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エア・エイジアの遅れの影響は続く。(クアラ・ルンプール)

「駅に向かうエアポート・コーチは10分前で終わりました。」
笑顔でそんなことを言われてしまった。確かに夜も21時半を既に回っており、交通手段が減っていくのは分かる。しかし、とても厳しい状況だ。
(なんだか今日はホントについてないなぁ〜)
マユと顔を見合わせて悲しい視線を交感した。

クアラ・ルンプールの空港は、街からかなり遠い。東京ほどではないけれどかなり遠い。遠いのはありがたくないが、なんでこう空港って遠くにあることが多いのだろう。・・・都市の中には土地がないことと危ないことが原因なのだろうが?
万国首都圏空港整備ルールを設けて、安宿街まで歩いて行ける場所以外には空港を設置してはいけない。もしくは、空港の近くに必ず安宿を1軒準備する。といったような配慮が欲しい。うむぅ〜、オーストラリア式で空港まで安宿の送迎があるというのも良い!!

ともかくも「地球の歩き方」に乗っている1番安い行き方は、断念せざるをえない。あとで分かったことだが、「地球の歩き方」の方法以外にももっと安い方法があった。ガイドブックさえなければ自分たちで探すけれど、この時に限っては逆に持っていたことが禍となってしまった。

「他にはどんなバスがありますか?」
「バス停までとホテルまで。バス停に行ってもしょうがないので、ホテルまでですね。」
(・・・。電車は24時頃まで動いているらしいけど、市内まで行けないことには仕方がないもんな〜。)
「(清水の舞台の半分の高さから飛び降りるつもりで)じゃあ、ホテルまでお願いします。」
駅までは10RMだったのに、ホテルまでは25RM。これもエア・エイジアの遅れによる出費だ。余計な食費やらこういった代金はバカにならない。バスやフェリーで向かうべきだったかとマユと後悔した。でも「先にたたず」なのだ。

チャンスが、二度も君の扉を叩くなどとは考えるな。byシャンフォール

でもここで嬉ことが1つ。
仕方なくバスを待つ私たちに親切なマレーシア人が声を掛けてくれた。事態は何も変わらないけれど、彼は私たちと同じバックパッカーでボルブドゥール遺跡にまで行ってきたらしい。少しだけ話をして、エア・エイジアで印象が悪くなったマレーシアの印象を回復させた(単純すぎる!?)。

ちなみに市内へは、空港のバス停から路線バスで近くの駅に向かい、そこから電車で市内に出るのが良いようだ。多くのマレーシア人はそうやって市内に向かっていた。こういう重要な情報を書かないとガイドブックとしてはどうなのかなぁ〜!?

●何もせずに次の街へ。(クアラ・ルンプール)

2人にとって、クアラルンプールの印象は良くない。
しかも何だかとても暑く感じる。

(暑いなぁ〜)
マユもハンカチで汗をぬぐっている。

クアラルンプールの宿代は高いし、前回の訪問でも特に魅力を見つけられなかった。街が大きすぎると、簡単に歩けないという要素も大きいのかもしれない。私たちは歩き以外の手段は滅多に使わないので(お金がかかるから)、歩いていけないところは行かないのだ(自慢にならない・・・笑)。

「もうさ〜、明日に出ようよ」
「そうだね」
そう決めて宿もドミトリーにした。
ドミトリーにはエアコンが付いていて10RM、個室のエアコンは満室で、扇風機の部屋は25RMだった。そんな値段であれば、寝るだけでもありドミトリーが良いに決まっている(果たしてそうかな・・・?)。
ともかく、マユもオーストラリアでドミトリーには慣れており、一瞬にして決まった。

どこに行くかは少し悩んだ。
ティオマン島や、パンコール島、プルフンティアン島などに行こうと考えていたのだ。
結局は東海岸の街にマユが行ったことがないので、マレーシアを制覇(?)するためにクアラ・トレンガヌに決めた。そして、プルフンティアン島に行こうと考えたのだった・・・。

