかにリピーターを増やしていくかだろうと思われた。再びお店を訪れてもらうためには、何か特徴を持たせる必要がある。

ラマイでは「かわいい女の子がいる。」というのが1番集客力があるだろう。他には「音楽」や「雰囲気」に特徴を持たせるという手もある。皆で騒いで楽しい雰囲気にすると恒常的にお客さんが来るという気もする。考え付かないが、他にも手はあるだろうが「何か」がないと立地の悪い場所に客は来ない。

彼らは何もしなかった。
次第にお店にも来なくなり、訪れた日本人にバーを高く売りつけた。その日本人も数回ラマイを訪れたとこともあり、考えればかなり悪い条件であることが分かるようなものだ。しかし、ここで「仕事ができる」=「ずっといられる」などというように「都合の良いこと」ばかり想像してしまったのだろう。

売りつけた方は「したたか(?)」、買った方は「考えがたりない」だ。

騙したり騙されたり・・・、普通は海外にいる多くの日本人同士は助け合っている、しかし、中にはいろんな人もいるという例だ。

半ば騙されてバーを買ってしまった彼は、しばらくしてラマイから姿を消した。そして、以前にはたびたび訪れていたが、その後は全く音沙汰なしになった。

●「ラマイお笑い劇場」その4!?(サムイ島)

鬱病の日本人がラマイセントラルに滞在していた。
以前にも数回訪れていたが、症状はさらに進んでしまっているようだ。医者である親も、ラマイでの療養生活に納得し送り出してくれたらしい。

しかし、冷静に考えれば
(ラマイが、精神を落ち着けるための療養生活に向いているか?)
と思い至る。なぜかということはここでは書かない。

彼は数日間も部屋から出ず、稀に出てもご飯を食べるだけ。
ただ、部屋の壁を眺めて過ごしていた。
部屋を覗くと、彼の下がり気味のオーラに侵されそうになる。それほどに独特の雰囲気を周囲に撒き散らしている。

ある時、私たちがハンモックでくつろいでいると、ご両親が訪れてきた。

「いつも、お世話になっております。」
いかにも常識人としての対応で、私たちと握手をする。こんな場所に、30歳を越えた息子のために両親が訪れる。それだけでも意外なことだったが、その場にそぐわない感じの両親と息子が並んだ姿は、いかにもラマイに合わない感じだった。

ラマイでは、他人に真剣に干渉する人は少ない。皆、笑ってみているだけだ。そんなわけもあってか、症状が良くなることもなく、徐々にラマイを訪れることがなくなっていった。

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ミニコラム

++CIAO++
スウェーデン料理屋さんがおいしい!!
スウェーデン料理だけでなく、ピザやパスタなども充実しており、どれを食べても休めの値段で「満足の味」なのだ。
高いお金で、他の西欧料理やイタリアンを試すくらいならCIAOで食べることをオススメ!!

●「ラマイお笑い劇場」その5!?(サムイ島)

たいした事ではないが、これを書いていて1つ思い出した。

その人は、読書が好きだったが、読む際に「毛抜き」を常に傍らにおいていた。そして、鼻毛を抜きながら読書をするのだ。鼻毛を抜き終わったら、今度は髭や周りの毛にも意識が向くようだ。

さて、毛を抜くだけならば良い。しかし、彼は、読んでいる本にその毛をはさんでいくのだ。気持悪い。そして、それが「自分の本」ならば良い。しかし、彼の読む多くの本はレンタルブックの本だった。

そんなわけで、彼の読んだ本はすぐに分かる。そして、それらの本は気持が悪いので借りない。私以外の日本人も多くは借りないだろう。

彼に「そのこと」を問いただして見たところ、悪気は全くないようだった。だからこそ、余計にたちが悪い。

●「ラマイお笑い劇場」その6!?(サムイ島)

私の知っている彼とは、随分と違っていた。

何だか、落ち着かないでキョロキョロしている。大学を卒業し、1年間仕事をしていたようなのだが、ついに我慢ができなくなって旅に出てしまったのだ。そんな彼は、歯止めが外れてしまったように動き続ける、話し続ける。止まらない。

