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China 中国

【その1】
2005.09.03 〜 09.04 憑祥-南寧-広州
【その2】
2005.09.09 〜 09.10 広州
2005.09.10 〜 09.12 桂林
【その3】
2005.09.13 〜 09.14 貴陽
2005.09.15 〜 09.16 鎮寧
2005.09.16 〜 09.19 大理
2005.09.19 〜 09.21 麗江
2005.09.22 〜 09.23 昆明
2005.09.24 〜 09.27 成都
2005.09.28 〜 09.28 蘭州
【その4】
2005.09.29 〜 10.02 敦煌
2005.10.02 〜 10.03 哈密(ハミ)
2005.10.03 〜 10.06 吐魯番(トルファン)
2005.10.06 〜 10.08 庫車(クチャ)
2005.10.08 〜 10.11 喀什(カシュガル)

2005.10.11 〜 10.15 塔什庫爾干(タシュクルガン)
2005.10.15 〜 10.17 喀什(カシュガル)

2005.10.17 〜 10.19 叶城(イエチョン)
【その5】
2005.10.19 〜 10.21 新蔵公路

2005.10.21 〜 11.04 阿里(アリ)
2005.11.04 〜 11.06 札達(ツァンダ)
2005.11.06 〜 11.07 大金(タルチェン)
【その6】
2005.11.07 〜 11.08 ディラ・プク・ゴンパ(カイラス山)
2005.11.08 〜 11.09 ズトゥル・プク・ゴンパ(カイラス山)
2005.11.09 〜 11.11 大金(タルチェン)
2005.11.11 〜 11.13 バルガ
2005.11.14 〜 11.18 日喀則(シガチェ)
2005.11.18 〜 11.24 拉薩(ラサ)
2005.11.24 〜 11.25 日喀則(シガチェ)
2005.11.25 〜 11.26 シェーカル
2005.11.26 〜 11.27 エベレスト B.C.
2005.11.27 〜 11.28 ダム
【食べ物編】

 

  中国関係リンク 中国ホテル 中国の移動
▼中国の写真 華南編 西南編 シルクロード編 チベット編No.1 チベット編No.2
 
 
  【中国では・・・】 早足でぐる〜っと移動。東は回っていないのと、雲南省も駆け足。次回訪れる時はモンゴルも含め、その辺りにも行きたい。
【感じること】 経済の発展が目覚しいが、公共道徳の欠如は相変わらず。地域によって文化も人種も異なり、魅力ある旅行先なことは確か。
【お気に入り】 ・・・カシュガルとクチャのマーケット、タシュクルガンの絶景、偉大なグゲ遺跡、カイラス山でコルラ、エベレスト。やっぱりチベットかなぁ〜。
【お勧めは〜】 ・・・広いので行きたい場所にスポットを当てること!ウイグルとチベット自治区、雲南省が良かった。。
 

ベトナムから中国へ。やっと東南アジアを出る!

ハノイのホテルを朝に出た。結局、ベトナムではローカルバスに乗ることはなかった。いつもツー リストバスで、白人たちと共に移動してきた。最後の最後にローカルで行こうか?と話になったが 、あいにくローカルだと中国のボーダーまで(バイクタクシーなども含めて)4回も乗り継がなくて はならない。早朝に出て早い時間にボーダーを越えてしまわないと、中国でのホテル探しなどに支 障が出てくるので、乗り継ぐ時間のロスが無駄になる。結局はいつものようにホテルでツーリスト バスの手配をした。

ハノイからボーダーまでは10時過ぎに到着した。馴染みのあるベトナムを後にし、漢字のある世界 へと入って行く・・・。

「名前は漢字で書くとどう書きますか?」
そう言われても・・・。入国審査の時に聞かれて困った。
タカもアルファベットで入れていた名前を漢字で書き直されていたようだ。しかも、「齊藤」の「 齊」がコンピューター上で見つからないらしい。おかしいな、、マレーシアではよく「齊」(野菜 という意味らしい)と書かれた看板を見かけたのに・・・。実はアホとか?
私の名前は平仮名だが、これまた無理矢理漢字に置き換えさせられた。アルファベットで入れれば 良いものを。中国ボーダーは暇なのか(怒笑)?