翌朝起きると街の北西にあるバスターミナルまで電車で向かう。
チケットを買ったトランスナショナルのバスは、マレーシアにしては汚くておんぼろだったけれど、ともかく順調に進んだ。
チケットを買う際に、何列シートか?どんなバスか?ということを確認しなくてはならないのを思い出させられた。マレーシアでは質の違うバスでもほとんど値段に差はないからだ。
(う〜む、マレーシアはよく分からない)
なのであった。

●バス停の目の前にナイスな宿が!!(クアラ・トレンガヌ)

「とりあえずその宿から見てみようよ」
ロンリープラネットを見ると、この街に安宿は1軒しかないという。地球の歩き方を見ても、良さそうな安宿はなかった。

「エアコン付きで25RMです。」
「んっ?いくら?」
「25RM」
(どんな部屋なんだぁ〜?)

「部屋を見せてください」
部屋を覗くと予想外に良い部屋だった。確かに窓はないし、部屋も大きくはない。しかし、電気も大きいしエアコンがちゃんとついている。エアコンは2部屋で1つで、壁の真ん中に取り付けられていたが、ダクトから冷気が送られてくる方式よりもずっと良い!

「この部屋いいね〜」
「暑いしね〜」
「決めちゃおうか?」
このまま1軒目で決めてしまいそうになったが、念のために他の宿も覗いてみることにした。旅行者が少なくて、街の宿の相場自体が下がっているのかもしれなかったからだ。

でも、最初に見た宿がもっとも安く、快適なようだった。
万歳なのだ!!

街で見た外国人旅行者は、ガイドブックに書かれた宿に吸い寄せられている。私たちの宿を教えてあげたい気分で数組を眺めていたが、あやしいのでやめておいた・・・。

(やはり自分の足で探すのが良いのだよな〜)
そんな訳で、気分を良くしてベッドに横になった。

●なつかしの中華「ワンタンミー」をもとめて。(クアラ・トレンガヌ)

マレーシアに来ての楽しみの1つは、ワンタンミー!
中華料理がおいしいのだ。しかも屋台は安い。だいたい2〜3RM(85円未満)も出せば食べられるし満腹になる。財布にも舌にも優しい国なのだ。

クアラ・ルンプールはすぐに出てしまい中華料理は食べる余裕がなかった。そんなわけで、クアラ・トレンガヌには着いて早々に中華街に向かった。
しかし、ワンタンミーがない。確かに昼間には屋台は少ない。しかし、1軒くらいあるかなぁ〜と期待していたのだ。マユはワンタンミーを食べる気満々でスキップしそうだし、私もドライにするかスープにするか(マレーシアでは「焼きそば」か「ラーメン」かを選べる)とまで考えていた。

「仕方ないからさ、ここにしようよ。」
選んだ屋台は麺類で、どんなものが出てくるかよく分からなかったけれど店員が笑顔で雰囲気が良かった。
その店員と話して後で分かったのだが、コタ・バルでたこ焼き屋さんで働いていたらしい。コタ・バルでは唯一のたこ焼き屋さんだとか・・・そりゃそうだよな。たこ焼きなんてたくさんお店があるわけもない(関西じゃないし!?笑)。

さっぱり味のスープもおいしかったし、麺もとても多かった。ワンタンミーではなかったけれど、中華料理はやっぱりおいしい!!

ところで、マユがインドネシアで買った腕時計が早くも壊れた。
仕方がないのでお店で目覚まし時計を購入。さすがに、乗り物に乗る時くらいは時間が分からないのとなぁ〜。

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●面倒くさい病にかかり、島はやめ。(クアラ・トレンガヌ)

島に行くのは交通費も高い。
乗換えも面倒だ。
距離の割に時間も掛かる。

(どうするか考えるのも面倒だよ・・・)

そんなネガティブな考えに陥り、島に行くことを簡単に断念してしまった。
クアラ・トレンガヌやコタ・バルまで来た多くの旅行者は島まで行くそうだけれど、私たちは面倒な移動をするよりも「だらだら」がしたい気分だったのだ。そもそもマレーシアは随分とあちこち行ったし、島にもずっと行きっぱなしだ。

「せっかく東海岸まで来たし、コタ・バルだけ行っておこうか。」
「バスですぐだしね〜」

そんなわけで気分良く島に行くことをやめて、コタ・バル行きに変えた。
インドネシアにいる時から、どこの島に行くか悩んでいたのに、覆すのはあっという間だ。旅なんてそんなものなのだろうなぁ〜。

自由万歳!