サムイ島にいる友人の話では、仕事を辞めてラマイに来た当初はそんなでもなかったらしい。滞在期限の延長のためにラオス(通常はミャンマーかマレーシアだが事情があった)に行った後に、ハイな面がさらに強くなっていたとのことだ。そこで私は彼に再会したのだが、勢いがつきすぎて「落ち着いていられない」という感じだった。

ラオスでは、ある道では有名なバンビエンに滞在していたのが原因だろうか。それもあるだろうが、本当は不安定な精神状態によるのだろう。
とにかく周りの人と関係を持ちたがる。自分だけでいることが不安でしょうがないようだ。ラマイという場所に「自分のいる場所」を作りこもうとしているようだ。

「楽しく行きましょうやぁ〜!!」
彼の口癖だが、これを頻繁に口にする。日に数回という程度ではないのだ。
心理学に詳しいわけではないが、「楽しくなりたい」と口にするからには、それまでが余程「楽しくなかった」のだろう。
・・・ちなみに、事情があって数日間だけ任されたランドリー店(レンタルバイクも兼ねている)であったが、お店の名前は「HAPPY LAUNDRY & BIKE」になっていた(笑)。

そして、お店の中には「皆のHAPPY公民館を、楽しく守っていきましょう!HAPPY LAUNDRY & BIKE!」の張り紙も。張り紙は他にもある。「HAPPY MASSAGEに行こう!」そのマッサージ屋は海沿いにあり、1時間100Bと良心的なお店である。マッサージも資格をとったタイ人がしてくれるためにとても気持ち良い。そんなわけで、ラマイをたびたび訪れている人はマッサージに行く場合にはそこに通うことが多いようだ。
彼は、そのマッサージ屋さんを今回偉く気に入ったようであちこちで宣伝してお客さんを連れて行っていた。

ところでなぜランドリー店が「公民館」なのか?
ランドリー店は、暇な日本人が集う場所だからだ。

ところで、彼は日本に帰りドクターとして再び働き始めるだろう。患者にとってHAPPYであることを願うのみだ。

※その後に、バンビエンに来てみて「なぜ彼がHAPPY、HAPPYというか」が分かりました・・・。

●「ラマイお笑い劇場」その7!?(サムイ島)

サムイ島に長年滞在し、かつてはレストランで働いていたこともある方がついに出家した。とても良い人だし、飲んでいても楽しい。

周囲の勢いに乗せられての出家という面もあるだろうが、大きな決断だったろう。ここ数年は、お酒が主となる生活だったといっても言い過ぎではないかもしれない。決して弱音を吐かない方だが、あれこれ大変だったのだろうか。

仕事をしていないため、生活費は家族からの仕送り頼りだ。決して十分な額ではないが、普通に滞在するには問題ない額だ。
しかし、半月もすると全て使い切ってしまう。そして、ツケの生活が始まる。ツケがあるため、お金は手に入ったと同時に多くが消えてしまう。

そのことはまだいいが、その彼に
「一緒に飲もうよ!」
というお誘いが絶えないのだ。
本当の友達であったら、そういう誘いはしないだろう。お金に余裕がないことは皆知っている。さらに、アルコールが抜けると手が震えるのも皆知っているのだ。どういう神経なのか分からないが、これがラマイの人間関係の一部なのかもしれない。
「楽しければいい。」
「誰も本気で心配なんてしていない。」
「お祭りみたいなものだよ。」

●「ラマイお笑い劇場」その8!?(サムイ島)

以前の旅の日記にも書いたが、ラマイには10年以上も何もせずに滞在しているツワモノもいる。
彼は特に変わったことやおかしなことをするというわけでもないのだが、その存在自体が「お笑い劇場」であるかもしれない。

日常は「ご飯を食べること」「散歩すること」「雑談すること」「サッカーを見ること」、そんな感じだけで10年以上も1人で生きてきているのだ。
誰にでも気さくな人なので、ラマイに寄った際には是非声を掛けてみて下さい(笑)。

●「ラマイお笑い劇場」その9!?(サムイ島)

