![]() |
旅の日記*一覧 > 旅の日記*地図 |
|
【アンコール遺跡について】 9世紀初め頃にたてられたカンボジア王朝は、アンコール朝と呼ばれる。王都は、有名な遺跡アンコール・トムであった。近くにはアンコール・ワットがあり、それらは、カンボジア北西部の観光都市シエムレアプ市北部にある。
とにかく入った途端、写真を撮りまくるタカとヒロシさん。単にカメラがない私は見るだけ。カメラを持っていないと分かるのだが、カメラを持っているとカメラ越しでしか見れなくなるのだ。「自分の目」を直に見るのもなかなかヨロシイ。 入口を入ると通路が長く続く。通路ももちろん、全て遺跡だ。水(池)の上に、こんな巨大で丈夫な橋を作ってしまう昔の人の技術に驚いてしまう。歩いているすぐ下の石を見ても、消えかかるレリーフが彫られている遺跡の石が普通に並んでいる。
一番奥は塔の中央部分で一番高い部分だ。ここでは急な階段を上がり登る。上からは遺跡を全体的に見渡せ、夕日もここで見ることができる。 アンコール・ワットで、残念に思うことは人の多さだ。どこもかしこも人、人、人で、写真を撮ると必ず人が写ってしまう。こんなに有名な遺跡で、かつ、観光地なので仕方ないのだが、
バンテアイ・スレイとは、「女の砦」との意味らしい。
私もヒロシさんも、以前に来た時は"地雷があるらしい"という話と"遠い"ということで訪れていなかった。気になっていた場所を訪れられるのはそれだけで嬉しい。 物語りを彫ったような美しいレリーフが、保存状態も良く残っている。あまりにきれいな姿で残っているので、最近の修復かな、などとも思ってしまう。実際はどうなのだろう?? リンガが立ち並び、シヴァ神の遺跡であるようだ。他の遺跡でも、仏教と同時にヒンドゥー教の遺跡は各地に残されている。ヒンドゥー教はアジア各地に広がり、そして散っていった。インドを中心とした南アジア、そしてバリ島だけで生き残ったというのはとても面白い。
バンテアイ・スレイへ向かう道を、さらに北上したところに「川の源流」という意味を持つ遺跡があり、それがクバール・スピアンだ。ここはシエムリアプ川の源流で、ヒンドゥー教の聖なるガンジス川に例えられている。 クバール・スピアンはアンコール・トムの遺跡群からかなり離れている。行くまでの道も舗装されておらず、トゥクトゥクで行ったら酔ってしまいそうな道のりだ。ガイドであるキーさんの車は、カムリの4WDなので余裕顔で走らせている。 駐車場から40分ほど歩くと言う。気合である。
一番上にはヒンドゥーの神様などのレリーフが見れる。川の水流は、さほどの勢いではないが、何百年と石の彫り物が水中に存在しているとはびっくりだ。遺跡のある一帯は、静かで思いっきり山の中。こんな中に遺跡があるとはとうてい思えない。発見者は凄い! アンコール・ワットの華やかさに比べ、ここは人気がない。しかも1日のみの入場券でこんな辺鄙な場所まで来てしまう私たちも凄い(3日券などの人が来ることが多いらしい)。ここでの往復にかなり時間を費やしてしまったので急いでアンコール・トムの方へ戻った。 ●コケとカビと静寂と。(タ・プローム)
遺跡の中には、樹木と共存している遺跡がたくさんある。大きな幹を持つゴツイ木と、歴史を物語るレリーフが相性良く絡み合っている。レリーフは修復されていないので、組み合わせがバラバラだったり消えかかっているものも多い。その中で、なぜかデパター(女性像)の姿だけがきれいに残っている。他から持ってきたものなのか、偶然残っているのか、どちらだろう・・・? 遺跡は次々に増築されたらしく、奥行きがある。遺跡自体の数も多く、迷路の中に入り込んでしまったような感覚に襲われる。遺跡の石の大部分は崩れ落ち、時代を感じさせるように下に積み重なってコケを生やしている。これらの落石の影響で歩けないゾーンもあるし、通行止めになっている部分も多い。ふと1人でフラフラ彷徨っていると、歴史ある遺跡の真っ只中にいると実感できる。静かに風が吹き、何年も"そこ"に存在する石の「緑の世界」に胸がドキドキしてしまった。遺跡はやっぱり1人で静かに見るのに限る!(鼻息荒く。) タ・プロームは、日本人に人気のある遺跡らしい。うむうむ、自然と一体化された静かなこの遺跡を気に入る気持ち、私もやっぱり日本の心を持っているのだ。 |
|
|
●高所恐怖症。(タ・ケウ) タ・ケウはピラミット式寺院のひとつで、上に行くほど小さくなっている遺跡だ。ここは石を積み上げた状態で、未完成のまま放置されているというちょっとびっくりな遺跡でもある。 ピラミット式だからなのか、王の趣味なのか分からないが、上に上がるのにとても急な階段を登らなければならない。これはかなりキツイ。今では観光客のために多少整備がされているが、当時は登るのは危なかっただろう。石は運が悪ければ崩れ落ち、一環の終わりだ。少し高所恐怖症のケがある私は、恐る恐る階段を登った。2段階が終わった時点で登るのをやめようと思ったが、タカもヒロシさんも上にいたので私も頑張って上まで行った。 途中で放置してしまったからか、ここのレリーフは特別見どころがない。どちらかと言うと、建物の造りが特徴的だ。ただ、遺跡はとても高いので見晴らしも良く、風の当たりも良い。 ●象のテラス(リアン・チョル・ドムレイ)
象のテラスは外から撮るだけにしようと考えていたが、せっかくなので入ってみることにした。 遺跡は数メートル高く作られており、それらをガルーダとライオンが一体化した石像が支えている。中央には長い橋(通路)が丈夫に作られており、王宮までつながっている。橋の周りにはいくつもの遺跡の残骸(石)が人工的に並んでいる。きっと昔は通路周りに縁取り、もしくは階段みたいなものがあり、それが崩れてこうなっているのだろう。王宮は立ち入り禁止だった。つまらない。
ワット・プーやボルブドゥール、アユタヤ、スコータイ・・・世界遺産も含めていろいろな遺跡を見た。世界遺産と言っても、素人には「はぁ?」という程度の遺跡もある。 そんなわけで、遺跡マニアではないけれど、ちょっと有名な遺跡を見てみよう、という場合にはアンコール遺跡がオススメです。 ・それぞれの遺跡の規模が大きい。 ●カンボジア焼肉。安い!(シエムリアプ)
"20ドルなり!" 日本人の感覚から言うとかなり安い。カンボジアではその値段が普通なのだろうが、外国人旅行者が行くマーケットなどの近くだと"外国人料金"があり、高いらしい。情報ノートにも、いくつかの書き込みがあったし、アンコール遺跡をガイドしてくれたキーさんもそう言っていた。 私たちは、キーさんに旅行者があまり行かないような、カラオケのある焼肉屋さんに連れていってもらったのだ。キーさんの奥さん、弟なども含めてなかなか賑やかな焼肉だった。 焼肉のスタイルは、タイなどと同じ。 |
|