●12年ぶりのコタ・バル。

コタ・バルを久しぶりに訪れたが、街は大きく変わっていないようだ。
しかし、お店は増えている?

ゴチャゴチャとした街で唯一期待していたナイトマーケットが取り壊されていた。以前に来た時は、お酒(ビールは除く)が買えなくて困った。そういうお酒の恨みのある土地ながらも、夜の屋台はとてもおいしくて活気があったのが印象的だったのだ。

マユとまたしても中華屋台を目指す。
エアコンの効いたお店を回り、コタ・バル見物は早くも満腹になってしまった。それに宿も臭かったので・・・。

●臭い臭いで逃亡・・・?(コタ・バル)

「臭いよ。まじで臭いよ。」
「かなり臭いね。」
「No1だね〜。」
「Worstだよ(笑)!」

客引きに連れられて入口に入った途端に、汗のような臭いが鼻をつく。
コタ・バルでは、IDEALという宿が良いとは聞いていたが1泊しかするつもりもなく、バス停から近くの宿を選びたかった。

「どうしようか・・・臭いし。」
私たちの会話は、おのずとその点ばかりに行く。実はクアラ・トレンガヌの宿の枕も、1つは臭かった。宿の枕は使わずに、自分たちの荷物を枕にしたので良かったのだが、今は特別に臭さには敏感である。

「とりあえず他の宿も見てみよう。」
そんなことを話しつつレセプションにいると、従業員が言ってきた。
「25RMの部屋を20RMでいいよ。この回りはどこもダブルベッドだと25RMはするよ。」
それは分かるのだが問題は臭さである。マユともう1度部屋を覗いて蚊取り線香で汗臭さを消そうということで落ち着いた。
無駄遣いが続いており「節約」の2文字も大きく頭をかすめつつ、1泊くらいは臭さに我慢しないとと決めたのだ。

しつこいよいだが、ベッドにも壁にも、階段にすら臭いがこびりついている。この臭いを取るだけでお客は増えるだろうし、ベッドのマットレスだけでも交換すればかなり違うのにそういうことをしない。
やはり、その辺の考え方が日本人とは違うのだなぁ〜。

●ペナン島へは絶対に横3列シート!(コタ・バル)

2人の決意は固かった!
マレーシアのバスの印象はとても良かったし、実際に良いバスも多いのだが、今回はバスに恵まれていなかった。そこで、ペナン島行きは時間も長いのでスーパーVIPバスに乗ろうと決めたのだ。

といっても値段が高いわけでもなく、どのお店でチケットを買うかだけである。出発日の早朝に気合を入れてチケットを買いに行った。

「横3列ですよね?」
何度も確認してチケットを買った。時間が余っていたので部屋に戻ってのんびりする。出発の45分前に余裕を持って街に出ると、マレーシア人が
「時間がない!急げ!」
等と言っている。しかも、なぜか皆私たちがどこにいくのか、何時のバスなのかを知っているのだ。

まだ出発まで時間もあると思っているので、バスターミナルまでのタクシー代金の交渉に入る。そう、ペナン島行きのバスが発着するバスターミナルは遠くにあるのだ。

・・・

あれこしつつもバスターミナルに着いて驚いた。
私たちの時計は25分も遅れていた。バスターミナルに着いたのは出発直前であった。マレーシア人の皆は、それを心配していてくれたのだった。チケットを買うときにタクシードライバーもいて、値段を聞いたりしていたので、心配したのだ。

(ああぁ、うるさいと思ってすみませんでした・・・。)

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●到着したものの・・・ここはどこ?(ペナン島)