バンガローの天井に穴を開け、どうしてもそこからハンモックを下げたくなってしまったらしい。
普通の人は、穴を開けることなど無理だとすぐに諦める。しかし、彼は諦めなかった。屋根の上にヨッコラセと上り穴あけを開始してしまったのだ!
まわりにも人がいただろうに、彼を止める者はだれもいなかった。そして思い通りの穴あけに成功したのだ。

どうもラマイ滞在中に「何をしていいかが分からなくなってしまっていたらしい」とは本人の弁だ。

ハンモックをぶらさげしばらくは快適な生活をする。宿の人は気づかなかったのか何も言わなかったらしい。しかし、その罪の報いを受けたのか、ハンモックを外す際に屋根から落っこちて腰をしたたかに打ってしまったらしい。

必ず「報い」はあるということか・・・。

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ミニコラム

++洗濯屋++

ラマイビーチには「洗濯屋さん」をするタカさんがいる。
誰でも受け入れてくれるおおらかな人なので、ラマイに行ったら寄ってみよう!!新ラマイ市場とガソリンスタンドのすぐ近くです。
とぉ〜っても、個性がある(逆に自己主張がないのか??)方です。

●「ラマイお笑い劇場」その10!?(サムイ島)

定期的にサムイ島ラマイビーチを訪れるオジサン旅行者が多い。

なぜ・・・?
その理由の多くは「女」である。

バーなどで普通に飲んでいても、そういう人と出会うと話題のほとんどが「女」で埋め尽くされてしまう。どんな女が好みか、どこのバーのコがかわいいか、そんなことばかりにしか興味がないかのようだ。実際には日本にいればそんなことはないのだろう。

しかし、快楽の町ラマイにやってきて、本能のままに行動する結果がそれか・・・。多分、それが悪いわけではない。ただ、余りにむき出しになってしまうのではなく「抑える」こともできたほうがいい。

なぜか?
それは、自分の欲望や嗜好を押し付けるのは誰も喜ばないから。そして、そればかりを考えて「いない」人にとっては不快であることもあるから。そういったことは状況が許せばいくらでも付き合える。しかし、そうでないこともある。そういった機微について「日本にいる時と同じように」働かせることができるかが、その人に対する周囲の印象には大きく影響するのだろう。

人間は歳をとるにつれて経験が増す。それは極めて自然であり、反論する者は少ないだろう。しかし、どういった経験であるかは千差万別である。
分かりやすく考えれば「真面目に生きてきた者」と「享楽に生きてきた者」では、当然のように経験に差異がある。どちらが良いではなく、それは「そのことについて「考えた」もしくは「悩んだ」者の方が、より豊富な意見を持っている可能性がある。」ということだろうか。

で、要は「何歳になっても、周囲と自分との位置関係を考えろ。」と言いたい。「位置関係」なんて書くと曖昧だけれど「相手を理解する」ということだろうか。
さらに明確に言葉で表現すると「会話をする時には、相手の考えも察しながらしろ」と言える。どんな風に生きてきたか正確に分かるものは、自分以外にいない。そして、どんな風に感じているか分かる者は自分以外にいない。しかし、それを想像する心は重要だし、それなくして「(誤解も含みつつも)理解しあう」ことはない(と思う)。

●「ラマイお笑い劇場」その11!?(サムイ島)

こんな話は他にもいくらでもあるし、書けないことも多い。

「ラマイはある意味、地獄だ。」
ラマイで仕事をするタイ人女性についてでもあるが、ラマイにいる多くの人たちの日常についてそう評した人がいる。それを聞いて、納得した。

「(ラマイに長期で滞在する人の姿を)サムイ到着から、離島までをドラマにしたら面白い。」
良くも悪くもトラブルに遭遇する。どんなトラブルかは人によるが、煩悩がトラブルを導くのだろう。

「欲望を満足させるものは全てある。」
この恐ろしくもある現実は体験してみないと分からないかもしれない・・・。オカマを女と思って遊んでいる人もいれば、泥棒に入られてお金を取られる人もいる。女に入れあげて全財産を注ぎ込む人もいれば、薬物にはまってお金を使い果たせいてしまう人もいる。

