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チャンパサックなんて名前は、最近初めて知った。 チャンパサックに行くためには、パクセーの南部バスターミナルに行かなくてはならない。私たちは宿の前を通りかかったトゥクトゥクを停めて乗り込んだ。 結局、そのバス・ターミナルからはチャンパサック行のバスは出ていなかった。そして運転手は別のバス・ターミナルを目指した。 ついに運転手も諦めたのか、トゥクトゥクを勢いよく走らせる。途中で客を拾いつつ疾走! 泥だらけの雨で地面がぐちゃぐちゃになっている南部バス・ターミナルには、トラックの荷台を改造したバスが並んでいた。外国人がいる辺りに向かい、チャンパサック行きであることを確認。気持ちよく乗り込んだ! しかし、なかなか、なかなか出発しない。乗客で荷台が一杯になるまで出発しないのだ。仕方なく本を読みながら、雑談をしながら待ち、10時ちょっと前に出発となった。1時間以上待たされたが、これも仕方がない・・・。
フェリー乗り場からチャンパサックの町はすぐ。数分走って、宿の前で降ろしてもらった。ただし、何も言わないとチャンパサックを通り越してしまうので、事前に周りに降りる場所を言っておくか、町並みを知っていることが必要なようだった。 チャンパサックで川沿いの眺めの良い宿に部屋を決めた。小雨が降り続けているが、濡れるほどの雨ではない。 ※ラオスやタイのイサーン地方では、主食は"もち米"である。 宿で自転車を借りて、目的のワット・プーへ向かう。のどかな町並みで、メインの大通りの1本道が続いているだけだ。それも小さな商店や畑、というか雨季なので水溜りがあるばかりだ。昔は地方の政治の中心だったらしいが、とてもそんな風には感じられない。 自転車はあちこち調子が悪いし、なんだかサドルも硬い。お尻も痛くなってくるが、ともかく気合で扱ぐのだ!! 頻繁に雨宿りをしたので、8kmの道のりに随分と時間がかかった。そして、遺跡公園の入り口が見えた。
●ワット・プー遺跡の実際。(チャンパサック)
US3$のチケットを買い、入口に向かう。 崩れかかったリンガが左右に立ち並び、石畳が続く道を進む。左右は池だったようだが、今はその面影があるだけだ。
周囲には崩れた壁の跡や、湧き水の小さな滝などがある。さらに随分と登ったのでそこから眺める景色は素晴らしい。ラオスはどこに行っても自然に溢れている。こうやってちょっと小高いところに登るだけで、山や川、広がる田んぼが視野に広がるのは心に優しい。
いくら水位が上昇しているからと言って、フェリーで対岸に渡るだけで2時間もかかるなんて! (ああぁ〜、また車が泥にはまった・・・。もういいから、あの車は置いて出発して欲しいよ。) ともかく川の反対側に渡るとあとは順調に進める。国道に出るとそこはラック30という場所であり、多くのバスが通るのだ。 「バン・ナカサン」は、ドン・デットやドン・コンからすぐのメコン川ほとりの村だ。船がたくさん出ているアクセスの拠点でもあり、行くことについては何も問題はない。 ちなみに、帰りは宿の人に送ってもらえば1ドル以下で送ってもらうことが可能だ。そう考えると、それが普通の料金であり、すさまじい外国人料金が発生しているということだ。 ラオス南部(パクセー以南)は船に限らず、公共交通機関でも外国人料金というかボッタクリが横行している。今回、旅に出てから、こんなに酷いところはなかった。何だかもう来たくないくらいにひどい。 |
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MR.VONG'S BUNGALOWは、レストランを始めとして全てがメコン川の中にあるように見えた。普段は島の中にあるらしいのだが、川の水位が上昇し、どこまでが川でどこからが島なのかもうめちゃくちゃな状態だったのだ。 --- 南端までは歩いて45分との看板がある。バックパックやディジュリドゥを持っての歩きなのでかなり厳しい。しかも、今にも雨が降り出しそうでもあり嫌な予感もする。でもまぁ、お金の問題だけでなく、なんでもホイホイと高いお金を払うのは気分が良くない。くだらない意地かもしれないが、頑張って歩くことで"少しだけ見返せる"ような気分になるのだ。 「結構遠いね。気合だね、気合。」 しばらく歩いてドン・デットからドン・コンに渡る橋まで辿り着いた。ここにもゲストハウスがあり、部屋を見せてもらう。部屋がイマイチだったこともあり、予定通りMR.VONG'S
BUNGALOWを目指すことにした。 「MR.VONG BUNGALOWはどこですか?」 川沿いには道があった。今はないが道があったようだと、その時にようやく分かった。雨季以外には南端の橋付近から、川沿いに歩いてくる道があるはずだったのだ。 ●メコン川シャワー、電気もない。(ドン・デット) MR.VONG BUNGALOWは雨季で水没した道の影響もあってか、お客がいない。近くのバンガローにもお客はいないようだ。 シャワーはメコン川の水のようだし、電気もない。電気がないからファンもない。宿によっては自家発電があるようで、ところどころ明かりが見えるが、水没した道を歩くわけにもいかず、私たちは暗くなる前には必ず部屋に戻るようにした。 MR.VONG BUNGALOWはかなりの高床式なので、床上浸水の危険は少ない。しかし、対岸に見える電気のある宿は、そろそろ限界に来ている。 私たちはほぼ全ての食事をMR.VONG BUNGALOWで食べた。雨が降っていて余り外出できないこと、夕食はとても外に出られないので、宿で食べるしかない、というのが理由だった。 ●MR.VONG BUNGALOWを訪れた旅人たち。(ドン・デット) 旅立つ前にネットで見たことのある「たる&あいさん」「放浪乙女」の方たちもこの宿に泊まられていた。 日本食をメニューに追加しようと、宿泊した日本人が教えてあげたりしているらしく、情報ノートにも「教えてあげましょう」との記載がある。VONGさんたちもメニューを増やしたいと思っているようだ。 その他にも国境情報や、ラオス北部の記載も充実していてとても生きている情報ノートだった。 「いないよ!」 車はやはり見あたらないので、周りにいるカンボジア人に聞いてみる。 やられてしまった。 イライライラ・・・ それは、ラオス出国側のイミグレーションでのことだった。ラオスのイミグレで、担当官への賄賂を1ドルに値切り、手続きが終わって一安心できるはずだったのに・・・。 行ったり来たり、どうしたらいいかと悩んだし、ドン・デットのオフィスにも電話をかけた。電話はつながらないし、もうドン・デットに戻らない限りどうにもならなそうだった。騙されたお金自体は、1人につき6ドルくらいだろうか。何か自分たちに影響が起こるような問題でもないが、そういった悪意ある行為自体に腹が立つ。 自分たちで、このままカンボジアのストゥンレンを目指すとなると、対岸のカンボジア・イミグレへ。そして、スピードボートでストゥンレンへと向かうことになる。 対岸のカンボジア・イミグレへの船は通常は外国人には2ドル請求するようだが、私たちの現状を知っていて1ドルで連れて行ってくれた。それでも、安くはないが少し嬉しい。対岸のボートの運転手にも、LaneXang
Travel と交渉すればお金は貰える筈だから私たちからはお金を取らずに連れて行ってくれとも言ってくれた。 ちなみにカンボジア側のイミグレ担当官には賄賂2ドルが必要だった。 |
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