ボーダーから憑祥まではタクシーでの移動となる。入国の時から一緒だったオーストラリア人とシ ェアして行くことに。運転手は口髭の生えた怖そうなおっちゃんだ。なんかイヤ〜な感じの中国人 である。交渉はスムーズに進み、順調に憑祥まで着いたのだが・・・。

「こっちは白人には20元をもらったが、お前たち2人分の20元はもらってない!!」
らしき言葉を吐く運転手。最初に交渉した時は3人で20元と話していたのに、着いた途端この有様 だ。お互いの勘違いなのかもしれないが、この運転手の怒り方は大人気なく、怒りまかせに吠えて いるだけだ。タカが手で押さえていなければ、手を出してきてもおかしくない。英語をまともに話 せないので、言っている意味もさっぱり分からない。反日感情なんだろか?
一緒だったオーストラリア人が、強く最初に言った料金を主張してくれ、更には、
「この人は私のフレンドだ。彼らを攻めるな。」
みたいなことを言ってくれ、助けてくれた。多分この人がいなかったらお金を多く払わされる運命 だっただろう(白人抜きで、日本人だけでもめるのは多少怖い)。彼はベトナムの時から喧嘩するの が日常茶飯事で慣れているんだと言っていたが。

それから3人で南寧行きのバスチケットを購入した。
憑祥は思った以上に都会で、車の騒音や人混みで騒々しい。想像していた中国は失礼ながら「遅れ た国」だったが、そんなこともなさそうだ。ビルが立ち並び、歩きタバコを吸う人も痰を吐く人も あまりいない。
大変だったのが銀行での両替だ。ATMはなぜか使えないし、ドルキャッシュを元に両替するにはパ スポートのコピーの提出や数枚の書類を書かなくてはならない。ラオスの時も同じくらい面倒だっ たが、中国は更に面倒さが増している・・・。

バス出発までに時間があったので、近くにあったファーストフードでハンバーグを買った。初めて の中国での料理だ。噂通りそれはとても油っぽい。パンも肉も、とてもおいしいとは思えなかった が、値段だけは安かった。

バスも意外にきれい。
オンボロバスを予想していたが、シートは普通にふっくら、広々。他のアジアと変わらない。オー ストラリアのバスより良いと感じられるくらいだ。
最近の中国は電車に対抗し、バスの利便性が向上しているらしい。高速道路が作られ、電車より短 い時間で目的地に着くこと、値段が電車より安く設定されていること。タカの訪れた10年前とは違 い、今は進化した中国なのだ。
(だけど、南寧へ向かう道々でオンボロバスはよく見かけた。南寧の街から離れると田舎だし道は 悪い。まだまだ自然が残る一帯だ。)

途中にミニサイズの桂林やワンウィエンのようなカルスト地形による絶景が数箇所見えた。
姿は美しいのだが、形が歪で奇妙だ。何やら、これらの岩を削り取り、道路の工事用に当てている ようだ。道の両脇にはそれらの岩たちがたくさん積み重なっている。いくら広い中国とはいえ、美 しい自然は残して欲しいものだな〜と漠然と思うのであった。

●密入国?それとも田舎者?(憑祥-南寧)

極楽だと思っていたバスに異変が起きた!!

いや、バス自体ではない。道がいきなり混んだのだ。この辺は田舎であり、車もあまり走っていな いのだからたぶん事故か故障だろう。ああ、早速か・・・。と溜息をつきながらも野次馬根性で車 を降り、現場検証に出掛けた。けれども、歩けど歩けど何も見えない。車はかなりの列を作ってお り、事故からかなりの時間が経っていることを物語る。

私たちのバスの運転手は強い!車がたくさん並んでいるというのに、隙を狙って前に前に進み、抜 かして行く。そして、車の並んでいる間に無理やりにスペースを作り割り込んだりするのだ。乗客 としては嬉しいケド。
しばらくすると、幸運にも車が動き始めた。ラオスの崖崩れの時もそうだったが、事故処理後にも 余り待たされないという"幸運の鍵"が私たちの手元にあるようだ。

事故だ・・・。
それは目を覆いたくなるような実に悲惨なものだった。大型トラックの前方が見事に潰れている。 ガラスは滅茶苦茶に割れ、強いはずのトラックがグチャグチャだ。たぶん運転手は即死か重態だろ う。恐ろしい・・・。
事故渋滞に入る少し手前でぶつかったもう片方の車が引かれているのをタカが目撃した。それも破 損は激しかったようだ。
たぶんカーブでスピードを出して衝突したのだろう。中国人は気質が荒い。少しでも穏やかな気分 で運転してくれるよう、願うのみである。