休暇の延長線にある滞在気分で仕事を始めたり、南の島にあるリゾートという気分で日本の常識を忘れ去って行動してしまうのもいくつかのトラブルの原因でもあるだろう。

そんな場所だが、なぜかどこか居心地が良いのだ。だからこそ、多くの長期滞在者がいるのだろう。

●サムイ島に残り少ない安宿たち。

現在のサムイ島には、余りバックパッカーというような旅行者はやってこない気がする。安宿を探そうとしても、すぐに見つかるというわけではないからだ。
プーケットと同様に、値段に比べて質はそれほどでもないという宿も多い。そんなわけで、南西部の島に流れてしまっているのだろう。

しかし、まだサムイ島にも安宿は残っている。
ボプットビーチの80Bドミトリーをはじめとして、ラマイビーチの80Bバンガロー(FANは付いていないが、電源はある!)など。
そういった宿には長居する者も多く、ツワモノは扇風機ばかりでなく冷蔵庫、ポットなど生活に必要な多くの電気製品を購入している。そうなってくると、電気代をかなり使うだろうし、バンガローが儲かっているのかどうか他人事ながら心配になってしまう。
・・・しかし、チャウエンビーチには100B以下の宿はないと思う。

そんなわけで、サムイ島にもまだ安宿は残っている。もっと多くのバックパッカーも来たらいいなと思う。

taka 嬉し、楽しのダイビング・クルーズの始まり!(サムイ)

オープン・ウォーターのライセンスを取るときにお世話になったサムイ・ダイビング・サービスのクルーズに参加することになった。私たちみたいに前日になって予約をお願いする人なんて本当は少ないのだろうが、ギリギリにも関わらず、いつもと同じようにキュウさんが温かい目で予約を入れてくれた。
私たちの大好きなクルーズが始まるのだ!

サムイ島に来てから、既に夜型人間になってしまった私たちが実に久しぶりに早起きした。ダイビングは楽しみだが、身体が言うことを聞いてくれない。私は、(10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,0!!)とカウントしてようやくベッドから這い上がった。
宿からショップまで迎えの車で送ってもらい、いくつかの荷物を預けてから港まで向かった。その港からスピードボートに乗り、タオ島まで行くのだ。タオ島近辺でクルーズ船が待っているので、そこでクルーズ船に乗り換える予定だ。タオ島まで向かうのは、もうこれで4度目なので、迷うこともなく余裕の体勢で臨めた。

クルーズ船に乗り込んだ。まだ新しい船なのでピカピカなのが嬉しい。中は茶色の木造り風で落ち着きがある。私たちの部屋はデラックスで、それがまたスゴイ。安宿を泊まり歩く私たちには贅沢過ぎ。シーツも真っ白、収納性バッチリ、エアコン付きできれいな部屋をあてがわれた。これだからクルーズはやめられないのだ・・・。

この新しい船はプーケットでしばらく使われていたが、シーズンの関係で7月1日からサムイ島(タオ島)でクルーズをするために来ているのだ。乗り込んだのが7/2だから、サムイ島でクルーズが始まってからすぐの乗船ということだ。


●Chumporn Pinnacles(チュンポン・ピナクル)

増子さんというベテラン・インストラクターから船上での注意事項を聞いたあと、早速第一弾目を潜ることになった。「Chumporn Pinnacles(チュンポン・ピナクル)」というポイントだ。
透明度はオーストラリアほどきれいではないが、それなりにきれいに見渡せる。何よりもここの特徴は魚の大きさでも水の透明度でもなく、魚の多さだろうか。本当に大量の数の魚たちが群れになって泳いでいる。他で潜った海より、圧倒的に1種類毎に対しての量が多い。

魚はジャワ・ラビット・フィッシュといううさぎのような口の形をした魚やホソヒラアジの群れが見れた。また、クロホシフエダイ、イエローバンドフュージュラー、ユメウメイロ、タイワンカマス、センジュイソギンチャク、ハナビラクマノミなどだ。