(怖い怖い・・・。)
バスの座席はとても快適だったものの、運転手がかなり飛ばした。
マレー半島の中間にある山脈を越えていくのだが、急カーブも何もかまわずにとにかくスピードを出して突き進む!
こんなに飛ばすのは、マレーシアのボルネオのバスと、タイのパーイのミニバス以来だ。つい最近のインドネシアのボルブドゥールのバスも怖かったが、あれはオンボロで、速そうな音をたてていたものの実際にはそれほどでもなかっただろう。

ともかくも怖かったが気持ちよく(マユは酔ってしまっていたようだが)ペナン島に着きそうだった。が、最後にバタワースからペナン島ではなく工場に向かってしまった。どうも荷物を運んでいたようだが、その為に乗客を30分も待たせるのはなぁ〜。

ペナン島に入り、バスターミナルからどうやって安宿の集まるチュリア通りに行くか考えていた。しかし!?何だか分からないペナン島の南部に降ろされてしまった。
どう考えてもここからチュリア通りは遠い・・・。

「タクシー!!タクシー!!」
いつも通りの勧誘の声がかかる。どうしようか悩みつつ顔を見合わせる私とマユに追い討ちを掛ける声が。
「バスは無いよ〜。」
(??ホントにバスはないのか・・・??)
疑いつつタクシー乗り場の向こうを見るとバスの姿が見える!!
(やっぱりこいつら信用できん。)

ただし、そこにいたバスがどこに向かうか分からないので、大通りに出て人に聞くことにした。
「バスでコムタに行きたいのですが(マレーシア語)。」
「・・・? あ〜、コムタ!66番のバスだよ。(英語)」
やはりマレーシアの若者は英語で普通に会話ができた。インドネシアでは英語が通じないので、その癖がついてしまっていたのだ。でも、そのおかげで片言のバハサ(インドネシア、マレーシア、ブルネイなどの言葉)を覚えられたのは良かった。

今立っている場所の前にバスは通るらしい。他にも人は待っているし安心して荷物を下ろした。しばらくしてもバスは来ないので不安になる。どうも遠くに見える通りにはバスが通っているようだ。
「向こうに行ってみようか?」
マユが不安げに言う。
「もう少し待ってみようよ。」
私も不安になり、先ほどとは別の若者に聞いてみた。
やはりそこにバスが来るらしい。別の場所に見えていたバスは違う方向に向かっているとのことだ。

バスは無事に現れてコムタに向かう。かなり距離があり、タクシーではかなりの金額がかかっただろう。それを思うとかなり節約した気分だ。

そして、コムタからは気合で歩いた・・・。
今日もいい汗をかいた。

●激安!エアコンルーム!(ペナン島)

チュリア通りで部屋を探す。
前回に訪れた時もかなりの部屋を見ているが、コンセントと値段以外を聞いていなかった気がする。この辺にはコンセントがある宿が少ないので、前回には見ていなかった宿を覗くことにした。

1軒目。なかなか良いが、少し暑いのでエアコンがあっちゃったりしたら、なぁ〜んて素晴らしいのだろう。マユと夢を語りつつ隣の宿を覗こうとする。

「ファンルーム 2名 12RM、 エアコンルーム 2名 22RM」
その広告が目に入った。エアコンの部屋が22RMとは安い。ファンルーム12RMだって激安といえるだろう。
(もしかして、1名辺りの料金か?)

エアコンの部屋は全て角部屋で、エアコン完備だけでなくファンも付いていた。ベッドは清潔そうだし、床はなんだか柔らかいというか、底が抜けそうな気配も幾分漂っているが・・・でも総合的には素晴らしい宿だった。

ペナン島ではオススメの宿である。

●パソコン三昧、裁縫三昧・・・、満腹。(ペナン島)