事故現場も通り過ぎ、落ち着いたかと思った。
2度目の警察(公安)による身分確認がやって来た。治安が悪いのだろうか?この短い距離で2度もさ れるなんて。
普通にパスポートを見せ、簡単にパスした私たち。乗客全部が終わるまで出発を待っていると、突 然!1人の男が警察により外に引きづり出された。
男は下に伏せさせられ、悪いものを持ってないかチェックされている。バスの中にあった、その男 の小さい袋も外に運び出され、
「これは何だ?」
と聞かれている。私たちは、
「何だろうね?もしかして怪しい白い粉とかかな?」
不謹慎なことを考えたが、荷物は単に着替えのズボンのようであった。
それから男は手錠をかけられ、本当の意味で捕まったようだ。
「何だろ?何だろ?」
興味津々に見ていたが、一向に理由が分からない。そのうち大粒の雨が降り出し、男も警察もバス に入ってきた。私たちの座る一番前の席近くの床に男は座らされた。近くに犯罪者(?)がいるのも イヤ〜な気分だ。
単に雨宿りかと思っていた警察たちは、バスの運転手に命令した。何やら、近くの署まで一緒に行 くようだ。

バスは警察が乗っているからか、基本的には安全運転で南寧に辿り着いた。30分ほどの道のりを一 緒に来てしまったのだ。だけど、男が捕まった理由は分からないままだ。たぶん、想像するには、
・中国の身分証明IDカードを持っていなかった。
・中国の身分証明IDカードを持っているが、田舎者は都会に来てはいけないという法則のもと捕ま った。
・彼は実はベトナム人で密入国者だった。
ということなどが想像される。
身分証不携帯では、手錠までかけて厳しく詰問するとは思えない。田舎物説(?)は・・・、そこそ こありえる(?)。ベトナム人説は結構可能性が高い!
ベトナムボーダーからさほど離れていない場所で、検問がたくさんあるのも頷けるし、彼らの中国 語での会話は聞かなかったからだ。

・・・みなさん、どう思います〜??

(犯罪者という別の可能性もありますが。)

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ミニコラム

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最近行った国(ラオス、ベトナム、カンボジア)は中国と同様、左ハンドル・右車線走行だ。中国から香港に入るとそれが全く逆(日本と同じ)に変わる。



●問題の多い夜。(南寧-広州)

南寧へ着いた時は、もう既に夜だった。

移動しっぱなしで疲れていたので、南寧には最低1泊するつもりだった。一緒のオーストラリア人 も一番安い宿へ行こうと誘ってくれている。
とにかく、明日の広州行きバスの時間を調べた。各社の宣伝広告を見ていると、客引きに話しかけ られた。「どこに行く?」みたいなことを中国語で言われたので「広州」と答えると、「これだ!」 と1時間後くらいのVIPバスの広告を指差した。その名も「豪華汽牟」だ。
南寧にはドミトリーがない。一番安いホテルでも結構な金額がかかるので、なるべくは泊まらずに 素通りしてしまいたい。オーストラリア人の彼には悪いけど、今夜中に南寧を出てしまうことにし た。

バスを見てみると"なるほど!"ゴージャスである。
寝台バスを初めて見たが、納得してしまうような凄さだ。2段ベッドが3列で並んでいる。テレビが 置かれていたり、清潔感のあるシーツや布団も各ベッド付いている。初めての寝台バスに少々にや けながら、値段を確認した上でこのバスに決めた。
「あれ?お金が足りないよ。」
130元と聞いていたのに、タカが出している金額は少ない。
「130元だよね。足りないよ。」
「え?何言っているの?103元でしょ!」
とタカが言う。えええ・・・と思ったが、ま、そうかなと思っていると、やはりスタッフが足りな いとジェスチャーする。
「え、、、130元。103元だと思ってOKしたのに!お金が足りないよ!銀行では必要分しか下ろしてな いし・・・。」
困ったのだ!