1ヶ月ぶりのダイビング、また、インストラクターを含んだ7人というかつてない大人数のダイブだったが、落ち着いた気分で楽しめた。
だけれど、海から上がると身体が疲れていることに気づいた。タカも同様のようだ。やっぱり1本目は慣れないから疲れるようだ。一緒に潜った方たちもお疲れの様子だった。


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ミニコラム

++タイ語++
今のサムイ島で普通に遊ぶなら「タイ語」は必要ない。
しかし、タイ語がある程度できて、さらに長期滞在ができるならば、特別な経験ができるかもしれない。
周囲にいるタイ人たちと「本当に」会話してみるといい。さらに、オカマ(カトゥーイ)たちと話すのも良い。

●少しケダルゲな2本目を潜る。

部屋でくつろいだ後、すぐに2本目の時間がやって来た。もちろん楽しみなのだが、まだ身体が言うことを聞かない。ふぅ。

2本目のChumporn Pinnacles(チュンポン・ピナクル)は1本目の透明度より落ちた。少し濁ってきたようだ。先ほどのものに加えて、ワヌケヤッコ、ダスキークロミス、クロリボンスズメダイ、キンセンフエダイ、ササムロなどが見れた。

今日は1日目でもあるので、2本で終わりかと勘違いしていた。
3本目はもちろん潜れるし、4本目にナイトダイブもオプションではあるが潜ることが出来るらしい。一緒に乗船した男性と夫婦は当たり前のように3本目を潜るようだった。「タダ」なら是非潜ろうと思ってしまった現金な私だが、「タダ」でなければ疲れていたこともあってやる気はなかっただろう。日頃のダラダラ加減がダイビングにまで響いてしまっているようだ。こんなんじゃいけなーい、と自分自身に言い聞かせたのは言うまでもない。

3本目の「Three Rocks(スリー・ロックス)」は念願のヒトヅラ・ハリセンボンという四角い顔したフグのような奇形の魚(でも滅茶苦茶かわいい。)が見れたので気分が上がった!また、これもまた奇形な感じのウミウシ(タマゴイロイボウミウシ)も見れたので私にとって嬉しいダイブだった。ここのポイントは砂地が続き、浅いところで自由に探検できたのもこれまた私好みで楽しめた。

●サバイディー・ダイビング!

クルーズ船に乗船後すぐに、私たちが持っていた唯一の時間を知る手段であるである小さな目覚まし時計が壊れてしまった。時間がまるで分からない私たちは、インストラクターのナオコさんに何度も起こしてもらう羽目になった。
なぜ起きれなかったかと言うと、眠い以上に気分が悪かったのだ。その日は運が悪く風が強かった。そんなわけで、船体が左右にユサユサ揺れていたのだ。大きい船だからまだ良かったが、こんな日にスピードボートに乗ってダイビングをしに行くのはもっと大変だろうか。

それでも頑張って起き、ダイビングの説明を受けた。気分は悪くなる一方で、説明にも集中できず、窓から水平線を眺めて酔いを治そうとした。
1本目のダイブをするまで気分の悪さは続き、何も入っていない胃から水だけ戻した。

水に入ってしまえば、気持ち悪さはなくなる。さっきのつらい状態は嘘のようになり、1本目の清々しいダイブになった。朝はやっぱり気持ちがいい。透明度も良いし、ダイビングで目を覚ますというのは贅沢な気がする。

1本目は雑誌などでも取り上げられる「Sail Rock(セイル・ロック)」。ユニークな環境とそれに適応した動生物が観察できる貴重な海らしい。チムニーという、人が3人くらい入れる縦穴がある。それを上から見てもきれいだし、下から光越しに見た姿も美しい。ギンガメアジやホソヒラアジの大群も見れた。ただ、2本目もここで潜る予定が、波が高かった影響で次のポイントに移動することになってしまったのが残念だった。

2本目は「Red Rock(レッド・ロック)」。タオには赤、白、緑の名が付いたポイントがあるそうだ。イタリア人が国旗をイメージして名付けたからのようだが、ここのポイントは本当に赤っぽい岩が見られるそうだ。