屋台街でインターネットに無料で接続できる。
このためにペナン島に来たと言っても過言ではない。もし、接続ができなければ、素直にどこかの島に行っていただろう。

そして、ペナン島に着いて早々に屋台街に向かった。

(また俺たちしか残ってないよ・・・)
周囲を見渡すと、私たち以外のお客さんは既にいなくなっている。
私たちが訪れている屋台街は、だいたい16時半頃に営業を終了する。その後にも残って話していたり、飲んでいたりする客もいる。でも、さすがに暗くなって雨まで降り出したりしているというのにいるのは私たちだけだ。
屋台街ではワイアレスでインターネットに接続できるために、私たちにとっては居心地の良い場所だ。注文すれば飲み物も食べ物も何でもあるし、何と言ってもネットカフェに払うお金を節約できる。さらに、CGIやJAVAなどのプログラムの稼動確認にはネット環境が重要になってくる。

(あのインド系のおばちゃんも「いつまでいるんだよぉ〜」って思ってるんだろうな)
連日いるので、こちらも従業員を覚えているし、向こうも覚えているだろう。それに、パソコンを持ってくるお客は私たちを除くと3人だ。若い男性の2人組と髪の毛が薄くなりかけている男性1人。

私たちは朝起きるとパソコンの準備をして、ご飯を食べに行く。食べに行くというよりは、パソコンをしに行くという方が正しい。
焼きそばと中国茶などを注文し、席に着く。そして、そのまま半日でも1日でもずぅ〜とパソコンをやっているのだ。稀に喉が渇くと飲み物を頼むけれど、せいぜい使うお金はそのくらい。

パソコンに疲れると帰宅、そしてディジュバッグ作りに励む。針をずっと使っていると肩がこる。特に厚い布団や硬目の生地を縫っているので、指の皮の感覚が変になってしまっている。
バッグの形をあれこれ言い合いながらどんどん縫う。
「曲がっちゃったよ!」
「手作り感があっていいんじゃない?(ひとごとっぽいかなぁ〜)」
「そうだね〜」

「肩紐はこんな感じかなぁ〜?」
「逆だよ。普通、そんな風に持たないよ。」
「??」
多くのバッグは、背中側に荷物を配置させ、紐を身体の前面に通らせるのが普通だ。が、は荷物も紐も背中の方で紐の長さを測っている・・・。
(どうやって持つつもりなのかな・・・)
「だからさ、こうじゃないと持てないじゃない。」
(お互い疲れてるな〜)

「ふぅ〜」
1段落ついてため息などをつくと、もう一方が即座に聞く。
「終わったの?」
相手が終わったかどうかに、とても敏感なのだ。なまじ疲れる作業だし、最後に1人だけ残ってやるのは避けたいのだ。相手も頑張っていると思うとやる気も出てくるが、1人だと面倒くさくなってしまうのが私たちの最近の傾向だ。
ともかくも、2人とも同じ日に終了した。出来栄えに良し悪しもあるかもしれないが、まだ使い込んでいないのでどちらが頑丈かは分からない。いずれ結果は・・・どうなることやら。

夜も宿の前に屋台街が広がる。
ワンタンミーなどを食べつつ夜が更けていく。

●落ちそうな洗面台。(ペナン島)

なぜか中華系の宿には、部屋に洗面台がついていることが多い。
トイレやシャワーがついているわけでもなく、洗面台だけなのだ。

(う〜ん、これって顔を洗うのかな?洗濯もできて便利だけれど・・・)
いつも疑問に思っていたが、今日はさらにあることに気づいた。
この部屋の洗面台は特にそうなのだが、壁から台が外れかかり、一本の鉄の棒で支えられていたりする。怖いので洗い物をするときにも力を入れることはできない。
そういえば、以前に同じペナン島で泊まった宿にも洗面台がついていた。しかも、洗面台付近の床は木造であり、その部分が腐ってしまっていた。そこが抜けそうで怖かった。
おっと、これを書いて思ったが、ここの2階にあるシャワー(兼トイレ)ルームに行く途中の床も抜け落ちそうだ。1階が見えているし、軋む床をあるくのには注意を要する。

こういったアトラクションも安宿の楽しみ(?)かな。

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ミニコラム

++屋台街++
パンタイ通り沿い、銀行街近くにある。日曜日は定休日なので注意。
電源も借りれるし、周りはビジネスマンが多いのでパソコンを開いていても安心。
ペナン島に小沈没。