「キャンセル!キャンセル!」
私たちはあせってスタッフにお願いした。が、この辺の中国人は、ごく簡単な英語も分からないの で全く会話にならない。話せるのは「マネー」、「OK」ぐらいだ。筆談で書く中国語は難しい言葉 の羅列。単語で簡単に書いてくれれば分かりそうなものなのに、外人慣れしない彼らは私たちの分 からない難しい中国語をまくし立てる一方だ。

「ドルでも良いよ。」
スタッフが言って来た。よっぽど客を取りたいのだろう。仕方ないので足りない分をドルで払った 。が、しばらくして、
「ああ少し元を残しておくべきだった!これじゃ軽いご飯1回程度しか食べれないよ。何かあった時 のお金もないし。」
とタカ。確かに〜!
一度払ったお金を返してもらおうと試みるが拒否され、更にはドルを元に変えてくれと頼んでも拒 否。ドルは不要らしいのだ。
再び、「キャンセル!キャンセル!」

だが、キャンセルするには手数料が20%掛かるらしい。もめていると、バスの運転手がドルを元に 両替してやると言ってきてくれた。両替のレートはかなり悪い。が、20%の手数料の比べれば安い もんだ。VIPバスにフラフラついて行ってしまったことを後悔しながらも、結局はそのバスで行く こととなった。
はーー。。。疲れた。なんだか中国って疲れる・・・。

寝台バスは極楽だ。幅は狭いが、シーツなどがとてもきれいなのが良い。私の後ろに寝ているタカ (173mm)は少々不具合のようだ。日本人体型は中国人体型より大きいのか、足を真っ直ぐに伸ばせ るほど丈がないのだ。なるほど。私(164mm)にもぴったりよりややきつめだ。

あまりの極楽に爆睡した私だが、タカの不運は続いていたようだ。外は土砂降りの雨だった。そし て、タカの寝台だけ雨漏り。壁側は水で濡れ、カッパを敷いて水から逃れようと必死に夜の闇を過 ごしていたらしい。かわいそうに・・・。しかもタカの席の窓は黒で塗られており、景色のケの字 も見えない最悪なシートであったようだ。

●早く極楽したい。(広州-香港)

眠い目をこすると、広州到着の朝が見えてきた。
チケットに書いてある到着時間は翌日夕方だったのに、なぜか翌日朝に到着している。数年前のガ イドブックにはそんな早くに着くとは書かれていない。考えてみると、かなりきれいな高速道路を かっ飛ばしてここまでやって来た。たぶん高速が出来てから2、3年なんだろう。到着が半日くらい 早くなっている。中国の発展は目まぐるしい。

なんだ!ここは広州の駅前バスターミナルじゃない!
どこの国でもよく起こることだが、町の外れで下ろすのは本当やめて欲しい。お金が余分にかかる ではないか!
チケット購入の時からお世話になっていたバスのスタッフに市内への行き方を教えてもらった。市 内まではタクシーで20元で行けるらしい。彼にはお手上げ!と敵視してしまった時もあったが、彼 は彼で親切で私たちのためにかなりの時間を割いてくれた(夜のお弁当購入など)。

タクシーで、早朝でも両替のできる白天鶴ホテル(広州5大ホテルの1つ)へ向かった。雨で濡れた貧 乏臭い私たちでは、追い払われてしまいそうな高級ホテルだ。とにかくお金がないと不安なのでひ とまずは両替だ。

「どうしよっか。疲れたね。ここ泊まっちゃうおうか?」
タカ得意のダメダメ意見が飛び出した。面倒くさいことが続くと何でも妥協してしまう性格のよう だ(しかも癖になる)。
ま、それは置いといても広州は行き場がない。というのは、広州は広い都会なので動きにくそうだ し、ホテルも高い。早く香港へも行きたい。
「香港、今日中に行っちゃう?どうせ、すぐに着くんだよねー。」
これには2人意見が一致した。

早速、フロントに聞いてみると、少し離れた中国大飯店からたくさんのバスが出ていると言う。こ のホテルからは午後に1便だけなのだ。広州からの長距離バスの多くは、普通にバスターミナルか ら出るのだが、香港行きは特別でホテルから出ているのだ。
雨がやまないので再びタクシーに乗り、中国大飯店へ向かう。ここも同じく高級ホテル。トイレを 借りちゃったりしたが、洗面台は下から青いランプで照らし出されて雰囲気アリアリである。こう いう時再び、
「いいね。こういうホテル泊まりたいよね。」
と口にしてしまう私たちである。

香港(九龍)行きのバスは、これまたきれいだった。今まできれいなバスにはたくさん乗ってきたが 、このバスは上の上といったところだろうか?シートもリクライニングも斬新だ。進んだ都会へ向 かうのは、やっぱりこれでなければね!

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++ガイドブック++

私たちは「地球の歩き方・中国版」を買って持っているが、大雑把に書かれすぎていて役に立たないことが多い。大まかな予定場所が決まっていたら、例えば「北京版」などを買うと良いと思う。
※もしくは「Lonely Planet」など。