3本目は「Sabaidee Rock(サバイディー・ロック)」。サバイディーとはタイ語で"気持ち良い"と言う意味。名づけ親はお世話になっているダイブショップのサムイ・ダイビング・サービス。独自のポイントとして作ったらしい。名の通り、砂地が続き、のんびりダイブできるポイントだ。ハゼがどこに行っても顔を出していてかわいらしい。1つの穴に2匹のハゼに2匹のエビが共生していて楽しげだ。エビがハゼの身体を外に追い出しては中に引っ張り込んでいる。エビは警戒心が強くて、人間が覗きこむと穴から出てこなくなる。

●ナイト・ダイブ。

昨日は体力の問題でできなかったナイト・ダイブをやることにした。ライトを持ち、ボートに乗り込み(ディンギー)、バックロールでエントリーした。ナイト・ダイブは不安に感じる部分もあるけれど、いつもと違う海や魚の表情が見れるのでワクワクしてしまう。

潜った「Ao Leuk」はたくさんいるブルー・スポッテッド・スティングレイが有名だ。エイみたいな形をした水玉模様の魚で、顔がかわいいのでダイバーに人気があるようだ。この魚はあちこちにいる。1匹目を発見した時は嬉しさのあまり、近くにいたタカを懸命に呼び寄せたが、気づかないのか、手元にいる魚に夢中なのか一向にこちらに来る様子はない。あとで聞いたところによると、ブルー・スポッテッド・スティングレイはタカのその手元にも数匹いたらしい。ダイビングの楽しさは人とヨロコビを共有することだぞ、おい、タカ君!

ブルー・スポッテッド・スティングレイは地面に張り付き、なにやら砂埃をあげている。逃げ足は早いらしいが、だいたい同じ場所で落ち着いていた。
その他、少し大きめのカニやエビなども見た。昼より夜に見た方が大きいのが印象的だ。

ナイトダイブはライトを点けていても基本的には暗い中にいるので、周りに人間はよく見えない。だからよく見ないと誰が誰だが分からない。でも、ありがたいことにタカはチョンマゲのように髪をしばっているで結構分かりやすかった。
魚の姿を追い求め、数分過ごし、ふと気づくと周りに人がいないことに気づく・・・。ということにならないように常に周りの様子を伺いながらダイブする。夜に行方不明になって見つからない、なんてことになりたくはないし・・・。

●最後のダイビング

3日目の朝もナオコさんに迷惑をかけてしまった。朝に関わらず、ダイブとダイブの間の休憩中も寝過ごして起こしてもらっている。しかも、何度もドアをノックしてもらわないと起きない私たち。やる気の問題なのか、本当に寝ぼすけなのか定かではないが・・・。ナオコさんはそんな私たちにも優しい笑顔で答えてくれる。彼女には本当にお世話になった。ありがとうございますー。
集合時間に遅れ、私が席に着くといつも、
「では全員揃ったので始めまーす。」
と言われていた。すみませーーん。

昨日と同様に外洋に出ると波が高く、船体がグラグラ揺れている。だけれど昨日みたいに気持ち悪くはない。慣れたのだろうか。
一緒に潜っている夫婦の奥さんにも「顔色が昨日みたいに悪くないですもんね!」といわれた。昨日は白い顔をしていたのだろう。いやいや旅に出てから真っ黒に焼けている私は、白でなく黄色に近い鉛色だろうが。

1本目は「South West Pinnacles(サウス・ウエスト・ピナクル)」だ。アンデュレイトモーレイ、アカオビハナダイなどが見れた。このポイントも潮の流れがあったが、さすがに朝、透明度は悪くない。

2本目は「White Rock(ホワイト・ロック)」。ライセンスの取得中やファンダイブでかつて潜ったことのあるポイントだ。前回は黄色のハゼがたくさん見れたが、今回は見られなかった。この黄色と黒の組み合わせのハゼが1つの穴に同居している姿でも有名なポイントらしいのだが。