気が付けば、1週間以上もこの宿に滞在している。宿の値段がマレーシアにしては安いのに、エアコンがついていて快適なこと。そして、近くにある屋台街ではワイヤレスランが使えるので、とてもサイトの更新などに便利なのだ。
バリ島のウブドで、2週間の沈没をしたのも理由のひとつであろう。一度、(移動しない楽さ)を味わってしまうと癖になるのだ。(いけないいけない、、、)と思いつつも、「旅気分」でなく、「居座り気分」から抜けられなくなる。

「最近、何をしてた?」
・・・聞かないで欲しい。
思い出せないくらい、大したコトをしていないのだ。答えられるとしたら、
「屋台街でインターネット。」
「部屋でパソコン。」(windowsに入っているカードゲームが大半。つくづく反省。)
コンピューター三昧なのだ。
お陰で、しばらく構想を練っていた「スーパーぷらぷら」ページも、頼まれていた知人の宿のサイトも出来上がった。
私たちは、(パソコンを開くのさえ面倒だ。サイトの更新なんてもっての外だ。)と思うことが度々あるが、真剣にやると夢中になり、やめられない時もある。やり出すと本当止まらない2人なのだ。

●いつ行くのか、いつ出るのか。(ペナン島)

今回は2度目のペナン島訪問だが、私たちはいつもジョージタウンにいる。
ペナン島と言えばジョージタウンなんだろうけれど(?)、ビーチリゾートというイメージも強い。ビーチと言えば、バトゥ・フェリンギだろう。有名な「深夜特急」の映画の撮影に使われた宿があるのも、バトゥ・フェリンギだ。

バトゥ・フェリンギへは、ローカルバスで行けることが分かっている。1、2泊くらいはしようと思っている私たちではあるのだけれど、いつ行こうかと迷うだけで一向に実行の気配が見られない。
「いつ行こうか?」
「明日、屋台行ってからかなぁ〜」
「バトゥ・フェリンギには泊まるんだよね?」
「なんか面倒だね。日帰りにしちゃう?」
「私も面倒だけど、こんなにダラダラでいいのかなぁ。」
「確かに良くない・・・。」

数日後、
「今日は行こうか。昨夜は荷物もまとめたし、気合で行こうか。」
「なんか熱っぽいんだよね」(→エアコンの当たり過ぎでタカが風邪引いた。)
「じゃ、やめようか。」
「うーーーん、、、」
「じゃ、泊まりはやめよう。日帰りで。」
「そうしよう。」

こんな会話が3、4日ほど続き、ようやく重い腰が上がった。ついに出発である。
しかも、予想通りというべきか予想外いうべきか、日帰りなので宿も変わらずに同じままである。

●バトゥ・フェリンギをぷらぷら。

すぐ近くにあるバス停の物陰で、バトゥ・フェリンギ行きのバスを待った。なかなかやって来ない。かれこれ20分は経っているのではないだろうか。それだけの時間を待っているのに、今までは姿を見せなかった101番のバスが2本連続でやって来た。2本一緒に来ても、乗るのは前のバスだけだろうに、こういう所が要領が悪いというか、時間がいい加減だという印象が残る。バスのタイムテーブルはもちろん存在していないので、あくまでも「適当」のようだ。
30分くらい待っただろうか。ようやくバスはやって来た。

地図で見るとさほど離れていないが、バスはぐるぐる回っているようでなかなかバトゥ・フェリンギに到着しない。バトゥ・フェリンギ行きのバスは少し特殊なんだろう、私たちを含めた外国人が10人弱乗っている。さすが、街から観光地へ行くバスといった感じだ。

バトゥ・フェリンギはペナンでは一番有名なビーチらしいが、観光客の姿はまばらだ。レストランや安宿街、ビーチを散歩したが、「日本の夏の終わり」のような空気が漂っている。
とあるレストランのテレビで、サッカーが放送されていた。コンフェデレーションカップの日本対ブラジル戦の熱い試合のようだ。タカは虜になった目でテレビに釘付けになったので、そこでお茶をすることに決めた。サッカーには興味が薄い私だけど、「お、中田だ。」と懐かしい気分に浸る。海外では、日本人の芸能人や歌手は滅多に見ない。だから、「スポーツ選手は世界的なんだ〜〜。」と実感した。たぶん有名な日本人はスポーツ選手とドラえもんとポケモンだろう。