2本目が終了し、私たちのダイブが終わったことが分かった。と言うのも、3本目まで潜れるとまたもや勘違いしていたのだ。海から上がると、インストラクターに、
「では片付けていきますね。このフィンでよろしいですか?」
と言われて気が付いたのだ。クルーズ船での滞在を延長するかどうか昨日から悩んでいたものの、いつものようにのんびりしていて早めに決めることをしなかった私たち。この贅沢なダイビング生活を1泊延ばすかどうかは、深く考えたくない悩みでもあったのだ。といっても後の祭り。道具たちは片付けられ始めていたので、タカと5分ほど腕を組みつつ、はて?、と悩んだ。

増子さんにも、
「後悔しないようにー。」
と言われたが、もう片付けが始まっていたことに加え、贅沢病を治すということから延泊はやめにした。こんなにギリギリな人たちは私たちだけだろうが・・・。

●タオの海。

タオの海は乾季に入っていて水温も30度以上と暖かい。また、クラゲも多く、水面近くに浮上すると刺されることも多々だ。肌のデリケートな方は跡に残ってしまったようだが、私は軽い跡だけで済んだのは幸いした。タカは全くさされてもいないようだったが。

このダイビングでタオ島の有名なポイントは半分くらい制覇しただろうか。まだまだ初心者の私にとってはタオ島がどう、と語ることは出来ないが、ここは初心者にも優しいし、魚の種類も量も多い。世界一大きい魚、ジンベイザメ(GW頃に頻繁に見れたらしい!)も稀に見れることもあるらしいし、かなりお勧めの海だ。

それに加え、やはり魅力なのはクルーズ自体だろう。クルーズは朝起き、潜り、ご飯を食べてまた潜る、食べ、また潜る、また潜る、食べる、飲む、寝るという旅人にはタブーとされているような贅沢が待っているのだ。ご飯は自動的に出てくるし、おいしい。部屋はきれい。スタッフは親切。そしてダイビング。これが何日か続くと考えると、一生ここから逃げ出したくないサイクルがやって来てしまうのだ!ああ、良い良い、ダイビング!ダイビングに1票を!旅人にダイビングを1票!

今回のダイブで31本目となった。結構クルーズで本数を稼いでしまった・・・。
最初に比べれば技術的にも前進しただろうし、"余裕"も出てきただろう。私はまだ静止することが苦手だし、少しでも落ち着かない精神状態だと最初の沈降が出来なくなる。これらを早く克服したい。それにはもっと本数を増やすことか、講習を聞くことだろう。次のダイビングはカンボジアかベトナムというかなりマニアックな場所だが、楽しみだ。

mayuまたまた日本食レストラン大和(やまと)で大騒ぎ!?(サムイ島)

ブラックムーンパーティも、レストラン大和のキュウちゃんとマユとで遊びに行った。酔っ払いすぎて、翌日はしばらく横になっていなくてはならないほどだった。キュウちゃんも大丈夫かとラマイからチャウエンを心配してしまった(気合で大丈夫だったらしい)。

サムイ島を去る前夜もレストラン大和に行った。またまた飲み始めることは覚悟・・・いや、期待して!そして、かなり楽しげに!!

その夜はタイミングよく、サムイ・ダイビング・サービスのキュウさん(紛らわしいが「キュウちゃん」と「キュウさん」は別人である)とも連れ立ってレストランを訪れた。キュウさんは用があるとのことで少ししかいなかったのだが、その時間に立て続けにビールをあおった。節約を考えてしまい、どんどんビールを頼むことなどほとんどない私だが、この時ばかりはお金を気にせずに飲んだ。久しぶりのキュウさんとの飲みということもあり、話は多少の真面目な話も含んで弾んだ。これがしばしの別れの飲みとなったが、数年後に戻ってきた時はどうなるだろう。

大和のKさん(何故だか、多くの人が頭文字で呼んでいる)が、お別れサービス(?)で大きな蟹を2匹と、と〜っても大きな海老の寿司を出してくれた。実は私は魚介類は苦手なのであるが(笑)、マユは大喜びで頬張っていた。食べすぎで自分の注文したサバ定食が食べられなくなっていたほどだ。
そんなこんなで、営業時間中はご飯を食べ続け、ビールを飲み続けた。しかし、それだけではお別れには寂しい。マユはネットカフェに行くというのでラマイビーチに送り、閉店後の時間に大和に戻った。そして、それはちょうど良い感じに片付けも終わった時間であった。

ビールを飲み、よもやま話にふけった。
昔の話から、最近の話、ブラックムーンの話。仕事や遊びの話。みんな、仕事を始めると忙しくなる。当たり前だけれど、そうやって少しずつ会話が減っていく。でも、こうして時間を作って楽しめる時間を持てるのは嬉しい。

あれこれと楽しく話したが、数年後に戻ってきた時にもチャウエンビーチでお店を続けていて欲しい。最近はサムイ島はバブルのように家賃が高騰し、商売で利益を上げるのがとても難しと聞いている。なんとか乗り切って欲しい。



●また、海に行かなかった・・・。(サムイ島)

慣れた島、友人のいる島に行くと「海に入らなく」なってしまう。
こんなことではまずいまずい、まずい〜、と思いつつ海には行かないのだ。そして、海を時々目にすると(バイクに乗っていたりして)「おおぉ〜、美しい!!」と感じる。それこそ矛盾だろうか。

海に入るよりも、誰かとの会話の方が魅力的ということかな。
そう、海なんて本当はどんなに夢中になっても時間は限られる。「きれいだぁ〜」「すばらしいぃ〜」それに何時間も集中はできない。少なくとも私にはできない。そうして、より魅力的な会話に行動が偏っていくのだ。
会話だけでなく、それは「WATCHING」かもしれない。しかし、人が絡むと面白くなる。美しくはなくても面白くなるのだ。女性には美しい人も多いけれども、それよりも「面白い」事のほうが多いのだ!!

●サムイ島最後にプール付きホテルに!プールより子猫!?

「子猫がいるよ〜」
「3匹もいる〜!!!」
かわいい子猫が隣のバンガローのテラスで丸まっている。
1匹はトラのような茶色。残りの2引きは灰色の縞々模様だが、足と鼻が白い子猫とそうでない子猫がいる。
まん丸の目と雰囲気、それに仕草がとてもかわいくて、自分たちの部屋に拉致を計画・・・。するまでもなく、お菓子の餌に釣られて私たちのテラスに集まってきた。

マユは大喜びで弾けんばかりの笑顔になり、子猫たちとじゃれている。
(親猫が心配そうに見てるなぁ〜)
親猫と思しき猫が、少し向こうから私たちを見ている。まるで見張っているかのようだ。
そんなこんなしているうちに気づいたら親猫2匹と、子猫3匹、さらに大人になりかけている中猫2匹が集まっていた!!

(猫はかわいいなぁ〜)
そんな風にニヤニヤしていると
「猫っていいね〜。犬より猫かなぁ〜?」
最近までは完全に「犬派」だったのに、少し猫に好意が移ってきたようだ。いや、両方ともお気に入りになってきたのか。
そんな2人が滞在している部屋なので、猫の餌と飲み水をテラスに常に置いておいた。すると、猫たちのうちの1匹くらいは、ほぼず〜っとテラスにいるようになった。寝るのもテラスにある椅子の上だ。その寝姿もまたかわいい!!
子猫たちがいてくれることで、引越しに気分を良くしニコニコの滞在ができた。

サムイ島の最後に、定宿である「ラマイ・セントラル・ホテル」から、プール付きの「ベスト・リゾート」に引っ越したのだ。

定宿の「ラマイ・セントラル・ホテル」は、名前だけ聞くと高級ホテルっぽいような気もしないでもないが・・・やはり安宿である。ただし、ここ数年は全部屋に衛星TVを入れるなど高級(中級)化に走っている。今回訪れた際も、年末からわずか半年、ローシーズンにも関わらず値上げされていた。そんなこともあって、別のホテルに浮気してしまったのもある。

「ベスト・リゾート」に決める前には、「バスタブのある宿」に泊まりたいなぁ〜と夢を描いていた。でも、財布と折り合いがつかずに次善の「プール付き」に落ち着いたのだ。
しかし、それはそれで良かった!かわいい子猫たちと一緒に遊べたのだから。

ちなみにプールは、マユが鼻の調子が悪かったこともあり1回(それもごく短く)入っただけだった・・・。

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