散歩とサッカー中継、ご飯を食べただけで足を向ける方向がなくなってしまった。飽きたのだ。
仕方ないので(?)、高級ホテルに入り込み、(決して侵入ではない。レストランを見に来たのだ。)トイレをお借りした。マユは久しぶりに便座に座れたので喜んでいる。

それ以上はいても仕方ないと思ったので、帰りのバスに乗りこんだ。
宿に着いて、行くことを知っていた宿のおやじに、
「行ってきたのか?」
と聞かれた。肯定はしたものの、宿を出て帰ってくるまで正味約4時間。本当、何をしに行っていたのか。おやじにもやる気ないのがばれてしまっただろうか。

ここで、格言、
「バトゥ・フェリンギは日帰りではなく、泊まるべし。」
なぜなら、泊まる方が真のダラダラが出来るからである。



オレンジ色のスプーンとフォーク。(ペナン島)

(ああ・・・穴があったら入りたい・・・)
情けない面持ちでマユの方を見る。マユも困った顔をしている。でも、お互い身振りで
(何のこと・・・??)
と、「スプーン」と「フォーク」について聞いてきた屋台のおじさんに告げる。
そもそも雰囲気的にも幾分あやしいだろうが、向こうもそれ以上に聞くわけにもいかないのだろう。でも、屋台のおじさんの視線は厳しく、そして光っている!!回りにいた飲み物屋さんの従業員とも話をしたりしている。

おそらくこんなことを話しているのだろう。
「あの日本人、どうもあやしいよ。」
「絶対、あいつらだよ。」
「全くしょうがね〜よな。スプーンとフォークを隠すなんてせこいよ。」
「ああぁ〜、いやだね〜。」
なんていうのは考えすぎかもしれないが、日本人のイメージを下げるような真似は他の方のためにも慎まないとならない。スミマセンと素直に反省した。

実は、屋台で注文した料理を食べる「スプーン」と「フォーク」が、かなりしっかりしている良いもので、しかも、それが軽かったので欲しくなってしまったのだ。
「買えばいい!」
その通りなのだ。しかし、食べた後にティッシュで拭いてバッグにしまってしまった。そんなわけで、「スプーン」と「フォーク」を探しに来たおじさんに
「知らないか?」
と聞かれても、今さらバッグから出すわけにもいかないし、知らん振りをする以外はなかったのだ。
(返したい気分はあった。情けなかったし・・・。)

そもそも、なぜそんなことをしたのか?
私たちも「スプーン」や「フォーク」は持っているのだ。しかし、最近の荷物軽減運動にて、金属の「スプーン」と「フォーク」は重いのではないかという意見が大きくなってきた。そして、プラスチックの「スプーン」と「フォーク」に目が行ってしまったのだ。
(情けない・・・。)
「これいいよね!軽いし丈夫だよ。貰っちゃおうか?」
「(深いことも考えず)そうだね。そうしたら?(笑)」

あの従業員の光る視線と寂しそうな雰囲気は忘れられない。そして、もう2度とすまい。

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マラッカ中華街にあるホイコーローやさん。肉厚があってジューシーでおいしかった〜!

 
私たちの定番:ワンタンミー(雲呑麺)。だいたいどこで食べてもおいしい。左の写真のように肉がぶら下がっている店が目印。

 
日本食屋で食べたコロッケカレーとコロッケ。味はまあまあ良し。

 

 
左:RADISH CAKEという卵と野菜の炒めもの。右:マラッカで有名なチキンボール。おいしい!!

 
なかなかお目にかからない「自分好みの料理を取っていく方式」食堂。どれもおいしかったのが印象。

 
左:コタキナバルで食べた中華料理。何でもおいしい!右:バトゥ・フェリンギ(ペナン島)で食べたミーゴレン。

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